みなさん、こんにちは
フミです。
このブログを初めて読む人で
12月になりかなり寒い日も増えてきましたね。
我が家は冬の間も24時間エアコンを連続稼働させています。
夏の24時間エアコン連続稼働の記事はこちら
最近ちまたではつけっぱなしの方が安いとか、いやそんなことはないとかいろいろ言われていますがそこは、条件によって変わってきます。
なので我が家の24時間連続稼働のエアコンの電気代のリアルを書きます。
家の性能やエアコンの性能
家やエアコンの性能がわからないのに電気代だけ書かれてもとの話もありますよね。
前提として
家の性能と広さ
外皮平均熱貫流率(UA値)0.56
延べ床面積 123.39㎡
建物の体積 123.39×約2.4(天井高)≒296㎥
エアコン
1F
パナソニック CS-407CX2-W
APF 7.2
暖房COP 計算値5.26
2F
日立
RAS-Z56D2
APF 5.9
暖房COP 計算値3.4
APFとは
COPの制限に対し、より実使用状態に沿った省エネ性能を示す指標として用意されたのがAPFです。Annual Performance Factorの略で、日本語では通年エネルギー消費効率といいます。
COPとは
エネルギー消費効率は成績係数とも呼ばれ、COPとはCoefficient Of Performance(成長係数)の頭文字をとったものです。特に冷暖房器具の省エネ性能を表す際によく使われています。
電力1kWを使ってどれだけの効果を得られるかという指標です。現在一般にも普及していて、機器やカタログに記載されている場合もあります。
エアコンの使用の仕方
1Fのエアコンは基本的に24時間連続稼働
設定温度は23℃
2Fのエアコンは今のところ使用してない
このようにエアコンを使用しました。
室温は1Fリビングは21~23℃ぐらいで、2F寝室は18~20℃ぐらいでした。
12月3日~12月9日までのエアコンの電気代
使用電力量:38.618kWh 一日当たり約5.5kWh
電気代:862円 一日当たり約123円
あまりにも一日の電力量に差がありますので、その間の気温を見てます。
(参照元:気象庁の過去の気象データ)
16.7℃を23℃にするには6.3℃温度をあげないといけません。
5.2℃を23℃にするには17.8℃温度をあげないといけません。
日射取得などの影響を無視すると17.8÷6.3=約2.8倍のエネルギーが必要です。
平均気温が16.7℃の12月4日は約2.9kWh電力を使用しており、平均気温が5.2℃の12月9日は約9.2kWh電力を使用しています。約3.2倍のエネルギーを使用しています。
約2.8倍と約3.2倍と少し差が出ていますが、これは日射取得などの影響が考えられるので許容範囲だと考えられる。
エアコンの使用電力量と外気温の関係
平均気温 | 電力量 | |
---|---|---|
12月3日 | 14.4 | 4.2 |
12月4日 | 16.7 | 2.9 |
12月5日 | 14.5 | 2.4 |
12月6日 | 12.4 | 4.9 |
12月7日 | 10.3 | 6.5 |
12月8日 | 6.0 | 8.8 |
12月9日 | 5.2 | 9.2 |
当たり前ですが気温と電力量には相関があります。
ちょっと12月5日が仲間はずれな気がしますので12月5日を外したグラフにしてみると
相関関係が強くなりました。
そこで12月5日は他の6日と何が違ったかを考えてみたいと思います。
12月5日は何があったか?
答えはすでにでています。
日照時間をが他の6日に比べてかなり長かったのです。
もちろん太陽光発電もかなり頑張ってくれてます。
つまり日射取得があったと考えられます。
そしてエアコンの稼働状況をみてみると太陽の出ている間はあまり動いてません。
まとめ
我が家の断熱性能では、日射取得があまり無い前提だと一日の平均気温が2℃下がると使用電力量が約1kWhほど増加するぐらいのイメージになりました。
私が住んでいる地域では冬場の一日平均気温は低くても5℃前後なのでエアコンの電気使用量は一日あたりMAXで10kWhぐらいと考えておけばいいようです。
1kWhの単価を27円と考えると、10×27×30=8100円がMAXで日射取得や深夜料金なども考慮すると我が家のエアコンの24時間連続稼働の一カ月当たりの料金は多くて6000円前後になると考えられる。
つまり一日に200円ほどで快適な生活できます。この200円を我慢して風邪やインフルエンザになれば医療費は風邪でも2000~5000円の自己負担が強いられます。
その上に仕事を休まないといけない可能性も考えると、我慢せずエアコンを使うことが金銭的にも健康的にもメリットがあります。
ある程度高い?断熱性能の我が家ですらこれぐらいしか電気代がかからないのですから、断熱性能が凄く高ければ一日50~100円ぐらいで十分快適に過ごせる。
このような建物の燃費は建築前にある程度計算できるソフトもありますので・・・性能に詳しい住宅会社ならきっと導入していると思います。
今日はこのへんでフミでした。