内子町の小田から地域の活性化を目指す『どい書店』

みなさんこんにちは

フミです。

今回は愛媛県内子町の小田にある昭和元年に建てられた古民家を利用した『どい書店』さんを紹介します。

『どい書店』さんはテレビの取材や雑誌の取材なども受けています。

内子町とは?

愛媛県の南予に位置する町で、古くから大洲街道の交通の要衝として、四国遍路の通過地として栄えた町です。

江戸から明治にかけ、和紙と木蝋の生産で栄え、特に木蝋は品質の高さで海外でも評価されるほど名を馳せ、最盛期には全国生産の約30パーセントを占めた。

大正以降は、石油や電気の普及によって木蝋生産は衰微したが、当時の繁栄ぶりを伺わせる商家群の町並みを「八日市道路」に沿って見ることができる。

この歴史的な町並みは、1982年(昭和57年)に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。

内子町について詳しく知りたい方はこちらを読んでください

今回はほかではあまり見ることができない、江戸時代から明治時代の町並みを見ることができる愛媛の内子町を紹介します。八日市・護国地区には、繁栄をしのばせる白壁・土蔵の建物が約600mに渡って続いています。

内子町の小田とは?

内子町の小田は2005年に内子町と五十崎町と小田町が合併し、新しく喜多郡内子町が発足しました。

肱川の支流である小田川の上流域にあり、四国山地の中にある山村です。

東部は標高が高く四国最大のスキー場SOL-FAオダもあります。

標高が高いこともあり、夏場は涼しく、冬場は積雪もみられる。

内子町の小田にある『どい書店』とは?

『どい書店』を運営しているのは兵庫出身の現役東京大学院生が休学し、内子町の地域おこし協力隊に挑戦している岡山さんです。そして30歳で内子町を牛耳るのが野望だそうです

岡山さんの目的は旧小田町エリアの活性化です。

その中でも

  1. 空き家・空き店舗の活用
  2. 小田地区商店街の活性化
  3. 小田地区全体の情報発信

の3つをメインに活動しているそうです。

この3つが同時に行われているのが『どい書店』さんです。

『どい書店』さんの建物は『旧土居書店』さんで、それをリノベーションして今の『どい書店』さんになっています。

『どい書店』さんは、まちの図書館、イベントスペース、ミーティングスペース、シェアハウス、地域の子供達の遊び場など多用途に使われています。

書店とはなっていますが現在は本の販売は行っていません。ですが今年中に本の販売を始めたいそうですので皆さん協力をお願いします

本を持っていったお礼にTシャツと温かいコーヒーをいただきました

『どい書店』のCM

『どい書店』にはどんな人たちがいるの?

シェアオフィスやシェアハウスの住人には20代の若きクリエーターがいます。

動画編集者、写真家、シンガーソングライターなどクリエイティブな才能が、古民家で山あいの自然がいっぱいの場所との化学反応はこれから非常に楽しみです。

『どい書店』でできること

  • シェアハウス
  • シェアオフィス
  • イベント利用
  • 観光案内
  • 移住相談
  • 立ち読み?座り読み?

などができるようです。

『どい書店』の場所、アクセス、駐車場

『どい書店』の場所

住所:〒791-3501 愛媛県喜多郡内子町小田118

『どい書店』へのアクセス

松山市から約40キロあり、車で約1時間ほどで着きます。

最寄りのICは内子五十崎ICでそこからは約20キロあり、約30分で着きます。

冬場は雪が積もることがある場所なので十分に気をつけてください

『どい書店』の駐車場

どい書店から徒歩1分ぐらいの所にある伊予銀行小田支店の跡地の駐車場に駐車できます。

この駐車場は所有している (株)藤岡林業のご好意で開放してくださっているそうです

内子町の小田を散策して昭和を感じる

まずは

どい書店で昭和を感じる

2020年の2月29日までお休みだったそうですが・・・そんなお知らせ未確認で行ってしまい大変申し訳ないことをしてしまいました。

ツイッターのアイコンとメガネをかけた岡山さんが同一人物だとわからず・・・

さらに岡山さんの名前を間違って覚えてしまっている大失態・・・穴があれば入りたい状態です。

一応本を持って行ったので許してくれていると勝手に思っています。

昭和元年に建てられたしっかりとした古民家です。

中は昭和初期のままで所々に現代のが垣間見える何とも不思議な空間です

岡山さんはなにかの会があるにもかかわらず、どこの馬の骨かもわからないかつアポなしで訪れるような私にも丁寧に対応していただきました。

岡山さんは若者の暮らしやすい田舎を作るために、田舎を支えている団塊の世代と若者たちとの架け橋になりたい。

現在団塊の世代は70歳こえたぐらいで、健康寿命的にも体がしっかり動くのは残り十年ぐらいです。

その10年間で団塊の世代から田舎での生活の仕方を吸収し、これから先も住みやすさ、暮らしやすさを保たないと本気で田舎はヤバいのです。

このようなことおっしゃっていたと思います。(かなり意訳かつ私の主観も混ざっています)

私がブログで四国の事を発信しているのも同じような理由です。

いきなり住めとはいいません。いい所を紹介し、まず田舎を知ってほしいのです。

そして一度訪れて何かを感じる人が一人でもいて、その何かを感じて住みたいと思う人がいないと、遠くない未来に四国はかなり危機的状況になるのです。

小田の町を散策

たらいうどんが有名小番食堂

小田で一番おいしいたらいうどんが食べられるそうです。

小田のインスタ映えスポット?

診療所の外にあるベンチがハートと羽根でしっかり作り込んだらインスタ映えするかもしれません。

いい雰囲気の八坂神社

田舎の静かな神社で土俵?土俵跡などもありました。

雛人形が飾られている高橋旅館

もともとは、どい書店で飾られていたそうですが現在は高橋旅館で飾られています。

小田を散策して昭和を感じる

デザインは今でも通用するがこの色落ち具合がさらにいい雰囲気をプラス。

いろいろな物が雑多に置かれ昭和を感じる

祖父母宅を思い出すような物干しざおや薪

どんな細い道でも大丈夫な車

などなど昭和な雰囲気、古き良き田舎を感じることができました。

『どい書店』のまとめ

岡山さんがびっくりするぐらい優しく、子供から老人までがふれあえる場所です

これから田舎と若者、田舎とクリエイティブな才能の化学反応に期待できる。

ブログで紹介したことで少しでもお手伝いになっていれば嬉しい限りです。

今回はアポなしで訪れましたが、次に訪れる時は時間をとって『どい書店(10D2K(10部屋1土間2台所))』の中をしっかり探検したいと思います

『どい書店』の情報まとめ

住所

〒791-3501 愛媛県喜多郡内子町小田118

アクセス

松山市から約40キロあり、車で約1時間ほどで着きます。

最寄りのICは内子五十崎ICでそこからは約20キロあり、約30分で着きます。

冬場は雪が積もることがある場所なので十分に気をつけてください

営業時間

11:00~21:00

不定休

HP

もっと詳しく知りたい方は公式のHPを見てください

どい書店公式HP

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