アウターシェードのコストパフォーマンスを考えてみた

みなさん、こんにちは

フミです。

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今回はアウターシェードのコストパフォーマンスを考えてみたいと思います。

我が家は日射取得はできていますが・・・日射遮蔽は全然できていません。

上の写真を見て頂けるとわかるように一階の掃き出し窓の部分ははっきり言って無防備です。

本来なら軒や庇で日射遮蔽をするべきです。

ですが、後からでも日よけのシェードなどで日射遮蔽を行うことができます。

そこで窓がYKKさんの製品なので、YKKさんの日よけのシェード『アウターシェード』の見積もりをしてもらい。

YKKAP アウターシェード 

我が家の実際の冷房費をもとにコストパフォーマンスを考えてみました。

先に結論を書いておきますと我が家の場合、金銭的な面だけ見ればもとをとることは難しそうですが、快適性があがることが予想されます。

日射遮蔽とは?

日射遮蔽とは、窓から侵入する日射を遮ること。日射は窓ガラスを透過して室内に入り込み、室内へ侵入した日射によって、室内の壁や床の表面温度は上昇し、室内気温も上昇する。室内の温熱環境を快適にするためには、夏期には遮熱タイプのガラスを用いるなどして、窓から侵入する日射を遮ることで、室内気温を上昇させないようにする。

また、日射遮蔽をうまくコントロールすることは、温熱快適のみならず、室内の冷房エネルギーの低減にも役立つ。(参照元:weblio辞書より)

簡単に説明すると、夏場は日射遮蔽を考えて設計すると快適さらに低コストに暮らせますよって事です。

夏至と冬至では下の図のように太陽の高さが違います。夏至の時は太陽の高さが高く、冬至の時は太陽の高さが低く南側の影響を受けやすくなります。

(参照元:JEPAの記事より

アウターシェードってなんだ?

夏場などの太陽光を遮り、室内の温度の上昇を抑え、節電効果を発揮します。

日差しの約8割ほど遮るそうです。

(参照元:YKKAPのHP

アウターシェードのコストパフォーマンスを考える

アウターシェードの見積もりは?

我が家の一階の掃出し窓二つのアウターシェードの見積もりをNハウジングさんにお願いすると91,800円でした。

アウターシェードの節電効果は?

(参照元:YKKAP古いカタログ)

我が家の条件に一番近いもは青で囲んだ部分です。赤で囲んだ部分が節電効果です。

なし あり
電気代 17556円 14690円 2866円
節電率 21% 27% 6%

我が家の冷房費

2018年の6月~10月までのエアコンの電気代は下の表のようになります。

7月途中から9月途中までは2Fのエアコンは24時間連続稼働です。1Fのエアコンはスポット運転です。

2018年 電力量(kWh) 電気代(円)
6月 1F 15.4 348
2F 9.6 209
7月 1F 31.1 788
2F 103 2258
8月 1F 37.7 894
2F 120.8 2637
9月 1F 21 529
2F 26 576
10月 1F 5 143
2F 2.2 48
合計 371.8 8430

一年で冷房費がなんと8430円しかかかっていません。

・・・なぜこんなんに冷房費が安いのかわかりません。

考えられる理由としては太陽光パネルが直射日光を遮り、屋根の温度をかなりさげているのかもしれません。

電気代を節電効果からコストパフォーマンスを考える

3つの条件でシミュレーションしてみます。

  1. 節電効果の2866円をそのまま用いて計算する
  2. 我が家の電気代と節電率6%で計算する
  3. 節電効果の電気代が我が家の約2倍かかっているので節電効果を1500円として計算する

1の場合

91800円÷2866円≒32

32年使うとやっと設置コストを回収できます。

2の場合

91800円÷(8430円×6%)≒181

181年使うと設置コストを回収できます

3の場合

91800円÷1500円≒61

61年使うと設置コストを回収できます

この3つの条件のもと計算してみると設置費用の回収はまず不可能だと考えられます。

アウターシェードの耐用年数が何年かわかりませんが、10年~20年も使えばさすがに寿命がくると思います。

快適性はどれぐらいかわるの?

(参照元:YKKAPのプレスリリース

窓の種類が書かれてない?見つけれませんでしたが

アウターシェード無しの方だと、およそ室内の赤から白い部分温度のは約25℃~28℃ほどで

アウターシェードを取り付けた方だと同じ部分の温度が約20℃ぐらいです

シェードを付けると付けないとでは室内の温度差が約5℃~8℃も違うようです。

これだけ温度が違えば、窓のそばでの快適性はかなり違うことが予想されます。

まとめ

我が家の場合、アウターシェードを設置しても設置費用の回収はかなり難しいとの結果になりました。

電気代が今の倍ぐらいになれば設置費用の回収も少しは見えてくるかもしれない。

快適性に関してはサーモカメラを見る限りかなり変わってきそうです。

ですが日中に家に人がいることが少ないような家ではあまり快適性を感じることができない。

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