みなさんこんにちはフミです。
常に自分も周りも変化しています。
変化に戸惑い、自分を変えることが難しい人もいるのではないでしょうか?
そこで全世界で2800万部をこえるベストセラー『チーズはどこへ消えた?』(扶桑社/スペンサー・ジョンソン 著、門田美鈴 訳)の続編『迷路の外には何がある?』がとても役に立ちます。
『チーズはどこに消えた?』の2800万部にはまだまだ及びませんが世界で400万部も売れている大ベストセラーです。
どんな人に読んでほしいかといいますと
- 人生の変化が怖い人
- なかなか新たな一歩が踏み出せない人
- 人生を変えたい人
上記のような人におすすめの本となっています
本自体はかなり短くとても読みやすいのですが、さまざまな場面で、どのように行動すればよいか考える助けになります。
著者のスペンサー・ジョンソンさんってどんな人?
アメリカのビジネス界のカリスマ的存在。
心理学者であり、医学博士として心臓ペースメーカー開発にもたずさわった。
さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめ、シンクタンクなどにも参加しながら著作活動を続けていた。
『チーズはどこへ消えた?』のその後の物語『迷路の外には何がある?』が遺作となり、78歳で逝去。
『迷路の外には何がある?』ってどんな本
『迷路の外には何がある?』あとがきと謝辞を含めて102ページの本で一時間程度で読むことができる本です。
『チーズはどこへ消えた?』では、人生と仕事における変化に対応する大まかな方法を示しています。
その続編『迷路の外には何がある?』ではその新たな一歩を踏み出し、変化に対応する方法をより具体的に書かれています。
変化に戸惑いためらう人には是非読んでほしい物語です。
『迷路の外には何がある?』の要約
『チーズはどこへ消えた?』で迷路の中に残り新たな一歩を踏み出せずそこにとどまったヘムの物語です。
まてどくらせどチーズも現れませんし、ホーも帰ってきません。
そしてヘムはついに大変なことに気が付くのです
- 新しいチーズを見つけないと死んでしまう
- 迷路は危険で、暗がりや袋小路もある
- すべてはぼくしだいで、自分で何とかしないといけない
この3つの事実を知ることでヘムは安堵しました
そして迷路に踏み出しました。
ここで大事なのは現状を理解することです。
現状がわからなければ対策は非常に困難です
現状がわかれば、知識や道具を総動員して迷路(目の前に立ちはだかる問題)から脱出をはかるのではないでしょうか?
ヘムは動かなくてもいつか事態は好転すると考えていましたが、自分は正しいと思うあまり、自分の固執した考えから抜け出ることができませんでした。
自分の考えにとらわれてしまい、変化を受け入れることができませんでした。
信念は大事だか、古い信念を持ち続けると足を引っ張ってしまうこともあります。
ヘムに限らず人間は、成功体験に依存しやすく、前回これで成功したから今回も・・・と考えることが多いのです。
周りが変化していなければそれでも成功するかもしれません。しかし周りも自分もかわっているのです。
迷路から抜け出す方法
あなたの信念に気づこう。
信念とは、あなたが真実だと信じる考えのことである。
あなたが考えたことすべてを信じてはいけない。
「事実」はあなたの物の見方にすぎないときもある。
役に立たないことは捨て去ろう。
古い荷物を持って新しい探索に乗り出すことはできない。
迷路の外に目を向けよう。
ありそうにないことも考慮してみようーー不可能なことも検討してみよう。
新しい信念を得よう。
あなたが考えを変えても、あなたはあなたである。
あなたが信じることに限界はない。
あなたは自分が考えるよりずっと多くのことをおこない、経験し、楽しむことができる。
私が感じた事を簡単にまとめると
信念を持つことは非常に大きな力になりますが、問題に直面した時は変化する必要があります。
信念が足を引っ張ってしまうこともあるので、違う方法を考え信じることで新たな道が開かれる
『迷路の外には何がある?』のまとめ
『チーズはどこへ消えた?』に続き変化することの大切さをより具体的に書かれています。
時代の流れは指数関数的に早くなっています。
そんな時代だからこそ過去にとらわれずさまざまな挑戦の必要があります。
自分だけでは変われないのならば、周りも巻き込んでしまえばいいのです。
それでも迷路から抜け出せない(問題を解決できない)ようなら違う迷路の脱出する方法を考え、そこで培った技術で抜け出せない迷路に挑戦してみてください。