こんにちは
フミです。
今回はNハウジングさんの気密測定に立ち会わせていただけました。
・・・我が家の気密測定は?と思われるかもしれませんが
なんと
ナント
・
・
・
やってないんですね。
これだけ断熱や気密が大事と書いておきながらやってないんですよ。
なのでたまたま私が休みでNハウジングさんが気密測定をするところに立ち会わせていただきました。
まず気密とは何ぞやという事から書きます。
気密性とは
快適な生活を送る住宅には、断熱性とともに気密性も重要です。
簡単に言うと家の隙間の大きさの事です。
いくら断熱しても隙間がいっぱいあると、意味がありません。
夏にエアコンで部屋をいくら冷やしても、隙間が大きければあまり意味ありませんよね。
気密性を表す値として「隙間相当面積(C値)」
最近の家なら最低1以下にはしたいですね。
高気密を謳う会社なら0.5以下ぐらいじゃないといけませんね。
計画換気を行うことも考えると0.5以下が推奨らしいです。
ドイツのパッシブハウス基準では0.2以下らしいです。
気密性の点では大手ハウスメーカー(一条工務店を除く)より、一部気密に力を入れている工務店の方が高性能なことが多いです。
気密性は実測値なので、仕事を丁寧にしないといい値がでないので、気密性が高い家を建てられる建築会社は丁寧な家作りをしている。
季節により気密性も変わるようです。
建築省エネルギー機構の資料では、夏の方が気密度合いは高く、冬の方が低いという報告があるそうで、その差は10~30%程度のようです。
2年程度気密性は低下し、その後安定するらしいです。これは木材の乾燥収縮が原因と考えられています。
気密に力を入れているであろう住宅会社のC値の一覧
あくまで私の調べた範囲なので間違ってたり抜けがあるかもしれませんので・・・
住宅会社(仕様) | C値 |
---|---|
一条工務店(i-smart) | 0.59 |
アイフルホーム(セシボシリーズ) | 0.61 |
FPの家 | 0.44(引き渡し基準は1.0以下) |
R+house | 0.34 |
低燃費住宅 | 0.3以下じゃないと引き渡ししない |
スウェーデンハウス | 0.64or0.73 |
SW工法 | 1.0を基準 |
いい意味で変態な工務店 | 0.3~低すぎて測定不能 |
1.0以下の住宅会社さんをまとめさせていただきました。
気密測定の結果は?
C値の求め方からおさらいしておきます。
C値=家全体の隙間の合計(㎠)÷延べ床面積(㎡)
今回は完成検査ではなく中間検査です
一回目の結果は
αAが家全体の隙間でSが延べ床面積なので
C値は0.51でした。
まぁ悪くない数値ですがNハウジングの方々は不服そうでした。
そして隙間特性値:nが1.49との微妙な数字
隙間特性値:nとは
隙間の状態を表し、通気特性式を対数で表した場合の直線の傾き一般にnは1~2の範囲をとり、それぞれの隙間が極めて狭い場合は1に近づき、広い場合は2に近づく。
nが1.49だと中ぐらいの隙間があるってことになるのかな?
そして私はここで所用のため測定現場から立ち去りました。
最終結果は
68÷157.34=0.43
となりC値0.43との結果になったそうです。
Nハウジングさんの話では2階の窓がちゃんとしまってなかったそうです。
このレベルのC値をコンスタントに出せるのなら高気密と言ってもいいのかもしれません。
まとめ
第一種換気を用いている会社は、高気密(できればC値0.5以下、最低でも1.0以下)にしないと宝の持ち腐れになる。
Nハウジングさんは全棟検査をしてないのにこの数値をだせるのはかなり丁寧な仕事や仕様になっていることが考えられる。
・・・我が家も気密測定しとけばよかったと今更ながら後悔しています。
今からでもできますが生活に特段の支障がないので私の好奇心のためだけのために、気密測定費用3~5万の費用の捻出はしない方向です。
Nハウジングさんわざわざ立ち会わせていただきありがとうございました。
今日はこのへんでフミでした。