投資は長期的に考えるべきなのか?

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みなさんこんにちは

フミです。

今回は投資期間について考えてみたいと思います。

資産運用の形として投資する期間によって、長期投資と短期投資にわけられます。

資産形成という観点からみると有利なのは長期投資です。しかし、短期投資で爆発的に儲けたいと考えてしまうのが人間の欲望かもしれません。

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なぜ長期投資なのか?

投資は期間が長ければ長いほど利益をうみやすいのです。理由は主に2つあります。

手数料

まず一つ目は手数料です。デイトレードなどの短期投資を行うと手数料がかさみます。仮に1回の売買手数料が100円で10回売買をすれば1000円、100回売買をすれば10000円です。

またFXなどのように手数料と言う名目ではないですが売りと買いの差額であるスプレッドによって徴収されることもあります。

勝ちと負けの確率が半々だったとしても、売買を繰り返せば繰り返すほど手数料の分だけ負けていきます。

短期的な予想

プロでも短期的な予想はかなり難しく、かなり慣れた人でも予想を外すことはよくあります。

しかし、投資商品の価格は長期的には波のように上下する傾向にあり、長期に保有していれば上昇の波に乗るタイミングも増えます。

長期投資の代表的な物は不動産投資です。投資額も大きいので手数料も大きく、融資が必要なことなどを考えると短期的な取引はプロ以外難しいのです。また家賃という継続収入がメインなので長期的なスパンで考えないといけません。ローンを返済してしまえば、それからの家賃はずっと利益になりますし、売却すれば、売却代金が利益になります。

長期投資には自制心が必要

多くの人は短期的な利益を求めてしまいがちです。結果がすぐに出ることが、人間の本能に働きかけてしまうのかもしれません。ですので、長期投資には強い意志が必要です。

長期的な視点で見ることは投資だけでなく、仕事や家庭生活においても重要です。

この重要性は心理学の「マシュマロ実験」で証明されます。(※マシュマロ実験にも問題があるようです。)

自制心を持つことが健康問題や資産形成にまで影響を及ぼすとの研究結果がでています。

つまり投資には自制心が必要です。

短期投資という名の再現性のないギャンブルに近い「投機」をして失敗してしまった経験のある人は、長期的な投資と短期的な投資の違いを理解し、視野を広げ冷静に投資の目的をもう一度確認することおすすめします。

仮想通貨やFXなどのデイトレードで一獲千金を夢見る人もいるかもしれませんが、それで成功するのはほんの一握りの人だけです。

現実的な資産形成の観点から考えると、コツコツと自制心を持った投資の方が現実的です。

長期的になんて考えられない場合は?

なんのために投資をしているかをしっかり再確認してください。

それでも短期的な投資をしてみたいと思われる方は、長期と短期の2本柱で資産形成してみてください。

そして比較してみてください。どちらのほうが成績がよかったか、どちらのほうが心理的負担が少なかったか、どちらのほうが時間がかからなかったか。

どれも長期的な投資の方が良かったり、負担が少ないことがわかります。

まとめ

長期投資ははっきり言って面白味はないかもしれません。しかし、計画的に行えば短期投資よりメリットが出やすいものです。

長期投資には強い自制心が必要ですが、それは投資だけに限らず、仕事、家庭生活、健康問題においても重要です。

人生100年時代と言われていますので人生を長期的に考えて、資産運用、資産形成を行いましょう。

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