家創りにもインフォームドコンセントが必要

みなさんこんにちは

フミです。

今回は家創りにもインフォームドコンセントが必要だという事を書きます。

まずインフォームドコンセントとは、医療の世界で使われる言葉で「十分な情報を得た(伝えられた)上での合意」を意味する概念です。

医療行為(投薬・治療・検査など)を患者様に十分に説明し、理解したうえで患者様が自己決定することです。

このインフォームドコンセントで大事なのは「説明・理解」と、それを条件とした「自己決定(同意or拒否)」です。

なぜ家創りでもインフォームドコンセントが必要なのか

まず最初にこれは施主だけのために必要なわけではありません。建築業者のためにも必要です。

家創りは額が高額なのでトラブルになると裁判まで発展する可能性があります。大きなハウスメーカーなどはあまり問題ないかもしれませんが、中小の建築会社などが裁判沙汰になるとかなり大変なことになります。

そこでトラブルを事前回避するためにインフォームドコンセントが必要です。

多くの人は期待して新しい家を建てます。しかし実際に建ってみるとイメージしていたものと違うということが多かれ少なかれあります。

このイメージのギャップの原因は、建築会社側の説明不足と、施主側の理解不足によって、起きることがほとんどです。

施主側が、デザインばかりに気をとられ住み心地や健康に影響を与える家そのものの断熱性能や温熱環境について、きちんと確認せずに建ててしまっている場合が多いのではないでしょうか?このような施主さんは半分は自己責任ではないでしょうか

何千万をかけて建てる家なのに、Ua値やQ値、気密検査の有無やC値、換気の種別、防蟻工事の内容や構造材の種類などほとんどわからない方がほとんどではないでしょうか?

建築会社側は、設計段階からある程度家の、断熱性能や温熱環境がわかるはずです。ですのでそこで室内の温度や各部屋の温度差・湿度・冷暖房の使い方や光熱費の目安なども説明するべきですがほとんどの建築会社はそのようなことはしていないのではないでしょうか?

住宅だけには限りませんが、ほとんどの商品にはメリットもデメリットもあります。高いものには高いなりの理由がありますし、安いものには安いなりの理由もあります。さらに商品を売りたいがためにメリットしか説明しない営業さんもいます。

一見、両者にとってかなり面倒なことに感じられるでしょうが、しっかりインフォームドコンセントをすれば建築会社側は後々のトラブルの回避につながりますし、施主側は納得して家を建てることができます。

インフォームドコンセントは相互理解のために必要

しっかりとしたインフォームドコンセントをするには建築業者側にも高度な知識が必要です。本来ならば自らすべて説明するべきなんですが、そんなことをしていると時間がかなりかかってしまいますので施主側から聞かれたことは、ある程度のレベルで答えられる必要があります。

この施主側の質問にしっかり答えることによって信頼関係が築かれていきます。そして施主側の質問の傾向によってどんなことが気になるかも理解できてきます。さらに細かい質問や工期の質問が多い場合は神経質な施主であることが多いので注意が必要です。

施主側もインフォームドコンセントのためにもある程度の知識が必要です。ある程度知識がないと質問もできませんし、質問の答えがおかしいか、おかしくないかも判断のしようがありません。建築会社の質問の答え方で、その建築会社が細かいのか大雑把なのかなどを理解することができます。理解すれば、何か問題が起きそうなときは先手先手で対応もできますし、逆にしっかりしていて何も問題が起きない、起きてもしっかり対応してくれそうなら任せっぱなしでもいいのです。

何千万もかけて建てる家で、何十年も住む家ですので、自分の生活を理解し、新たな家での生活をしっかりイメージし、そのイメージした生活をおくれるように施主側もある程度勉強するべきですし、それにより新しい家での快適性などもかなり変わってきます。

まとめ

建築会社側から見れば多くのお客さんの中の一人ですが、施主にとっては一生に一回の大きな買い物でもあり大きな事業です。基本的にはやり直せないのです。

住環境は、健康にもとても大きな影響を与えます。省エネや快適そして健康に暮らすためにも建築会社側も施主側もお互いに勉強する必要があります。

建築会社側は後々のトラブル回避のために、施主側は満足度をあげるためにインフォームドコンセントが重要です。

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