【番外編】医療従事者が語る掃き出し窓が必要な理由

みなさん、こんにちは

フミです。

このブログを初めて読む人で

今日は番外編・・・

みなさん掃き出し窓(掃き出しの引き違い窓)についてどう思いますか?

先に言っておきます。私はできれば(絶対欲しいかな)一つぐらいはあった方がいいのかなと考えます。

理想は各階にある方がいいと思います。

まず掃き出し窓とは何かと言いますと

床面まで窓枠がある窓のことで、腰の高さから始まる腰窓に対して、室外と室内を行き来できる窓となります。床と段差がないので、ほうきで部屋の床のゴミをそのまま外に掃き出せることからその名がつけられたようです。

1.掃き出し窓のメリット

採光

床から天井近くまで開口がとれますので、腰窓などと比べると、太陽光を遮らず部屋の中に取り込むことができます。

通風

窓が大きいこともあり通風にも優れています。ただし風の通り道もしっかり検討していないといけません。

出入りのしやすさ

立ち上がりの部分がない掃き出し窓はデッキやテラスなど容易に出入りができます。

大型の家具や家電の搬入

大型の家具や家電の搬入が無い場合に比べ簡単にできる。また救急搬送などの不測の事態の場合時間の短縮できる可能性がある。

2.掃き出し窓のデメリット

気密性の問題

正確には掃き出し窓の問題ではないのですが、引き違い窓は、他のFIX窓やすべり出し窓に比べ気密性は劣ります。

断熱性能の問題

昔に比べれば窓の断熱性能もかなり上がってきていますが、普通の壁と比べると劣ります。日射取得や日射遮蔽を考えてないと悲惨なことになる場合もあります。

防犯面の問題

カーテンを開けていれば外から見えてしまったり、メリットの点でもあげた出入りがよういなこともあり侵入者にも出入りが容易です。

この辺りは外構の工夫や、防犯ガラス、鍵の強化である程度対策できます。

家具などの置く場所が限られる

掃き出し窓の前には、家具や家電が置けなくなってしまいます。

対策としては、設計の段階から注意して間取りを作ればあまりきにしなくていいかもしれません。

3.まとめ

私が(引き違いの)掃き出し窓が必要だと思う最大の理由は、メリットの最後の所に書いている救急搬送の短縮ができる点です。心停止や呼吸停止や脳梗塞や脳出血などの場合、一分一秒が大切になり、生死や後遺症の程度もかなりかわってきます。それだけのためにとお思いの方もいるかもしれませんが、命あっての家なので生命を守るという一点のみでも採用してもいいと考えます。

なくてもいい家もあります、玄関などが広くとれ、一分一秒を争う時に搬出が容易な場合は別になくてもかまわないです。ですが、そのような家は非常に限られていますので十分に検討してください。

今日はこのへんで

フミでした

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