衣類乾燥器を比較『乾太くん(かんたくん)VSドラム式洗濯乾燥機』

みなさんこんにちは

フミです。

梅雨の時期は洗濯物がなかなか乾かないですよね。

そして花粉症の人は、毎年春先は洗濯物をなかなか外に干せないですよね。

それを解決するためには室内干しという方法がありますが・・・

もうすでに家を建てている人で室内干しのスペースがない人もいるのではないでしょうか?

そこで洗濯物を乾燥させる乾燥機のガスを熱源とした乾燥機の乾太くん(かんたくん)と電気を利用したドラム式洗濯乾燥機の比較をしてみます。

すでに建築済みの方はガスの配管などの関係からドラム式洗濯乾燥機をおすすめします。

これから家を建てようと思っている方は乾燥機を利用するのならどちらが自分に合っているのかしっかり検討して採用してください。

ガス衣類乾燥機の幹太くん(かんたくん)とは?

(引用:リンナイHP)

『乾太くん』とはガス器具メーカーのトップブランドであるリンナイさんが製造しているガスを熱源とした衣類乾燥機のことです。主なガス会社さんが取り扱っています

熱源がガスなので非常にパワーがあり、80℃以上の温風で乾燥させるので乾燥の時間も早く、仕上がりもふんわりやわらか、さらに生乾き臭も心配もないそうです

そして天候を問わず一年中活躍します(リンナイのHPより勝手にまとめ)

ドラム式洗濯乾燥機とは?

説明は不要かもしれませんが、最近はやりのオシャレなドラム式の洗濯機のことです。

縦型洗濯機と比べると使用する水の量も少なく、ランニングコストが低い洗濯機です。毎回の選択にかかるコストが減ることに加え、洗剤を高濃度で使用するので皮脂汚れにも有効。しかし製品の価格が高い。

洗濯機の乾燥って電気代もかかるし、時間もかかるし、においも残ると思っている人もいるのではないでしょうか?

一昔前の洗濯機の乾燥は時間もかかり、電気代もかなりかかっていました。ですが最新のヒートポンプ式の乾燥機能がついている洗濯機はカタログ上は時間もかなり短く、電気代もかなり安くなっています。

乾燥器を比較『乾太くんVSドラム式洗濯乾燥機』

それでは乾燥機の比較をしてみます。実際に使っていませんのでカタログ及びHP上の情報から比較させていただきます。

比較する機種は?

  • 乾太くん5kg(ガス式)
  • NA-VX900A(ヒートポンプ方式)
  • TW-127X8(ヒートポンプ方式)
  • BD-NX120E (ヒートリサイクル方式)

比較する項目は

  • コスト
  • 時間
  • 設置スペース
  • 手間
  • 仕上がり

乾燥機のコストを比較

コストには設置費用や購入費用などの初期コストとランニングコストの二つのコストがあります。

初期コスト

乾太くん5kg

の設置コストをネットなどで調べると下のようになりました

新築時に設置する場合は10~20万

後で設置する場合15万~25万

+縦型の洗濯機の約8万円(価格.com洗濯容量9kg以上のもので売れ筋の商品)

ドラム式洗濯乾燥機

NA-VX900A 約25万円(価格.comでの最安値)

TW-127X8 約20万円(価格.comでの最安値)

BD-NX120E 約25万円(価格.comでの最安値)

ランニングコスト

乾太くん5kg

乾太くんのランニングコストは一回当たりHPによるとLPガスの場合63円でこれを毎日行う。一日一回乾太くんを利用すると一年間のガス代は約23000円。

乾太くんの耐用年数はドラム式洗濯乾燥機より簡単なので20年持つとする

縦型洗濯機は10年で買い替えとする

ドラム式洗濯乾燥機

ドラム式の一回当たりの乾燥の電気代(洗濯乾燥時-洗濯時=)は22円~29円で今回は計算を簡単にするために25円で計算する。こちらも一日一回利用すると一年間の電気代は約9000円。

ドラム式は縦型洗濯機同様に10年間で買い替えるものとする

トータルコスト

今回は40年間のトータルコストを考える

乾太くんのトータルコスト

乾太くんの初期設置費用を20万

20年後の交換費用を10万

洗濯機は10年後、20年後、30年後の計三回なので8万円×3回=24万円

ガス代が23000円×40年=92万円

となり40年間で146万円

ドラム式洗濯乾燥機

洗濯機は10年後、20年後、30年後の計三回なので25万円×3回=75万円

電気代が9000円×40年=36万円

となり40年間で111万円

乾燥時間を比較

時短のために導入することもあると思いますので乾燥時間の比較をしてみたいと思います

乾太くんの乾燥時間

ガスのパワーで5キロの洗濯物を約52分で乾燥することができます。

さらにその間は洗濯機もあくので乾太くんで乾燥している間にもう一回洗濯することができます。

ドラム式洗濯乾燥機の乾燥時間

一昔前までは3時間も4時間もかかっていたようですが、最新のヒートポンプ式の乾燥機能を持っている製品ではカタログ上はかなり乾燥時間は短くなっているようです

NA-VX900Aですと98分-32分=66分で乾燥できるとカタログには書かれています

TW-127X8ですと108分-35分=73分で乾燥できるとカタログには書かれています

BD-NX120Eはヒートリサイクル方式で165分-33分=132分でヒートポンプ式の約2倍の時間がかかるようです。

ドラム式洗濯乾燥機は乾燥中は次の洗濯ができません。

ですが4人家族の一日の洗濯物の量は約5キロと言われているので、一日に何度も使わないと思います

実際の時間?

某雑誌の実測運転時間は

NA-VX900Aは洗濯から乾燥まで約3時間

TW-127X8は洗濯から乾燥まで約4時間

BD-NX120C(2018年モデル)は洗濯から乾燥まで約4時間20分

と書かれていました

設置スペースを比較

乾太くんは洗濯機の上に設置する場合がほとんどなので、洗濯機の上の部分のスペースがつかなくなります。

洗濯機の上などスペースに洗剤や洗濯物を置くスペースにはできなくなります

さらに排煙なども行わないといけないので置くことのできる場所は限られます。

一方ドラム式洗濯乾燥機は洗濯機のドアが横開きなのでそこに物を置けなくなります。

縦型の洗濯機でも前には物を置かないのでドラム式洗濯乾燥機の方が設置スペースが少ない

乾燥機の使う手間を比較

乾太くんの場合は、洗濯機に洗濯物を入れ洗濯し、洗濯が終われば乾燥機に移して乾燥させる必要があります。

ドラム式洗濯乾燥機の場合は、洗濯機に洗濯物入れスイッチ一つで乾燥まで終わってしまいます。

洗濯機から乾太くんに洗濯物を入れ替えるというひと手間がかかるのでドラム式洗濯乾燥機の方が手間が少なくなります。

なおどちらも使用後にフィルターの清掃が必要で、これをさぼると乾燥しにくくなったり製品の寿命が短くなってしまうようなので毎回行いましょう

乾燥後の仕上がりを比較

どちらも使ったことがないのでネットで調べた範囲の情報ですと乾太くんの方が仕上がりが良いようです。

ただし比べなければわからない。そしてドラム式洗濯乾燥機でも天日干しや室内干しよりも仕上がりは良いようです。

乾太くんのメリット、デメリット

先ほどの比較などからメリット、デメリット考えてみます

乾太くんのメリット

  • 乾燥のスピードが速い
  • 洗濯機を使用しながら乾燥が行える
  • 天候や花粉などを気にせず洗濯できる
  • 設置場所に湿気がこもらない
  • 仕上がりが綺麗
  • 生乾き臭がほとんどしない

乾太くんのデメリット

  • すでに建っている家に導入するには工事が必要
  • 設置スペースが必要
  • ドラム式洗濯乾燥機(ヒートポンプ式)に比べて安くない
  • 洗濯機から乾燥機に移す手間がかかる

このようなことから考えると、新築するときに導入すればデメリットが減るので採用してもいいのかもしれない。

ドラム式洗濯乾燥機のメリット、デメリット

先ほどの比較などからメリット、デメリット考えてみます

ドラム式洗濯乾燥機のメリット

  • 洗濯から乾燥までスイッチ一つ
  • 洗剤や柔軟剤の自動投入機能が便利
  • 乾太くんと比べてトータルコストは安い
  • 温度が低いので洗濯物が痛みにくい

ドラム式洗濯乾燥機のデメリット

  • 乾燥時間が少し長い
  • 洗濯機と乾燥機が同時に使えない
  • 仕上がりは乾太くんの方がよい

ドラム式洗濯乾燥機のデメリット二つは、洗濯物の多い家ではデメリットになりますが一般的な四人家族ではデメリットにはなりません。

乾燥器を比較『乾太くん(かんたくん)VSドラム式洗濯乾燥機』のまとめ

乾燥時間、仕上がりの綺麗さでは乾太くんの方がすぐれているが、トータルのコストや手間の少なさではドラム式洗濯乾燥機の方が優れているという結果になった。

今回は比較はあくまでカタログやHPやネットでの口コミをまとめた結果です。実際に使用してない点に留意ください。

私が乾太くんとドラム式洗濯乾燥機どちらがいいかを聞かれた場合はまだ家の検討中で都市ガスの地域ならどちらを採用しても構わないと答えます。

もうすでに家が建っている場合、LPガスの地域であればドラム式洗濯乾燥機をおすすめします。

どちらを採用するにしてもかなり時短になりますので共働きの家庭や、花粉症の方がいる家庭、ベランダを採用する予定のない方は是非検討してみてください。

私が次回の洗濯機の更新の時はドラム式洗濯乾燥機を採用する予定です

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