みなさん、こんにちは
フミです
今日は土地探し番外編です。
今まで何度も書いてきてますが土地探しで家作りの良し悪しの半分が決まると言っても過言ではありません。
土地の場所や値段にとらわれて重要な部分を見落とすことがあります。
今日は擁壁の水抜きについて書きます。
土地探しに失敗したくない人はまずこちらを読んでください
1.擁壁の水抜き
擁壁の設置や構造などに関する技術的基準は宅地造成等規制法施行令によって定められ、その第10条により「壁面の面積3平方メートル以内ごとに少なくとも1個の、内径が7.5センチメートル以上の水抜き穴」の設置が義務付けられています。
と一応決まってます。
しかし、水抜き穴の設置は義務付けられているが・・・
設置だけすればいいのかな?水が抜けなくても
設置だけで水抜きができない擁壁
水抜きが出来てない上に草まで生えてる
さらに草が生えてない穴も
何か詰まってます
ちゃんと水が抜ける穴は
見た目はあまりきれいではありませんが水が出た形跡がありますよね。
なぜこのような違いが起こるか・・・
建築、土木関係の人がどれだけマジメに仕事しているかだと思います。
何も考えず決まってるからつけとけばいいんでしょと思う会社、は水が抜けない穴になることもあります。
ちゃんと使う人や買う人の事を思って工事を請け負う人は、しっかり水が抜けないと意味がないと感じちゃんと施行します。
ちょっと写真はありませんが、水抜き穴からでる水にも注意してくださいね。異常な色や臭いがあれば土壌に問題がある可能性があります。
2.水が抜けないことによる弊害
水が抜けてないと言うことは、土の中の水分が多いのです。
その状態で地震が起これば、いくら基礎をしっかりしていても、基礎の下の土は液状化を起こる可能性は高まります。
まぁ地震前に雨が降ってなければあまり問題がありませんが、地震はいつ起こるかわかりませんので
3.まとめ
水抜き穴から水が抜けるところをとるか、それとも水が抜けなくてきれいな美観どちらを取りますか?
命あっての美しさなのでちゃんと水抜き穴から水が抜けている土地を選んでください。
どうしてもその土地がいいけど水抜き穴から水が出てない場合、専門家に相談するのも一つの手です。
正直、土木、建築関係の会社のモラルが上がれば、こんなこと書かなくていいのですが、手抜きや施工不良が少なからずあるようです。
多くの人にとって家や土地は人生で一番高い買い物で、それを造る土木や建築業界がこのモラルで本当にいいのか・・・
このブログを見ている建築会社さんや土木関連の会社さんがいたら少しでも考えてほしい。あなたたちの会社にしてみれば沢山の中の一つですが、家を買う人や土地を買う人にとっては唯一無二な家や土地なんですよ。
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