保険でカバーする必要があるリスクとは?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

みなさんこんにちは

フミです。

今回は保険でカバーするリスクについて考えてみます。

保険でまかなえるリスクにはどんなものがあるか考えてみますと

  • 災害や事故
  • 病気やけが
  • 働けなくなったときや介護が必要になる
  • 長生きしすぎる
  • 教育

などがあり

災害や事故などには自動車保険、火災保険

病気やけがなどには医療保険、がん保険

働けなくなったときや介護が必要になれば就業不能保険、収入保障保険、介護保険

長生きしすぎる時は個人年金保険、養老保険

教育には学資保険

などパッと思いつくだけでもかなりの種類の保険があります。

そこで今回は様々なリスクがあるなかで、本当に保険が必要なリスクを考えてみます。

様々なリスクには発生の確率と発生した時の損失の大きさがあります。

保険が必要なリスクは発生の確率は少ないが損失が大きいものに保険が必要になってきます。

発生の確率は少ないが、損失の大きい災害や事故などのリスクには保険でカバーすべきです。

まず保険でカバーするリスクを詳しく見ていきます。

スポンサーリンク

保険でカバーするリスクとは?

リスクにもいろいろあります。発生頻度が高いものから低いもの、発生した時の損失が大きいものから小さいものまで様々です。

さらに各個人個人で同じことが起こっても、生活が立ち行かなくなる人もいれば、普通に生活できる人もいます。

発生する確率が高いものに関してはあらかじめ予防することが大事です。これは損失が大きかろうと小さかろうと関係ありません。起こらなければ損失はでません。そして損失が大きいもには起きても損失が小さくなるように努力する必要があります。

発生確率が少なく損害の小さいものは、もちろん起こらないように努力することも大事ですが、損失が小さいのでどうにななります。

発生確率が少なく、損失の大きいものは保険でカバーする必要があります。事故や災害などは確率はかなり低いのですが、起こってしまった時の損失は非常に大きく、生活が立ち行かなくなる可能性もあります。そのような物には保険が必要です。

リスクごとに保険が必要か考えてみる

災害や事故には保険が必要か?

災害や事故は発生確率が低く、損害が大きい場合がありますので保険が必要です。

特に車を運転する人は自動車保険は必須です。

自動車事故はいくら自分が気をつけて運転していても、事故が起きてしまうことがあります。そこで相手が死亡してしまったり大けがをし後遺症などが残ってしまうような場合、数千万から億単位の賠償が必要になってくることもあります。

次に災害ですが、持ち家の人はぜひ火災保険に入っておきましょう。また住宅ローンを組んでいる場合は火災保険に入らないとお金を借りれないこともあります。

火災や地震などの場合も損害が大きくなることが予想されます。火災などでは周りの家に迷惑をかけて多額の賠償が必要になる場合もあります。

病気やけがには保険が必要か?

小さな病気やけがまで含めると発生確率が高く、損失は病気やけがの程度によって大きく変わってきます。

これらに対応する保険として生命保険、医療保険、がん保険などがあります。

基本的には日本では『国民皆保険』、『自己負担三割』、『高額療養費』という3つの制度があり、限度内で医療費が支払われ個人負担を大きく抑えることができます。ですので上乗せで民間の保険に入る必要はありません。

ですが民間の保険に入る必要がある人もいます。どのような人かといいますと子供がいて、かつ貯金が少ない場合は生命保険を優先すべきです。

働けなくなったり介護は必要になる時保険は必要か?

ほとんどの人はいつか働けなくなり、介護が必要になってきます。つまり発生確率も高く、損失も大きいのです。

ですが、現在の医療ではみんな年を重ね、老化からは逃げる事はできません。ただし、老化を遅らせなるべく元気でいる事はできます。

日本では社会保障制度の中に医療保険や介護保険や雇用保険や労災保険などがあります。

仕事中の事故で働けなくなったり、介護が必要になれば労災保険がおります。会社がつぶれたり解雇されたりすれば雇用保険で一定期間は生活ができます。

介護が必要になれば介護保険の出番です。このような事を考えると民間の保険に入る必要性はかなり低いです。

長生きしすぎることに保険は必要か?

最近では人生100年時代と言われ、老後に公的年金だけでは

2000万円足りないといわれています。

医療の進歩により人生はより長くなっています。そこで豊かな老後を暮らそうと思うと2000万円足りないといわれていますが・・・質素な生活をおくったり、若い頃からしっかりと資産運用してお金を貯めていたら保険は必要はありません。

保険は保険だけと考え、資産運用は資産運用と別々に考えるべきです。個人年金保険や養老保険などは銀行に預けておくよりはいいかもしれませんが、中途解約をすると元本が割れてしまう恐れもありますので注意が必要です。もちろん保険会社のマージンも含まれていますのでそんなにいい商品が少ないのが実情です。

教育については保険が必要か?

子どもがいれば教育お金がかかりますので発生頻度は高く、金銭的損失は子供にどこまでの教育をするかで変わってきます。

教育のお金については学資保険などがありますが、これは必要ありません。生まれた時から、学資保険に使うお金を自分で運用すればいいだけです。途中解約などでは、元本割れする可能性が高いために、解約しにくいこともデメリットになります。

日本の社会保障制度はスゴイ

あまり知られていませんが日本の社会保障制度はすごいのです。すごいことを知らないので皆さんは必要のない民間の保険に入ってしまいます。

なぜ社会保障制度をあまり知らないかといいますと給料から天引きされ払っている感覚がかなり希薄であることが考えられます。

日本の社会保障制度は個人の努力では救済しきれない経済的損失を、国家または社会が集団の力で救済する社会的目的を持っています。

まとめ

必要な保険は、自動車保険と火災保険です。

日本の社会保障制度が凄いので他の保険は基本的には入る必要はありません。

様々な損失が考えられますが、まず大事なのは回避や予防をし損失が発生する確率を下げることです。

健康などに関しては一朝一夕ではどうにもならないので日頃から注意しましょう。病気ならなければお金がたまり充実した人生がおくれることでしょう。

自分で保険を考えることができない人はFPさんに相談するのも一つの方法です。

スポンサーリンク
おすすめ記事

おすすめ記事


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする