みなさんこんにちは
フミです。
私たちが生活していくうえで、お金との関係は切りはなせません。
自立した生活を送るためには、お金の原則を身につけておく必要があります。
そこで今回は、働き始める前に知っておきたいお金の原則を紹介します。
働き始める前に知っておきたいお金の原則は下の7つです
- カードローンやリボ払いのような高利な借金はダメ
- 節約は固定費の見直しから
- 銀行口座、クレジットカードの数は絞る
- 生命保険には入らない
- 投資を始めよう
- 資産の流動性に気をつける
- 自己投資にお金を使う
目次
働き始める前に知っておきたいお金の原則
7つの原則を一つずつ詳しく見ていきます
カードローンやリボ払いのような高利な借金はダメ
まず一番大事なのはカードローンやリボ払いのような年率10%をこえるような借金はなんとしても避けてください
給与の振り込み用の銀行口座を作るときに、キャッシュカードにクレジットカード機能がついてくるケースがあります。
このとき、金融機関によってはリボ払いを勧められますが、絶対にリボ払いを選んではいけない。
リボ払いは借金生活の入り口だと言っても過言ではありません。
節約は固定費の見直しから
借金のある生活を避け、将来に向けたお金を貯めるためには、それなりの節約が必要です。
よい節約は、『確実で』『ストレスがなく』『実害がない』の3原則を満たすものです。
家賃や生命保険料、通信費など一度見直すと確実に下げられる固定費の中で、金額が大きいものから見直すのが節約のセオリーです。
ただし家賃については通勤距離もしっかり加味する必要がある。時間はお金より大事ですので
また、旅行や衣替え、結婚式の出席、里帰りなどありそうな一時支出については、一年に一度くらい見通しをたてて予算化し、さらに貯蓄額を差し引いたうえで、残りを生活費に充てよう
銀行口座、クレジットカードなどの数は絞る
銀行口座、クレジットカード、キャッシュレス決済、証券口座などは、数を絞った方がお金の管理をしやすい。
特にクレジットカードは特段に理由がなければ、1枚に集中しておくと利用明細が支出の記録として家計簿になるので、家計の見直しをする際に便利です。
なお私は・・・全然絞れていません。地方銀行2行、地方信用金庫1行、インターネット銀行2行、ゆうちょ、ネット証券2社、クレジットカードを2枚(利用はほぼ一枚のみ)…正直パッといくら全財産があるかはわかりません。
そんないっぱい入っている人は家計簿アプリなどを利用して見える化してみるのも一つの方法です
生命保険には入らない
基本的には働き始めてすぐには保険に入る必要はありません。
入る必要がでてくるのは、結婚したときや子供ができた時です。
その時はいるのは有期(子供が大学卒業ぐらいまでの)、掛け捨て、特約なしで入る。
がん保険などの医療保険なども基本的にはいりません。
なぜいらないのかはこちらを読んでください
さらに貯蓄性の外貨建て保険なども運用として非効率的なので避けた方が賢明です。
いざという時に頼れる家族や親せきがいたり、十分な資産を形成できていれば、子供がいても生命保険はいりません。
投資を始めよう
ピケティが唱えた、資産 (資本) によって得られる富、つまり資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早いことをしっかりと理解しましょう
投資、すなわち資本の所有で得られる所得の比率を高める努力をなるべく早く開始しましょう。
資産の流動性に気をつける
リーマンショックや新型コロナウイルスのような経済的な大きな変動要因がある場合は、いざという時に換金することができる『流動性』のある資産を持つことが大切です。預金や上場されている株式、投資信託などは通常であれば数日あれば換金することができます。
一方で、不動産や生命保険などは、換金がしにくかったり非効率である場合も多い。
不動産はレバレッジが使えることが魅力の一つではあるが、個人にとってはリスクが大きい場合も多く、分散投資も難しく、取引コストも大きく、分割売却もなかなか難しい。
どうしても不動産投資に興味があれば、REIT(不動産投資信託)を考えてみてほしい。
流動性について詳しく知りたい方は下の記事を読んでください
自己投資にお金を使う
教育、経験、知識など対象は様々ですが、将来の自分の価値を高めるために何かにお金と時間を使うことを考えよう。
若い人にとっては、自分への投資が最も効率のいい投資になります。
自己投資って何をすればわからない人は、自分の興味のある分野や、自分の仕事に関連する良書を読んでみることからはじめてみてはどうでしょうか
まとめ
働き始めるとお金に関する罠がたくさんあります。
それらをしっかりと回避するだけでもお金を貯めることができます。
働き始めたら、自分や家族のために金融リテラシーを身につけ、適切な家計管理をし、金融商品やサービスの仕組みやリスクも理解しましょう。
そうすれば、思い描いたライフプランに近づくことができます。