古い町並みが保存され江戸・明治にタイムスリップできる内子町

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こんにちはフミです。

今回はほかではあまり見ることができない、江戸時代から明治時代の町並みを見ることができる愛媛の内子町を紹介します。

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内子町とは?

愛媛県の南予に位置する町で、古くから大洲街道の交通の要衝として、四国遍路の通過地として栄えた町です。

江戸から明治にかけ、和紙と木蝋の生産で栄え、特に木蝋は品質の高さで海外でも評価されるほど名を馳せ、最盛期には全国生産の約30パーセントを占めた。

大正以降は、石油や電気の普及によって木蝋生産は衰微したが、当時の繁栄ぶりを伺わせる商家群の町並みを「八日市道路」に沿って見ることができる。

この歴史的な町並みは、1982年(昭和57年)に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されている。

内子町へのアクセス、駐車場

内子町を観光する場合大きく二つに分けることができます。

一つ目は重要伝統的建造物群保存地区である八日市護国の町並みから、内子座に至るまでの中心市街地スポット歩いて町を散策する町歩き。今回はこちらの紹介

二つ目は泉谷の棚田や小田深山渓谷などを車でまわる、大自然スポットです。

内子町へのアクセス

車の場合

松山ICから内子五十崎インターで降りるルートで約38キロ約30分で着きます。

電車の場合

松山駅から特急を利用すると約25分で内子駅まで着きます。
松山駅から普通を利用すると約50分で内子駅まで着きます。

内子町中心部の駐車場

(参照元:うちこまち歩きマップ

内子町の中心部には3つの駐車場があり

地図の上の方にある町並駐車場は有料で普通車300円、大型バス1020円です。

地図の下の方にある駐車場は無料です

内子町中心部のモデルコース

内子町の中心部の観光はすべて歩いてまわることができます。

木蝋生産の拠点でもあった八日市護国から内子座まで歩いてまわると約2~3時間でまわることができます。

内子駅や内子座周辺の駐車場からスタートするルートと、巨大な市営駐車場がある高昌寺からスタートするルートがあります。

内子駅や内子座周辺の駐車場からスタートするルートでは内子座からはじまり、商いと暮らし博物館や下芳我邸などをとおり、八日市護国に入ります。

巨大な市営駐車場がある高昌寺からスタートするルートは、内子駅や内子座周辺の駐車場からスタートするルートの全く逆のルートを通ることになります。

内子座からスタート

木造劇場で、木蝋や生糸などの生産で栄えていた時代に、芸能、芸術を愛してやまない人々の熱意によって建てられました。

農閑期には、歌舞伎や文楽、また時には映画や落語などが演じられ、この劇場は当時の人々の心の糧、文化的な拠り所として愛された。

入場料:大人400円 小人 200円

内子座では舞台にたつこともできました。奈落も見学が可能です。

↓徒歩約3分・約180m

内子町ビジターセンター「A・runze」&まちの駅「Nanze」

内子町ビジターセンター「A・runze」では内子町の観光の様々パンフレットや大きい画面でインターネットで観光情報を収集することができます。

むかしは内子警察署の建物だったそうです。

まちの駅「Nanze」は「Made In Uchiko」をテーマに内子町のいいものだけを集めたセレクトショップ。店内は手づくりケーキを揃えたカフェスタイルになっていて、ランチプレートも楽しめます。

↓徒歩約2分・約120m

商いと暮らし博物館

商家の建物をそのまま利用し、大正10年の頃の商家(薬屋)の暮らしを、人形と当時の道具類を使って再現しています。

また、蔵一階では内子町の歴史について時代をおって解説しています。

見学料:大人200円 小人 100円

↓徒歩約5分 約350m

大森和蝋燭屋

江戸時代から続く伝統を守り続けている老舗。和蝋燭は溶かした生蝋(きろう)を手ですくい、灯芯(とうしん)を回しながら年輪のように幾重にも塗り重ねて仕上げる逸品。職人の技によって、1本1本手間をかけて作られています。

店の中では和蝋燭も売られています。

↓徒歩約3分・約170m

本芳我家住宅&大村家住宅(どちらも非公開)

本芳我家住宅は木蝋生産で財を成した豪商の屋敷で、上芳我邸の本家にあたります。建物の随所に漆喰を使った鏝絵、懸魚や鬼瓦などの上質の意匠が見られます。住宅内部は非公開ですが外観と庭園は見学できます。

大村家住宅の大村家の母屋は、寛政年間(1789~1801)の建築と言われ、内子の町並みの中で最も古い民家の一つです。平成21~24年にかけて修理され、当初の姿に復元されました。

↓徒歩約3分・約150m

木蠟資料館 上芳我邸

上芳我邸は、江戸時代から明治時代に木蝋生産で栄えた商家です。居住施設と木蝋生産施設合わせて10棟が、国の重要文化財に指定されています。邸内には木蝋生産の行程を紹介した展示棟もあり、豪商の暮らしと、木蝋産業について見学できます。

見学料:大人500円 小人 250円

このようなモデルコースがあります。

お得な情報

内子座と商いと暮らしの博物館と木蠟資料館上芳我邸を別々に入館料、見学料を払うと

400円+200円+500円=1100円なんですが三館セット券だと900円で買うことができます。

200円もお得です。

他の見どころ

森文旭館

旭館は、大正14年竣工の常設活動写真館です。昭和43年に閉館されましたが、平成25年に保存会が結成され年に数回イベント開催されています。

お昼ご飯は?

2~3時間歩くでのお腹がすくと思います。

そこでおすすめのご飯屋さんを紹介です。

『魚林 りんすけ』

創業120年料亭魚林(うおりん)に併設する食事処「りんすけ」。生産量日本一の愛媛宇和海のおいしい鯛と内子産EMハーブ卵を使用した名物「鯛めし」が有名です。

メニューは他にもあります

 

場所は

駐車場はまちの駅「Nanze」さんのを利用してOKみたいです。

まとめ

八日市・護国地区には、江戸から明治にかけての繁栄をしのばせる白壁・土蔵の建物が約600mに渡って続いています。

歩いて2~3時間でほとんど見て回れるので四国内の人なら日帰りでも観光できます。

そして宇和島鯛めしまで楽しむこともできます。

江戸から明治へタイムスリップしてみませんか?

あわせて読みたい記事

『木蝋と白壁のまち』として知られる内子町。内子フレッシュパークからりでは町内の農作物だけを限定して販売する直売所、本場ドイツで3年間学んだ技術で製造したハム・ソーセージなどが人気。農家のお母さんの味が楽しめる「あぐり亭」など、自然の中でゆっくり過ごせる施設です。
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