中小工務店に朗報!?住宅版サブスクリプション「HOME i LAND」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

みなさんこんにちはフミです

今回は松尾先生がFBで紹介されていた住宅版サブスクリプション「HOME i LAND」について書かせていただきます。

公式サイトはこちらです

スポンサーリンク

『HOME i LAND』とは?

とっても簡単にまとめると

入会金0円で月々5万円を払っている会社であればどこでも購入できる住宅版サブスクリプションです。

HPには

入会金0円、月々わずか5万円で住宅商品選び放題。

全国のビルダーを繋ぐ住宅商品販売プラットフォーム

HOME i LAND:HiLの内容を詳しくご説明します。

住宅画像1 住宅画像2

未来パネルを使用したHiLの住宅商品は断熱性能G2グレード 耐震等級3

のスペックを実現します。

と書かれています。

これだけじゃわからないかもしれませんのFBでの松尾先生の投稿を載せておきます。(色やアンダーラインは勝手につけています)

概要をかいつまんでいうと

お施主様出しで1600万でG2かつ耐震等級3の規格住宅を入会金ゼロ、一棟フィーもゼロで、月会費5万円だけ払っている会社であればどこでも購入できる」という住宅版サブスクリプションの発表です。

しかもデザインは若手建築家を中心にやっているのでちょっとかっこいいレベルにはなっています。日射遮蔽はきちんとできてないものがあるので、その辺りはこれから私が監修する予定です。

これまで超高性能だけれどもちょっと高い領域には一条工務店がいました。

格安住宅には飯田グループを筆頭に色々ありましたが、性能はそれなりでした。

施主様出しの価格が1600万円で粗利をきちんと確保しながらこの性能、デザインを担保した住宅は私が知る限り皆無だと思います。しかも、普通これだけのコスパを出す商品の場合、極めて高い、フランチャイズ費用を取られるのが一般的だったかと思います。

でも、エリア割もないので、買おうと思えばどこの工務店でも買えるわけです。30坪前後の2階建てと平屋の両方がありますが、7割くらいの敷地には対応できると思います。こういった敷地で予算が限られてる方にとっては選択肢はこれ一択になるのではないか。。。そんな気がしています。

正直、日本中でこれらの住宅だらけになってしまう可能性もあるのではないかと個人的には思ってしまいました。まだ、私も詳細を聞いたわけではないので、正直思わぬ落とし穴があるかもしれません。また、耐久性に関する部分など、まだ詰め切れてないところも残っていそうな感じは受けています。そのあたりも監修することになりそうです。そういった不確定要素の確認、という意味でも今回のイベントへの参加は意味があると思います。

いいねを押してくださった450名ちかい方々のうち、いったい何名の方が「あれだけ言っただけのことはあるな!」と思ってくださったかはわかりません。しかし、省エネ基準の義務化が見送られた今、家を建てようとする多くの方、特に予算のない方においてもまともな住宅を建てるチャンスが大幅に広がると思います。

いい意味でも悪い意味でもこの仕組みは日本の住宅業界に大きな変化を生じさせる気がしています。

ほかにも概要をお伝えしておくと
・パネル工場で断熱材、窓等もあらかじめ施工しているので標準工程は2~2.5か月と非常に短い

・パネルの運搬効率のことも考えてサッシは内付け納めとなっている。よって重ねやすく、数十年後の交換もしやすい。また外観も綺麗。ちなみに樹脂のトリプルガラスが標準!!

・パネル化しているので職人の人工数を減らせる。単純作業が多いので将来的には職人の多能工化を狙っている

・基礎をリブ状になった鋼板を仕上げ兼用の使い捨てとしている。当初は鉄筋が入るが、実はこの鋼板だけで内部は無筋でも強度が確保できるらしく、将来はさらなる省力化ができる模様

・LIXIL,YKKAP、永大産業等々建材メーカー30社程度が建材を供給している

(松尾先生のFBの投稿より)

デザインはどうなの?とおもうかもしれませんがコンペ形式で選ばれているようです。

(引用:HOME i LANDのHPより)

松尾先生の投稿でも書かれているように素人目でも日射遮蔽がきちんとできていないものがあります。そこは松尾先生の監修でデザインの良さを残しつつしっかり修正されると思います。

この価格帯で、この性能の住宅が普及するとどうなるか?

あくまで私見ですので・・・

この価格帯で、この性能を担保すると、性能を売りにしている建築会社は追従しないと勝負にならないと思います。

そしてこの価格帯より高いものを提供する会社は、性能、設計力などがかなり高いレベルが要求されてしまうかなり厳しい時代になりそうです。

現在高断熱、高耐震化のリフォームをしようとしている人にも朗報かもしれません。本格的に高断熱、高耐震化のリフォームをすると結構な費用がかかります。そのようなリフォームを望む人にはこちらの方が満足度は高くなるかもしれません。

問題点はないのか?

HPを見る限りでは耐久性についての記載がないのでそこは問題となってくるかもしれません。

そこらへんはホームアイランドサミットでなにか言及されるかもしれませんし、松尾先生がどうにかするかもしれません。

今後に期待することは

まだアナウンスがあっただけで本格的に始まってもいませんが、今後に期待することを勝手に書かせていただきます。

次世代の断熱材(エアロゲル断熱材)を開発しているようですので、それが実用化された時には断熱性能G3グレード(もしくはG2.5)を安価に提供してくれることを勝手に期待しています。

まとめ

この性能の家が普及すれば、ヒートショックで亡くなる方もかなり減ることになると思われますし、CO2の排出量もかなり減ることが予想されます。

これで大手ハウスメーカーも中小の建築会社もおしりに火がついていい競争が起こることを期待しています。

スポンサーリンク
おすすめ記事

おすすめ記事


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする