資産運用を行う時に最低限知っておきたい事

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みなさんこんにちは

フミです。

みなさんは資産運用の基本的なことをわかっていますか?

基本的なことをわかっているかいないかで長期的に運用結果がかなり変わってきます。

人生100年時代で年金だけで老後が生活できないかもしれない今、資産運用は避けては通れない道です。

そこで今回は資産運用を行う時に最低限知っておきたい事を紹介します

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安全性、収益性、流動性

主な金融商品は、「安全性、収益性、流動性」の3つの基準で評価できます。

  1. 安全性(リスク)お金が「安全」であること、つまりお金が減らないこと
  2. 収益性(リターン)お金の「収益性」が高いこと、つまり利益が出やすこと
  3. 流動性お金を「現金」に換えやすいこと

例えば預金は安全で流動性の高い金融商品ですが、収益性はほぼありません。一般的に安全性が高ければ収益性は低く、また流動性が高ければ収益性が低いという関係があります。

この3つの基準すべてが良い商品がありません。もし、そのような金融商品を見つけたと思えば、何か見落としていないか確認してください。

お金の管理をする際は、目的に合わせて、3つの基準のどれを重視するべきかを考えましょう。

騙されないために

いい金融商品があると勧誘などを受けたら、相手があなたをだまそうとしているのではないと疑いましょう

例えば「安全・確実で利回りがいい金融商品」という言葉は、投資詐欺でよく使われる誘い文句です。そのような金融商品は基本的にはありませんので、騙されないように気をつけてください

主な金融商品の特徴

金融商品を選ぶときは特徴を知っておきましょう

預金

1行あたり「元本1千万円までとその利息」が預金保険で保護されます。つまり安全性が高い

ATMがあれば24時間おろせるので流動性が高い

利息にはほぼ期待できないので収益性は低い

債権(国債、社債)

安全性は発行元次第です。国債の場合は国の信用力により高く、社債は発行企業の信用力によって変わります

国債の場合は一般的に売却はしやすいので流動性は高いのですが、個人向け国債は発行後一定期間は換金できないのであまり高くありません。社債は買い手を見つけるのに苦労することがあるので一般的に流動性は高くありません。

一般的には預金より高いのですが、満期前に売る場合などには、売却価格次第では元本割れをする可能性もあります。

株式

株式は、発行企業の業績が伸びれば配当の増加や株価の上昇が期待できます。一方赤字が続けば価格が下落し、経営が破綻すれば価値が0になります。つまり株式は安全性は低く、収益性が高い金融商品です

流動性は、売却しやすいものもしにくいものもあります。

投資信託

投資信託は様々な内容のものがあります。債券中心のものや株式中心のもの、不動産中心、海外資産中心、バランス型などがあります。

内容に応じて、安全性や収益性は変わってきます。流動性は現金化しようとすると3営業日~8営業日ぐらいで換金できるようです。

コスト面では信託報酬などの確認も欠かせません。

リスクとリターン

リスクとリターンの間には、一般的に高いリターンを得ようとすると、リスクも高くなり、リスクを抑えるとリターンも下がるという関係があります

リスクがなく、高いリターンを得られるような金融商品はありません。「美味しい話」にはくれぐれも注意してください。

そしてリスクを高くすれば、必ずリターンが高まるということではありません

分散投資

投資をするときは、金融商品や時間などを分散して投資することが大事です。

投資対象の分散

投資対象は、それぞれ異なる性質があり、価格の動きが異なります。このため投資対象を分散することで、価格の動きが打ち消しあい、保有している資産全体のリスクを減らすことができます

株式などでは、保有銘柄を増やし業者なども増やしていくと一般的にはリスクは下がっていきます。また他の資産とも組み合わせることも効果的です。

時間の分散

時間の分散も大切です。価格が変動する金融商品を買う場合、時期によって価格が異なり、買う時期次第では大きな損失を発生する恐れがあります。もちろん、価格の変動は誰にもわかりません。

時期による価格変動のリスクを減らす方法としてドルコスト平均法があります。「定期的」に「一定額」を値動きに関係なく購入していく方法です。

具体的には「毎月〇万円」と決めて投資したり、「積み立て型(毎月〇万円)」の商品を購入することが考えられます。

何回も、長期にわたって購入し続けることになるので売買の手数料のほかのコストもしっかり考えてください。

長期投資

資産運用はなるべき長期的な視点で行う必要があります。

お金を運用を長期間行うと、先ほど説明した複利の力が大きく働きます。このため、運用に回せるお金をなるべく早くため、長い期間運用するのが理想です。さらに利子や配当を受け取ったときは、再び運用に回すことも大切です。

資産運用を長期的に行うことができれば、たとえ一時的な経済ショックや景気後退による株価下落時に安い価格で売却してしまい、結果的に損を大きくしてしまうことを避ける効果も得られます。また投資の時間の分散も行いやすくなります

コスト

金融商品で運用する場合は、様々なコストがかかってきます。購入時や売却時の手数料や信託報酬、信託財産留保額などです。また、配当や売却益に対してかかってくる税金もコストです。

資産運用する場合は、利益がでるか損をするかはわかりません。しかしコストは確実にかかります。このため、運用にあたってなるべくコストがかからない形をとることができれば長期的には運用成果が大きく押し上げます

資産運用を行う時に最低限知っておきたい事のまとめ

主な金融商品は、「安全性、収益性、流動性」の3つの基準で評価できます。

主な金融商品の特徴を知っておく必要があります

リターンが大きければ、基本的にはリスクが高い商品です。

分散投資を心がけ投資対象の分散と時間の分散をし、長期的な視点で投資を行う。

なるべくコストがかからない金融商品を選ぶことも大切。

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