FIREを目指すためにまずやるべきことは?

みなさんこんにちは

フミです。

みなさんFIREって知っていますか?

もちろん火という意味もありますが…

今回のFIREは経済的独立早期リタイアについてです。

最近ではテレビなどでも特集され興味がある人もいるのではないでしょうか?

全ての人にFIREできる可能性があっても、決して簡単な話ではありません。

経済的な独立、もしくは早期リタイアを実現させることだけが大事ではなく、そこに至るまでの方法や考え方にこそ、学ぶべき大事なポイントがあります。

今回はそのポイントを、私たちの生活でどのように活かすべきか説明します。

収入・支出・投資のバランスを考える

FIREの根幹を支えているのは、投資によって運用益を得ることです。

それは「4%ルール」という考え方で、毎年の生活費の25倍を超える資産が貯まった段階で早期リタイアが可能です。

例えば毎年生活するのに400万円必要ならば1億円貯めないとFIREすることはできません。

そこでこれから資産形成していくうえで皆さんは、収入・支出・投資でどのように優先順位をつけバランス考えますか?

FIREという言葉を知っている人の多くは、投資や資産形成に興味を持っています。

情報があふれている今の時代『何かしないといけない』と思っているのではないでしょうか?

多くの人は収入をあげ、上がった収入の分投資に回そうと考えています。

…これは大きな間違いです。

収入や投資は、自分でどうにもならないことが多いのです。

つまり一番初めに考えないといけないのは支出です

3種類の支出

一般的に支出は3種類に分けることができます

1.消費支出

生活する上で絶対に必要な支出で、例えば衣食住にかかるお金のことです

2.投資支出

収入を上げるための支出全般をいいます。株や投資信託といった投資よりも、例えば本を読んだり、資格試験の勉強をするなどです

3.浪費支出

消費でも投資でもない支出の事です。いわゆる無駄遣いにあたるものです

消費支出はどんなに頑張っても0にすることはできません。

投資支出はできるだけ積極的に行い収入を上げる努力が必要です。

問題なのは浪費支出です。たまには贅沢したい、ブランド品を買いたいというお金がかかることがダメというわけではありません。

そのような目標があるからこそ、モチベーションを維持できたり、より稼ぐための原動力になったりするからです。

ダメなのは、必要でもないの、コンビニのレジに並んでいるときに、横ぬ置いてある大福やチョコレートなどに伸びることです。

その他にも通販などで購入した健康器具などが押し入れやリビングの端でほこりをかぶっておかれていませんか?

1カ月の間だけでも(できれば3カ月)、支出のすべてのレシートを管理をしてみると思いの方か無駄遣いをしていることがわかるかもしれません。

支出項目で徹底的に排除するべきは、無駄な支出である「浪費支出」をなくすこと

そして消費支出の中でも、固定費などが削減できないか考えてみてください

収入増加で支出も増加?

自分の資産を増やす過程で、収入が増加していった場合、再び考えないといけないのは支出の項目です。

当たり前の話ですが、年収が100万円あがったことで生活レベルを上げてしまうと貯蓄額は増えません。つまり貯まらないのです。

年収が上がれば、外食のお店のランクがアップしたり、回数が増えたりするかもしれません。さらには着るものや乗る車もかわるかもしれません。

それ自体が悪いわけではありません。

大事なのは収支のバランスと将来設計と計画性です。

将来の自分のために今なにをしないといけないか?

それがFIREの考え方に存在する、大事なポイントの一つです。

先取り貯蓄

収入の上昇によって過度に生活費を上げないために必要な仕組みが『先取り貯蓄』です

先取り貯蓄については下の記事でまとめていますので詳しく知りたい人は下の記事を読んでください

今回の記事は1.貯金が苦手な方2.先取り貯蓄、天引き貯蓄の方法を知りたい方3.もっと早いペースで貯蓄したい方。などに読んでほしい記事になっています。先取り貯蓄や、天引き貯蓄では先に貯蓄する分を貯蓄し、残りのお金で生活するのが基本です。

先取り貯蓄の方法は上の記事を読んでもらえばわかったと思います。

そして先取り貯蓄の中から、投資に回すお金を決めます。

毎月の収入のうち一定割合を投資に回すことで資産形成をすることでFIREに近づくことができます。

FIREの考え方においても「継続的な投資」による時間分散的なリスク軽減の重要性が説かれています。

いわゆるドルコスト平均法ですね。

ドルコスト平均法について詳しく書いた記事はこちら

今回は投資の王道ともいわれている『ドルコスト平均法』のメリット、デメリットについて説明します。デメリットを知っておくことで、投資の知識や実力が一段階上がるかもしれません。

複利の力は偉大

実際にドルコスト平均法をつかいシミュレーションしてみます

今35歳の人が60歳までに5000万円貯めたい

運用しない前提ですと年間200万円貯めるのを25年続けると5000万円となります

…年間200万円貯めるには月に約16.7万円貯めないといけないのでかなりハードルが高いですね

そこで何らかの資産運用をして60歳で金融資産5000万円まで増やします。

ローリスク、ミドルリスク、ハイリスクの3つのパターンを考えてみました

ローリスク

年利2.5%の運用をベースに考えると

月に約12万円積立、年間ですと約144万円ほど積立を行う必要があります。

ミドルリスク

年利5%の運用をベースに考えると

月に約8.4万円積立、年間ですと約100万円ほど積立を行う必要があります。

ハイリスク

年利8%の運用をベースに考えると

月に約5.25万円積立、年間ですと約63万円ほど積立を行う必要があります。

年利2.5%の運用でも運用無しに比べれば月の積立額が5万円近く減ります。

さらにリスクの高い資産運用をすれば積立額はさらに減ります。

ドルコスト平均法と複利の力と時間をかけることでかなり効果があることがわかっていただけたと思います。

まとめ

FIREを叶えるためには、まず浪費支出や固定費の削減が行う。

固定費の削減によりFIREの目標金額も下がる。

目標が下がれば、戦略や時間を有効活用することで目標に達する道が見えてくる。

その道が見えてくることでモチベーションアップにもつながり、一段と達成の確率があがる。

FIREを叶えた人の多くは、生まれながらにしてお金もちだったわけではありません。

ただ一つ確実に言えることは他の人より努力し、その努力の方向性が間違っていなかったのです。

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