【実録】結露発生のまとめと簡易な湿度計の校正

みなさん、こんにちは

フミです。

このブログを初めて読む人で

前回

昨日に続き結露の話を書いています。樹脂サッシペアガラスでも比較的温暖な瀬戸内の平野部でも条件によっては結露してしまいます。拭かなくても消えるかもしれませんが、カビの発生原因になりますのでできれば拭きましょう。

前々回に

ついに我が家にも結露がきてしまいました。樹脂サッシのペアガラスでも結露しました。それも比較的温暖と言われる瀬戸内地方でもですよ。原因をいろいろ考察してみました。

続き結露のお話です。

ひとまず今回で結露に関することは終わろうと思います。

窓の性能は前回、前々回にもふれているので簡単に説明しますと

APW330 (Arガス入り+樹脂スペーサー仕様)です。

1.結露に気付いた日の室内の温度と湿度と外気温

室温と湿度は前回、前々回と同様に温度湿度計によれば18℃で45%

室内の温度と湿度計から考えると露店温度は約5.9℃と考えられる

外気温は24時間換気のモニター上では-3℃

(気象庁より)

当日の気象データです。

8時間ほど気温が氷点下になってました。

結露の発生場所は前回と同様な場所でした。

2.簡易な方法で湿度計を校正してみよう。

今回、前回、前々回ともにサッシとガラスの接合部が5.9℃以下になったのは考えにくいので、湿度計の湿度が正しく表示されているか簡易的に確認してみました。

そこで参考にさせて頂きましたブログの記事はこちら

用意したもの

・塩化ナトリウム:食卓塩

・水道水・・・本来は蒸留水がいいらしいですが、職場からもらってくることも考えましたが面倒でしたので水道水を使用しました。

・密閉容器:ハクバのドライボックス5.5Lのものどこまで密封されるかは疑問ですが

・飽和水溶液を入れる容器:普通のお皿

精度的にどうなのと言う話もありますがあくまでも簡易的な方法なので目をつぶります。

方法

1.塩の飽和水溶液を作ります。水に溶けなくなるまで塩を入れれば完成です。       水100mlあたり塩約40gぐらいです。

2.密閉容器に、飽和水溶液と湿度計をいれ、密閉空間に長時間密閉する。平衡条件になるまでの時間は条件によって変わってくるので、私は約12時間ほど放置してみました。

3.平衡状態になれば、湿度計の測定値を読み取ります。塩化ナトリウムの飽和水溶液と平衡にある空気の相対湿度は75.5%前後なので、これとの誤差が湿度計の誤差ということになります。

密閉する前 40%と44%

密閉語約12時間後 70%と70%

この結果から考えると、私が使用している湿度計は実際の湿度より約5%低く表示されている可能性がある。

蒸留水は必要なところ、水道水だったり、密閉容器が本当に密閉されているかどうか精度はたかくありませんがある程度信用できる結果がでたのではないかな

3.湿度計の校正結果を含めて結露について考える

湿度の校正結果より、湿度を約5%プラスして考えると、露店温度は7.4℃になる。

前回放射温度計でサッシとガラスの接点の温度が8.2℃なことも考えると、より納得いく結果になった。

4.結露をすべての窓で放置してみた

2月9日は天気予報が晴れで最高気温も10℃ぐらいでしたので、結露は発生してましたが放置してみました。すると帰宅して観察してみると結露は消えていました。

ずっと結露しっぱなしだと問題はあるとは思いますが、放置しても消えるような結露なら問題はないのかな(拭くのが面倒なだけですが)

できれば拭くほうがいいのはわかっていますが、放置して消えるような放置してもいいかもしれません。(推奨は現れたら拭く)

5.まとめ

賃貸マンションや実家に比べれば、結露の発生頻度は大幅に減ったが樹脂サッシペアガラスでは0にはならない。しかし大幅に頻度は減りそう。

結露絶対嫌だと考える人は、温暖な地域であれば樹脂サッシトリプルガラスで湿度管理を行えば、ほぼ結露しないと考えられます。

実験の精度や計測機器の精度がどうなのと言う意見はあるとは思います。まぁ素人の実験なので許してください。

今日はこのへんで

フミでした

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