【実録】引き渡しから2年、我が家の太陽光売電残り18年どうなる?

みなさん、こんにちは

フミです。

家を引き渡してもらってから2年が過ぎました。

あっという間の2年でした。

しかしまだ33年ほどローンがあることを考えると、まだまだ先は長い事をひしひしと実感しております。

このブログを初めて読む人で

2017年2月16日から太陽光発電の売電開始して2年分の売電額がそろったのでまとめます。

我が家の太陽光の条件は

パネル パナソニック製

搭載量 11kw

方角 南南東

屋根の角度 2寸(約11°)

年間予想発電量 11,959kWh

場所 愛媛

売電額 1kWhあたり25.92(24×(1+0.08))円(20年余剰買取)

設置費用 325万円(税込)

先に結論を書きますが順調に発電してくれています。

この経過を見ると載せれるだけ載せておいたほうが良かったと思いますがそこは金銭面のこともありますのでしょうがなかったかな思います。

2年間の売電量と売電額

2年目
(2018/3~2019/2)
1年目
(2017/3~2018/2)
売電量 売電料金 売電量 売電料金 売電量 売電料金
3月 936 24261 954 24727 -18 -466
4月 1163 30144 952 24675 211 5469
5月 1442 37376 1444 37428 -2 -52
6月 1077 27915 1511 39165 -434 -11250
7月 1176 30481 1008 26127 168 4354
8月 1266 32815 1392 36080 -126 -3265
9月 983 25479 1002 25971 -19 -492
10月 845 21902 790 20476 55 1426
11月 924 23950 668 17314 256 6636
12月 471 12208 448 11612 23 596
1月 516 13374 495 12830 21 544
2月 585 15163 574 14878 11 285
11384 295068 11238 291283 146 3785
平均 948.7 24589.0 936.5 24273.6 12.2 315.4

売電開始からの2年での売電量は22622kWhで月平均では942.6kWhほど売電できています。

売電額は2年で586351円で月平均24431円ほど売電しています。

冬至がある12月の売電量が一番少なく、5月の売電量が多いようです。6月に夏至があるのですが梅雨と重なるのと晴れたとしてもパネルが高温になりすぎて発電効率が下がるので発電量が5月のほうが多くなり売電量も少なくなっています。

2年目と1年目の売電量の比較

2年目 1年目
3月 936 954
4月 1163 952
5月 1442 1444
6月 1077 1511
7月 1176 1008
8月 1266 1392
9月 983 1002
10月 845 790
11月 924 668
12月 471 448
1月 516 495
2月 585 574

2年目と1年目の売電量を比較してみると大まかに言えば12月が一番少なくそこから6月に向けて上昇し、そこから12月に向けて減少していきます。

かなり変な気象状況にならない限りはこの傾向がずっと続くと考えられます。

残り18年を考えてみる

20年買い取りしてくれるはずなので残り18年買い取りしてくれる前提でシミュレーションしてみると

楽観的なシミュレーション

残り18年をこの2年のペースで買い取って貰えると仮定すると

今年の10月から増税で買取価格が1kWhあたり25.92円から26.4円になると年間約30万円ほど売電できるようになります。

それに年間の太陽光の自家消費分が約3万だと仮定すると太陽光発電システムの金銭的なメリットは年間33万円となり

325万円(2年で約65万回収しているので残り約260万円)の初期投資は残り約8年で回収でき、残り10年は利益を出し続ける。メンテナンスや廃棄費用を考えても確実にプラスで終えることができます。

現実的なシミュレーション

残り18年出力抑制とパネルの劣化で年間の売電量約10%が下がると仮定すると

年間の売電額が約27万となりそれに年間の太陽光の自家消費分が約3万だと仮定すると太陽光発電システムの金銭的なメリットは年間30万円となり

325万円(2年で約65万回収しているので残り約260万円)の初期投資は残り約9年で回収でき、残り9年は利益を出し続ける。メンテナンスや廃棄費用を考えても確実にプラスで終えることができます。

悲観的なシミュレーション

残り18年出力抑制とパネルの劣化で年間の売電量が約30%下がると仮定すると

年間の売電額が約21万となりそれに年間の太陽光の自家消費分が約3万だと仮定すると太陽光発電システムの金銭的なメリットは年間24万円となり

325万円(2年で約65万回収しているので残り約260万円)の初期投資は残り約11年で回収でき、残り7年は利益を出し続ける。このシミュレーションでもメンテナンスや廃棄費用を考えても確実にプラスで終えることができます。

20年の買い取りの契約を途中で破棄もしくは買い取りの金額が半額にでもならない限りは損をしないと考えられます。

ただし太陽光発電に関しては天候に大きく作用されます。他にも様々なメリットやデメリットがあります。詳しくはこちら

なるべく損したくないと思う人は、できるだけ導入コストを下げることで損をする可能性はへります。導入コストを下げる方法はこちら

大事な事忘れていました。新築の時に太陽光発電システムを採用し、それを含めて住宅ローンを組むと、最初の10年は住宅ローン控除の対象になりますので。太陽光を採用するのなら新築した時がおすすめです。

あとで設置する場合は、当たり前ですが住宅ローン控除は使えません

まとめ

2年間の売電量を見てみるとほぼシミュレーション通りです。もっと設置費用を安くできていたらもっともっとお得になっていました。

かなり悲惨な状況にならなければ損をするようなことにはなりそうにありません。

ほぼ損得勘定だけでつけてみた太陽光発電でしたが2年目までは順調の一言です。

シェアする