借り過ぎ厳禁!!無理せず完済するための住宅ローンの4つのルール

こんにちは

フミです。

今回は無理せず完済するための住宅ローンの4つのルールについてまとめます。

みなさんは自分の年収でいくらお金が借りられて、いくらの家を買うことができるか知っていますか?

家を購入を検討したことがない人はわからないではないでしょうか?

そこで今回の記事はこのような人向けです

  • 家の購入を検討している人
  • 住宅ローンが返せるか不安な人

には是非読んでほしい内容になっています。

まず最初に住宅ローンはどんなものなのか例えてみると

35年ローンならフルマラソンの最中に100メートルごとにハードルがあり、そのハードルを全てミスせずに飛び越えてゴールまで走らないといけないと考えてください。

これは結構大変なことだと思いませんか?ハードルを420個飛び越えないといけないんですよ・・・

もしこのハードルが高ければ最後まで走るのは相当大変になってきます。

そこで無理せず最後まで走りきるために必要な4つのルールは

  1. 毎月の返済は手取りの35%以内でボーナス払いはなし
  2. 返済額が一定になる「元利均等返済」
  3. シミュレーションの金利は「固定金利」
  4. 定年時のローン残高は500万円以下

それでは、これらのルールについて一つずつ詳しく説明していきます

無理せず完済するための住宅ローンの4つのルール

ルール①毎月の返済は手取りの35%以内でボーナス払いはなし

銀行が住宅ローン融資の審査基準の一つに「返済負担率」があります。これは一年間の返済金額の総額の税込み年収に対する比率です。

このような式で計算できます

返済負担率=1年間の返済総額÷年収×100

民間住宅ローンの実態調査(平成30年度)から、返済負担率の上限を何%に設定しているかわかります。

その調査では35~45%以内が一番多くなっています。これはあくまで上限ですので本当にギリギリのラインだと考えておいてください。(年収が高い人は除く)

住宅ローンの支払いは月ごとなので、月収、それも手取りで判断する方が現実にそくしています。

月収によって返済負担率の上限がかわってきますが、生活の質を下げないためにも手取りの35%以内にすることをおすすめします。

ボーナスについては変動が大きく、会社の業績次第ではカットされる場合もありますのでボーナス払いは利用するべきではありません。

ルール②返済額が一定になる「元利均等返済」

住宅ローンの支払いには「元利均等返済」と「元金均等返済」がありますが「元利均等返済」をおすすめします。

これは元本と利息込の毎月の返済額を均等にする返済方式です。毎月の返済額が一定になるので、資金計画がたてやすくなることがメリットです。

ルール③シミュレーションの金利は「固定金利」

住宅ローンは、変動金利の方が金利が低いので、たくさんお金を借りられるように思えます。しかし、変動金利には金利が上昇するというリスクがあります。そのリスクにに対しては、貯蓄などで対応しなければなりません。

そのため変動金利でローンを組む場合、毎月の支払額の1/4を貯蓄することをおすすめします。そして毎月の支払いと貯蓄の合計が手取りの35%以内に抑えましょう

これに対して、固定金利ならば金利の上昇リスクに対して備える必要はありません。自分がいくらなら返済できるかシミュレーションしたいなら、固定金利で計算しましょう。

ルール④定年時のローン残高は500万円以下

35年ローンを組んだ場合、ローンの完済より先に定年退職を迎える人が多いはずです。ですので定年時の残高がいくらになるかはとても重要です。

その金額を定年退職までに繰り上げ返済しないと現役のうちに住宅ローンが終わらないからです。定年時に残高が500万円を超えると危険です。

一般的なサラリーマンが500万円を貯めようと思うとかなり大変です。現役時代の貯蓄で住宅ローンを完済し、余剰資金や退職金などで老後資金を賄う必要があるからです。

まとめ

この4つのルールを守れば住宅ローンの返済が滞るようなことはほとんどありません。

今の時代、将来がどうなるかわからないので家を買うこと自体にリスクがあります。その上に無茶な返済計画でリスクを増やさなくていいのです。

その2重のリスクと35年間向き合い続けれるのならこの4つのルールをこえた金額借りてもいいのですが、かなり険しい道が待ち受けていることを理解して借りましょう。

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