みなさんこんにちは
フミです。
私たちが生活していくうえで、お金との関係は切りはなせません。
自立した生活を送るためには、金融リテラシー(お金に関する知識や判断力)を身につけておく必要があります。
そこで今回は、金融リテラシーとは何か、社会人になら知っておきたい『お金の知識と判断力』を紹介します。
目次
金融リテラシーとは?
金融リテラシーとは『お金や経済に関する知識と判断力』のことで、社会で安定した生活をおくるためには必要不可欠なものです。
何のために金融リテラシーが必要なのか?
自立し安心かつ豊かな生活のために必要です
現代社会では金融とのかかわりを避けて通ることはできません。『生活スキル』として金融リテラシーを身につける必要があります。
金融リテラシーが高い人が増えることで、質の悪い金融商品を淘汰することができ、健全で質の高い金融商品の提供の促進や、家計の金融資産の有効活用にもつながり、持続可能な社会の実現に役立つと考えられています。
今回は、社会人として自立するための「家計管理」、金融商品を選択する時の基礎知識である「資産形成」の2つの観点から、社会人になったら知っておきたい金融リテラシーをまとめてみます
社会人になったら身につけたい家計管理
小さいころからしっかりとした金融教育を受けていれば、社会人になったからといって急に焦ることはありません。
しかし、ほとんどの人は金融教育を受けていないので、しっかりとした家計管理ができていません。
学生から社会人になれば、自分で家計の管理をし、適切に収支管理を、計画的にお金を使う必要があります
学生時代は社会人として自立する前提で、収支の管理の必要性や、アルバイトで収入を補いながら支出を計画的に行うことが目標になります。
そこから一歩進んで社会人になると、家計という生活面と経済面での自立が求められる時期になります。
具体的に何をすればいいの?
まずライフプランを考える必要性があります。
住宅資金、教育資金、老後資金などを念頭に置きながら計画的に貯蓄や資産運用で将来に備えましょう。
また社会人になるとクレジットカードなどを利用する場面も増えます。一時的であれ借入している自覚をもち、計画的に利用してください。
分割払いやリボ払いの仕組みを理解すれば、それらを利用することがどれだけ愚かなことかわかるでしょう。
さらに、会社などで働き始めたら、税金や社会保険料などの知識も増やしましょう。
給与明細をしっかりと確認し、収入のうちの可処分所得、天引きされている税金や社会保険料などの内容と金額を把握しておきましょう。
資産形成で適切な金融商品を選ぶために
「資産形成」と聞くと、専門知識が必要そうと考える人もいますが、広い意味で資産形成とは将来に備えお金の準備をしていくことです
資産形成で理解しないといけないことは
- リスクとリターンの関係を踏まえ、求めるリターンと許容できるリスクを理解する
- 分散投資と長期投資のメリットを理解し、活用する
上記の2つを理解し、ライフプランを踏まえた必要資金を整理し、計画的な準備を始めることが必要となります。
具体的に何をすればいいの?
投資ではなるべくリスクは避けたいところですが、大きなリスクを避ければ、大きなリターンを得ることはできません。
リスクとリターンを理解したうえで求めるリターンと許容できるリスクを把握しておく必要がります。
独身の間は生活に余裕がある人も多いのではないでしょうか、余裕資金あれば多少のリスクを許容して、リターンの高い商品に投資するのも一つの選択肢です。
長期投資において、長い期間投資することが一番の強みであることをしっかりと理解し、分散投資についてもしっかりと理解しておきましょう
景気の動向や、金利や為替の動きが金融商品にどのような影響するかをしっかりと理解しましょう。
ライフプランをたて『お金の知識と判断力』を身につけよう
時代が変わるにつれて、お金に対する考え方も変化していきます。
どのような投資商品を選ぶかで、その後のライフプランにも影響を与えます。
お金の情報は、社会や経済や政治の変化によって常に変わります。
一度把握すれば終わりではなく、常に新しい情報にアップデートすることで、時代に合った金融リテラシーを身につけて、高めてください。
社会人になったら、自分や家族のために金融リテラシーを身につけ、適切な家計管理をし、金融商品やサービスの仕組みやリスクも理解しましょう。
そうすれば、思い描いたライフプランに近づくことができます。