ウェルスナビのメリットとデメリットを解説。おすすめなのか?

こんにちはフミです。

今回は私が資産運用の一つとして利用しているウェルスナビについて書きます。

2017年の6月20日頃から利用し始めているので約20カ月ほど経過しています。一時期マイナスになる場面もありましたが順調に運用できています。

まずウェルスナビってなにかととっても簡単に言いますと知識不要でほったらかしでできるロボアドバイザー投資です。

今回はメリットとデメリットを解説し、おすすめの理由も解説していきます。

ウェルスナビのメリットとは?

ウェルスナビのメリットを解説します。

 ほったらかしで運用ができる

投資をはじめようと思うと上の図の下のようにやらないといけないことが沢山あります。

ウェルスナビならば投資の初心者でも、世界水準の資産運用をすべて自動で行ってくれるのが魅力です。

全六問の質問に答えることで許容リスク(5段階)を診断し、それに合わせて投資先を自動的に組み合わせて運用してくれます。

つまりお金さえ入金すれば、後は自動で投資してくれるので、ほったらかしてOKです。

なので難しい知識などもいらないので投資初心者におすすめです。

資産の配分を最適に保つ

ウェルスナビは個別にポートフォリオをモニタリングしバランスが一定以上に崩れた場合や前回のリバランスから半年以上経過した場合は自動でリバランスしてくれます。

昔ながらの投資ならばすべて自分でしないといけませんでしたので、非常に助かりますし時間の短縮にもなります。

税金を自動最適化してくれる(DeTAX)

分配金の受け取りやリバランスなどによって生じる税負担の一部または全部を、保有銘柄の「含み損」を実現して「利益」を相殺することにより、税負担を翌年以降に繰り延べる機能です。(引用:ウェルスナビ公式サイト

簡単に説明すると税金の負担をなるべく少なする機能です。

注意点としては税負担を必ず繰り延べることを保証するものではありません。

どれぐらい効果があるのか?

ウェルスナビ株式会社CEOの柴山さんはインタビューでは

運用手数料は1%ですが、多くの場合、「DeTAX」(デタックス)の機能により年間0.4~0.6%程度の負担減となるため、事実上のコストはそれよりも少ないものになるでしょう。(引用:「WealthNavi for SBI証券」のウェルスナビ株式会社 柴山CEOへインタビュー

確定申告の必要がない

特定口座(源泉徴収あり)にしていればウェルスナビが自動的に税金の計算や納付を行なってくれるの確定申告の必要はありません。

ウェルスナビは海外ETFの運用を行っているので配当が2重課税になっているので外国税額控除という控除を適用すれば配当に対する余分な税金を取り戻すことができます。(確定申告の必要があります)

運用資金をリアルタイムで入金

ウェルスナビはクイック入金が可能です。

24時間365日リアルタイムでWealthNaviの口座へ入金できます。もちろん振り込み手数料も無料です。

下記いずれかの金融機関のインターネットバンキングサービスのご利用が必要です。

  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • ソニー銀行
  • イオン銀行
  • じぶん銀行

感情に左右されず自動で積立

ウェルスナビなら毎月1万円から自動で積立ができます。月1回定額のほかにも、月5回定額、複数回定額、カスタムコースなどが選べます。

積立投資を行うことで、為替やその他の経済情勢に左右されることなく、淡々と積立投資ができます。

一回設定すれば、ぞれが自動で継続されるのでほったらかしで簡単です。

最短でその日の夜から運用

ウェルスナビは他のロボアドバイザー投資に比べ入金から投資までの開始期間が短い。最短でその日の夜に自動でETFを買い付け、翌日の朝にポートフォリオを確認できます。

スマホアプリがある

ウェルスナビにはスマホアプリがありますので、いつでも運用実績の確認や出勤が可能です。

メリットのまとめ

  1. 投資の知識がなくても始められる
  2. 安定した資産運用が可能
  3. 運用成績を自動的に最大化してくれる
  4. 確定申告の必要がない
  5. 振込手数料なしでクイック入金できる
  6. 為替や経済情勢に左右され運用できる
  7. 運用開始までスピードが速い
  8. 手軽に管理運用できる

初心者が簡単に最大限の利益が上げられそうだと思いませんか?特に時間の無い方にはうってつけだと思います。

私も実際にウェルスナビを利用していますがかなり楽で満足しています

ウェルスナビの公式サイトは下の画像をクリック↓

ウェルスナビのデメリットとは?

もちろんメリットだけではなくデメリットもありますので解説していきます。

自分で投資するより手数料が高い

ウェルスナビの手数料は預かり資産が3000万までは預かり資産の1%(年率、消費税別)、預かり資産が3000万以上の場合は0.5%(年率、消費税別)です。

投資信託の信託報酬が安いものであれば0.1~0.3%ぐらいなのでそれと比較すると手数料は高いといえます。

もうすでに自分でポートフォリオを組んで運用している人にしてみれば高いと思います。

しかし投資初心者にとって1%の手数料はかなり良心的だと感じます。ロボアドバイザーなしで同様の運用をしようとすると様々な手続きをしないといけません。それを考慮すると良心的な手数料だと感じます。

始めるの10万円必要

ウェルスナビを始めるには最低10万円が必要になります。

投資の経験がないのなら10万円は大金だと思うかもしれません。

投資額が少なすぎると、安定した運用を行うために必要な銘柄を買いきれない可能性があるのです。

非課税口座に対応してない

NISAや積立NISAに対応していません。商品の性質上、積立NISAとはかなり相性がいいのですが現状は対応していません。

これはウェルスナビだけでなく他のロボアドバイザー投資についても非対応です。

短期的に大きな利益は見込めない

ウェルスナビを含めたロボアドバイザー投資は10年以上の長期的なスパンで考える投資です。先物や仮想通貨やFXなどのように短期的には大きな利益をあげることはありません。

長期だと、ギリシャ危機やリーマンショックなど金融危機もありましたが、1992年から25年間積立投資をしていれば評価額は元本の約2.4倍になるそうです。

上のシミュレーションはウェルスナビの公式サイト公開されているもです。

最初から長いスパンで利用するサービスだと知っておけば問題はないはずです。

元本割れのリスクがある

投資ですのでもおちろん元本割れのリスクはあります。

決済をしないと利益でも損失でもありません。

長期投資をすることによって元本割れのリスクはかなり軽減されます。

一時的に赤丸囲んでいる部分のようにマイナスになることはありますが、その後はプラスに回復してきています。

当たり前の事ですが投資資金は生活に必要ない余剰資金で行いましょう。

為替相場の影響を受ける

ウェルスナビは海外ETFで投資をおこなうため、為替相場の影響をうけます。下のように円建てとドル建てで評価額が表示されます。

為替相場もかなり変動がありますが、その影響を減らすためには長期で積立投資をすることでかなり影響は減らせます。

出金に時間がかかる

平日の20時までに出金依頼すると3営業日後に銀行口座に送金されます。平日20時以降だと4営業日後に銀行口座に送金されます。

投資資金は生活に必要ない余剰資金で行っていれば急に出金する必要はないので出金に時間がかかっても大丈夫ですね。

倒産リスク

可能性はかなり低いとは思いますが、会社なので倒産のリスクはあります。

結論は銀行と同じように1000万まで補償されます。

これはウェルスナビの公式サイトに

お客様の全資産は、当社が保有する資産と明確に区分して分別管理することにより、万が一当社が破綻しても確実に保護されます。さらに、破綻したときに分別管理に不備があった場合でも、返還できないお客様の資産について日本投資者保護基金が1000万円まで補償します。(引用:ウェルスナビ公式サイト
と書かれています。

このことより投資額が1000万円以下なら倒産リスクを心配の必要はありません。

デメリットのまとめ

  1. 煩雑な作業の手数料としては良心的
  2. 安定したポートフォリオ作成にはある程度の資金が必要
  3. ロボアドバイザー投資は非課税口座に対応してない
  4. 長期投資を前提としたサービス
  5. 長期投資で元本割れのリスクを減らす、投資は余剰資金で
  6. 積立投資で為替の影響を減らす
  7. 余剰資金で運用しているはずなので急な出金は必要ない
  8. 1000万円までは倒産しても大丈夫

メリットもたくさんありますがデメリットもたくさんあります。ほとんどのデメリットはウェルスナビの本来のサービスの利用の仕方をしてればほとんど問題ありません。

ウェルスナビは何に投資しているの?

海外ETFに投資していると書いていますがどのようなETFに投資しているか見てみましょう

かなり簡単な説明ですが

米国株(VTI)

アメリカの主要企業の株式。その平均株価で値動きする。
代表的企業はAmazon、Facebook、Apple、マイクロソフトなど。

日欧株(VEA)

先進国のうちアメリカ以外の主要企業の株式。日本企業もここに含まれます。その平均株価で値動きします。
代表的企業はトヨタ、ネスレ、ユニリーバなど。

新興国株(VWO)

上記2つに含まれる国を除く23か国の主要企業の株式。主に中国、台湾、インドなど。その平均株価で値動きします。

米国債券(AGG)

アメリカの優良債権を投資対象とした上場投資信託

金(GLD)

金(ゴールド)を投資対象とした上場投資信託

不動産(IYR)

アメリカの不動産を投資対象とした上場投資信託

リスクの許容度を少なくすればするほど債権の割合が増えてきます。

ロボアドバイザー投資を投資初心者にすすめる理由

ウェルスナビのメリットやデメリットやどんなものに投資をしているか書いてきましたが、ロボアドバイザーのサービスは利用するべきなのか?

投資初心者には是非利用してほしいサービスです

理由としては

  1. ほったらかしでお金が増えてくれる
  2. 最適な銘柄を選んでくれる
  3. 相場の状況に一喜一憂しなくてすむ

今まで投資をしてうまくいってない人にも利用してほしいサービスです。コストは増えるかもしれませんが、手間が格段に少なくなり、時間を節約することができます。

まとめ

ウェルスナビのメリット、デメリットを解説してみました。

資産運用の王道の「長期・積立・分散」をサポートするウェルスナビがおすすめです。

私も実際に利用していますが、満足しています。

ウェルスナビの公式サイトは下の画像をクリック↓

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