加湿器なしでも冬は快適に過ごせる?

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みなさん、こんにちは

フミです。

このブログを初めて読む人で

2020~2021の冬はなんと我が家は加湿器の出番はありませんでした。

新居に住み始めて4度目の冬でしたが加湿器を使わない冬は初めてでした。

加湿器を使用しないと乾燥しすぎるのではないのかと皆さん思いがちですが…24時間換気で乾燥する量よりも加湿してしまえば乾燥しません。

高気密高断熱では温度の管理はかなり容易なのですが、湿度の管理は結構難しいのです。

2020~2021年の冬は過去の3シーズンと何が違ったかを最初に書いておきます

  1. ほぼ1日中にパートナー&子供が家にいる
  2. 子供の洗濯物が増えた
  3. 食事を作るときに換気扇を回さない
  4. 子供を湯船につからすために毎日お湯を貯めた

昨シーズンまでとの違いはこの4つです。

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冬場の快適な湿度は?

冬場になると湿度が40%を切るなんてことも普通にあります…

しかしこの40%は曲者で室温が20℃の40%と25℃の40%ではかなり意味が変わってきます

…ってことで今回は絶対湿度を使います

絶対湿度は、一定の空気中に含まれる水分の重量を表します。

一方、相対湿度は示すのは、飽和水蒸気量に対する実際の空気中の水分量であり、飽和水蒸気量は温度に依存します。

このため相対湿度は気温によってかなり変化します

感染症対策では絶対湿度は7~8g/㎥以上の湿度を維持できると良いようです

夏場でも冬場でも快適な絶対湿度は9~11g/㎥と言われています

絶対湿度は普通の温湿度計では表示されません。

ですのでより快適に過ごしたい人は絶対湿度まで表示できる温湿度計を購入しましょう

みはりん坊Wなら安価に絶対湿度が表示され、さらに精度も安価な製品のわりに高いようです

我が家の冬場の絶対湿度は?

今回はスイッチボッドのログから計算しグラフにしました

スイッチボッドのデータが12月の途中からしかありませんがそこから3月末までの絶対湿度を計算しグラフにしました。

計算の仕方はみなさんおなじみのさとるパパさんのブログに書かれています

湿度は相対湿度で表すことが一般的ですが、除湿や加湿について考える場合は絶対湿度が便利です。ただ注意が必要なのは、絶対湿度には容積絶対湿度と重量絶対湿度の 2 種類があるということです。 容積絶対湿度は空気に含まれる水蒸気の密度で、単位は g

それでは2020~2021年の冬の絶対湿度を見てみます

赤の線が7g/㎥で黒の線が9g/㎥と11g/㎥です

上のグラフを見てもらうとわかるように7g/㎥以下にほとんどなっていません

そして多くの時間が9~11g/㎥でおさまっています。

急激に下がっている所がいくつかありますがそこは家に誰もおらず部屋干しやお風呂での加湿も全くされていないために急激に湿度が下がっていると考えられる

加湿器を使っていた2018~2019年の絶対湿度は

下の記事の湿度と温度を使って計算すると8.8g/㎥でした

今回は築2年弱の我が家と築30年以上の私の実家との対決をしてみました。その対決の内容としては、浴室と居室の室温差で勝負してみました。なぜ温度差を勝負してみたのか?と言われると、ヒートショックに関係があるからです。結果はやる前からわかっていましたが実際目で確かめると、古い家の住環境の悪さに驚きました。

室内の湿度を高くする方法

室内の湿度を高くする方法は大きく分けると二つしかありません。

一つ目は室内の水蒸気発生量を増やす

二つ目は室外に排出される水蒸気を減らす

この二つの方法しかありません。

今シーズンと昨シーズンまでと違ったことを見てみると

1.ほぼ1日中にパートナー&子供が家にいる⇒室内での水蒸気発生量が増える

2.子供の洗濯物が増えた⇒室内での水蒸気発生量が増える(洗濯は冬場は基本部屋干しなので)

3.食事を作るときに換気扇を回さない⇒室内での水蒸気発生量が増える&室外に排出される水蒸気を減らす

4.子供を湯船につからすために毎日お湯を貯める⇒室内での水蒸気発生量が増える

どれも湿度を高くなるような行動をとっていることがわかります。

さらに室外に排出される水蒸気を減らすために24時間換気の風量は3段階の弱(新築後一年たったころからずっと)です

まとめ

生活で発生する水蒸気の量は各家庭で様々です。

さらに家が広くなればなるほど換気の関係で乾燥します。

実際に住んで生活してみないとどの程度乾燥するか推定するのは難しいです。

拙宅も2019~2020年シーズンまでは加湿器は必要でしたが2020~2021年シーズンは必要ありませんでした。

またパートナーが職場復帰し日中に人が誰もいなくなればまた乾燥するかもしれません。

健康のためにも快適に生活するためにもしっかりと加湿し、快適な環境で暮らしましょう

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