みなさん、こんにちは
フミです。
このブログを初めて読む人で
10年に一度の寒波が過ぎ去りましたがまだまだ寒い日が続きますね…
10年に一度という言葉を毎年聞いているような気がしますが…
そこで真冬にエアコンを丸一日止めると室温どこまでさがるか実験をしてみました。良い子は真似しないでください。
2017年から2018年にかけては丸一日(約25時間)ほどエアコンを使用しない実験をしています。
真夏にエアコンを止めた実験はこちら
さらに超高性能住宅を建てていらっしゃるさぬきペンギンさんの実験の記事はこちら
こちらも超高性能住宅の河浪宇宙さんの記事はこちら(勝手に紹介してますのでだめなときはお知らせください)
我が家の性能
家のおおよその性能は
断熱性能は HEAT20 G1
外皮平均熱貫流率(UA値)0.56
熱損失係数(Q値)は1.9
換気 第一種換気 澄家ECO-S
延べ床面積 123.39㎡
吹き抜けなし
カーテンは遮熱や遮光などの機能がないカーテン
上で紹介した2件に比べるとUA値は約2倍で性能的には全くかないません…
※UA値は低いほうが高性能
測定条件
エアコンOFFの時間
1月10日の13時半頃から1月11日の13時半頃までの約24時間
エアコンOFFまでは1Fのエアコンで24時間連続暖房
測定場所
家が建っている場所:愛媛の東の端の方
温度計の設置場所:1Fリビングと2F寝室でどちらも窓から1メートル以上離れている
スイッチボットでログをとる
その他の条件
窓およびカーテンは締切で人の出入りもなし
実験中の外気温
気象庁のデータ
青で囲んだ部分がエアコンOFFの時間です。
エアコンOFFの間の
最高気温が6.0℃
最低気温が1.1℃
日照時間を見ると晴れたり曇ったりしているようでした
スイッチボットのログをグラフに直してみると
最高気温が7.0℃ 13時頃
最低気温が0.3℃ 21:30頃
室温と湿度の変化
エアコンを24時間ほど使用してないことを照明のためにHEMSのスクリーンショットを載せておきます
リビングの室温と湿度の変化
スイッチボットのログをグラフに直してみると
13時頃スイッチボットで職場からエアコンをOFF
13時頃のリビングの室温は22.1℃
そこから順調に下り17時頃に20℃
さらに順調に下り22時頃に18℃
そして朝の5時頃に16℃
最終的に9時から10時の間に14.8℃までさがりました。
絶対湿度は湿度を供給するものがないので右肩下がりでした。
2階寝室の室温と湿度の変化
同様にスイッチボットのログをグラフに直してみると
13時頃スイッチボットで職場からエアコンをOFF
13時頃の2階寝室の室温は20.3℃
そこから順調に下り21時頃に18℃
さらに順調に下り夜中の2時半頃にに16℃
そして朝の10時頃に13.9℃の最低気温を記録しました
絶対湿度は湿度を供給するものがないので右肩下がりでした。
温度変化のまとめ
エアコンOFF以降の温度変化
リビングは丸1日エアコンを使用しないと6.4℃低下
2F の寝室は丸1日エアコンを使用しないと5.7℃低下
22.1℃から20℃までは約4時間でさがり次の5時間で18℃まで下がり、次の7時間で16℃まで下がっていることからもわかるように室温が高いときの方が室温は下がりやすい
G1とG3を比較してみる
G1とかG3ってなにってところから・・・説明するのは面倒なので
詳しく知りたい方はこちらを読んでください
とりあえずG1よりG3のほうが高性能ってことを覚えておいてください
我が家はG1レベルでさぬきペンギンさんと河浪宇宙さんの家はG3の超高性能です。
それぞれ条件は違いますが比較してみます
グロスではさぬきペンギンさん邸が優勝していますが
さぬきペンギンさん邸は2Fのエアコンを使用、我が家は開始温度がかなり低いので有利な条件でした。
ってことでネットでは河浪宇宙さんが優勝
さぬきペンギンさんと河浪宇宙さんはパートナーとひと悶着あったようなので…
でも超高性能住宅だからひと悶着ぐらいですみますが一般的な性能の家でやりますと大変なことになりますのでやめましょうね
もちろん我が家は24時間やってますが家に誰もいない状況でやってますので・・・
まとめ
当たり前ですが、人間がいる状況でこんな実験はしてはいけません。
いつもやったあとに快適な状態に戻すときに後悔しています
G3と比較するとやはり断熱性能は劣るようです
G3レベルでしっかりと日射取得ができるのならばエアコンをあまり使用しなくても快適に暮らせそう
人がいないと湿度もかなり下がる
性能はできるのならばなるべく良くしたほうが健康にもお財布にも優しいですよ(イニシャルコストはかかりますが)
イニシャルコストが多少高くても健康への投資だと思えば安いものです
電気代を節約をして風邪になれば節約した電気代なんて一発で吹っ飛ぶほど医療費がかかりますので電気代を気にせずエアコンの使用をおすすめします。