みなさんこんにちは
フミです。
多くの人は、『もっと貯金したい』『なにかいいお金の増やし方はないのか』など日々かんっじているのではないでしょうか?
お金を貯めたり増やすためにはお金についての知識とお金を増やすための考え方や行動など「金融リテラシー」を身につける必要があります。
そこで今回は、お金とうまく付き合うための金融リテラシーと、自身の金融リテラシーのチェックする方法を紹介します。
目次
金融リテラシーをクイズでチェックしてみよう
金融庁の知るぽるとというサイトに金融リテラシークイズといものがあります。
どれぐらい金融リテラシーがみについているか診断できるクイズで例えば下のような問題です。
問題 一般に「人生の3大費用」といえば、何を指すでしょうか。
- 一生涯の生活費、子の教育費、医療費
- 子の教育費、住宅購入費、老後の生活費
- 住宅購入費、医療費、親の介護費
- わからない
このクイズは金融広報中央委員会が作成し、金融リテラシーがどのようなものか、その一端がわかる内容になっています。
金融リテラシークイズでは、適切な家計の行動や生活設計、金利や借り入れなどの金融知識について出題されている
上の問題の答えは②です。
このクイズの平均点はなんと52.6点だったそうです。
ハッキリ言ってこのレベルの問題がわからないのはかなり危険な香りがします。
そして年齢が低いと正答率は低く、年齢が高いほど正答率はあがっています。
最低限身につけるつけるべき金融リテラシー
金融リテラシーの内容を詳しく見ていきます。
金融リテラシー調査によると金融リテラシはーは4つの分野で構成されており、各分野で身につけておくべき行動が示されています。
家計管理
適切な収支管理(赤字解消・黒字確保)の習慣化
生活設計
ライフプランの明確化及びライフプランを踏まえた資金の確保の必要性の理解
金融知識および金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択
金融取引の基本的な素養
金融分野共通
保険商品
ローン・クレジット
資産形成商品
外部の知見の適切な活用
金融商品を利用するにあたり、外部の知見を適切に活用する必要性の理解
(引用:金融リテラシー調査2019年)
このような金融リテラシーはもちろん社会人には必須ですが小学生のうちから学習内容や環境に合わせて身につけるべきです。
金融リテラシークイズで全問正解でなかった人は内容を十分に理解できているいるか確認してみましょう。
金融リテラシーが高い人は高年収や金融資産を多く持つ
金融リテラシー調査の結果、高年収や金融資産を多く持っているほど金融リテラシークイズのような形式の問題での正答率が高い傾向がみられた。
なかでも正誤問題の正答率が80%以上の層は以下のような人たちです。
- 金融や経済の情報を見る頻度が高い
- 金融商品などを選ぶときに内容を理解し他のものとも比較している
- 家計管理をしっかりとしている
- 緊急時の資金的な備えをしている
- 損失を回避する傾向が低い
- 横並びの意識が低い
このような行動や判断をすることで金融トラブルに巻き込まれることも少なく、消費者ローンの利用も少ない。
また経済的なショックへの耐性も高く、借り入れの負担感も低く、リスク性資産への投資が多いといった特性もあります。
もちろん家計管理や生活設計も大事ですが、お金を増やすためには資産形成も大切です。
お金を増やすためにはまず、家計管理と生活設計をしっかりと行うとともに基本的な金融リテラシーを身につけ、そこからもう一歩進んで投資などにチャレンジするのが良いのではないでしょうか?