【外構】変態的(←褒め言葉)な外構屋さんから聞いた話

みなさん、こんにちは

フミです。

今回は変態的(←褒め言葉)な外構屋さんから聞いた話を紹介します。

外構で植栽をする家があると思います。

そこで木などが枯れてしまうことがあります。

枯れる原因は様々ありますが変態的(←褒め言葉)な外構屋さんはそこまで考えているのかと驚きました。

植栽の木が枯れる原因

植栽の木が枯れる原因はいくつかあります。一つの原因で枯れている場合もありますし、いくつか複合して枯れてしまう場合もあります。

そこでまず枯れる原因を紹介します。

①植えつけ時期が悪い

植物の枯れる原因として植え付けの時期が悪いと枯れる可能性は高くなります。

樹木によって植え付けに最適な時期があります。

かなり大まかにいうと、落葉樹は葉が落ちてから3月ぐらいまで、常葉樹は春と秋が適しています。

樹木を夏に植え付けるのは、気温が高く、樹木を運ぶだけでかなりのストレスになるそうです。

植えつけたとしてもしっかり根が張らず、枯れたり生育不足になったりします。

②植える場所が適していない

樹木を植える場所が適していないと枯れたり生育不足になる原因となります。

日向に適する木もあれば、日影に適する木もあります。

また土の質なども確認しておきましょう。

一般的な木は、日当たりがよく、水はけのよい土地の方が育ちやすいです。

③水はけが悪かったり、水のやりすぎで根腐れが起きている

しっかり水をあげているのに木が元気がなくなることがあります。

これは根腐れが原因かもしれません。

根腐れとは読んで字のごとく根が腐っている状態です。

原因としては、水のやりすぎだったり、水はけの悪い場所に植えているなどの原因があります。

④植えつける時に細い根を切ってしまった

木に限らず植物には大体根があり、その周りに土がついています。そしてその土ごと植え付けをします。

この植え付けをする時に何らかの衝撃が加わることで、その時に生きていた細い根を切ってしまうことがあります。

この細い根を切ってしまうと木にとって大きなダメージになります。

⑤病気や害虫が原因

木は違う環境に植えられるとかなり弱った状態になります。

普段なら何ともない、天候や虫でも、弱っている状態ではかなり深刻なダメージを受けることがあります。

さらに大切に育てていたとしても病気や害虫が発生することもありますので普段から観察して早期に対処することが大切です。

変態的(←褒め言葉)な外構屋さんの話

外構一筋30年以上の変態的な外構屋さんの話ですので信用していい話だと思います。

①山採りの天然木に気をつけろ

外構の樹木には大きく分けて二種類あります。

山から天然の木をとってくる場合と樹木畑から樹木を買う場合の2種類があります。

皆さんどちらの方が植栽に向いていると思いますか?

それはもちろん樹木畑の木のほうが外構に使う植栽としては向いています。

理由は簡単です。山から天然の木をとる場合は、日頃から人間が管理されておらず、微妙なバランスで木が育っている場合が多いのです。

しかし樹木畑は植栽用に育てられている木ばかりなので他の所に植え替えられる前提で日々管理されています。

つまり植えつけた場合の、ストレスがかなり変わってきて植えつけ後の状態はかなり違うようです。

②水脈を制するものが植栽を制す

木や天然芝を植える場合、水と空気の通り道が必要です。

その水と空気と日当たりである程度樹形が予測できるそうです。

植栽は10年先、20年先、30年先の樹形まで考えて木を選び、水脈を作るそうです。

まとめ

外構で庭の木を枯らさないためには、樹木になった植える時期や植える場所をよく考えましょう。

植えつけた後は、よく観察し、異常を早期発見することが大事です。

変態的な外構屋さんまで考えろとはいいませんが最低限木の枯れる原因を知って、すぐに対処すればしっかり枯れることはほとんどありません。

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