『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』の書評

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みなさんこんにちはフミです。

家を買うときや、建てる時なるべくお金で損をしたくないですよね。

そんな人におすすめの本を紹介します。

それはタイトルが『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』(千日太郎著、日本実業出版社)です。

・・・直球すぎるタイトルですね。

不動産屋や銀行が知られたくない家を買うときのホンネのお金の話が満載の本です。

どんな人におすすめかといいますと

  • 家を買うときにお金で損したくない人
  • 家を買うときに後悔したくない人
  • 家に関する節税や補助金について知りたい人

などにおすすめの本となっています

私もこのブログで家の事やお金の事やローンの事をいろいろ書いていますが、お金のプロである千日太郎さんが書いた本の方が、わかりやすくまとまっています。

ハウスメーカーや建築会社さんのFPに相談する前に、ぜひこの本を一読しておくことおすすめします。

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著者の千日太郎さんってどんな人?

神戸商科大学(現在の兵庫県立大学)を卒業し、公認会計士の資格を保有しているそうです。

一時期は大阪の監査法人に勤めていたようです。

インターネットに住宅ローンについてのまともないサイトがないことから、だったら自分で書いてやろうという野心から、資格も本名も伏せてブロガー千日太郎として『千日のブログ 家と住宅ローンのはてな?に答える』を開始したそうです。

また一般の読者からの相談を受けて、その回答をインターネットに公表する『千日の住宅ローン無料相談ドットコム』も行っており、たしかな分析と、的確なアドバイスに評価があつまっています。

『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』について

本の帯にも書かれていますが「不動産会社や銀行がしられたくないホンネの話」が書かれています。

営業マンの仕掛ける心理戦や退職金での完済するのは老後破産につながりかねないなどの内容が書かれいます。

家を買うための初心者が、百戦錬磨のプロ(不動産会社や大手ハウスメーカーの営業さん)と渡り合うための知識が効率よく学べる本になっています。

『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』の要約

要約すると主観が入って間違った要約になるかもしれませんので目次を載せておきます。下のもくじを見てわからないことがある、気になる所がある人は是非を本を買って理解してください。

特に家を買う特に絶対損をしたくな人は必読の内容になっています。

第1章 「家を買う」ときに後悔しないための心構え

  1. 初心者が百戦錬磨のプロと契約する「二人三脚」という落とし穴
  2. 「家は人生最大の“買い物”」という落とし穴
  3. 「賃貸か持ち家か?」は永遠のテーマなどではない
  4. 「タラレバ」という落とし穴
  5. 「家を買うとは?」という質問に答えられますか?

第2章 自分はいくらの家が買えるのかを知る

  1. 「家賃程度の支払いで新築マンションが手に入る」のウソ
  2. 「年収」だけでは測れない購入できる家の値段
  3. なぜ「ボーナス払い」がダメなのか?
  4. 「退職金で完済する」は老後破産の危険大!

第3章 価値の下がらない物件選び方と営業マンとの交渉術

  1. 理想の家にたどりつくための「地図」と「コンパス」
  2. 営業マンとの付き合い方、悪徳業者の見破り方
  3. 価値の下がるエリアを事前にチェックする方法
  4. 「新築マンション」のモデルルーム見学で注意すべきこと
  5. 「中古住宅」を購入するときの注意点
  6. 「リノベーション」向き中古マンションの選び方
  7. 「注文住宅」を建てるときの業者選びの心構え
  8. 「値引き交渉」のコツと必殺のトーク法

第4章 金利動向に左右されない住宅ローンの組み方

  1. そもそも「住宅ローン」とは何かはいぇな
  2. 変動金利の上昇リスクに備える「2つの4」
  3. 固定金利は結果的に「割安」になる
  4. 当初固定金利は一定期間後、少し高めの変動金利になる
  5. 金融情勢が不安定な時は?
  6. 「元利均等返済」と「元金均等返済」ではどっちが得か?
  7. 「ペアローン」「収入合算」のメリットとデメリット
  8. 注文住宅を建てるときは「つなぎ融資」か「分割融資」が必要

第5章 万が一に備えるために保険は何が必要か?

  1. 一家の大黒柱が倒れたら?地震や火災になったら?
  2. 団信は「債権者が債務者のせいめいにかける生命保険」
  3. 団信に「疾病保障特約」をつけたほうがいいのか?
  4. 社会のインフラのセーフティーネット「地震保険」は必ず入るべき!

第6章 マイホームを買うとトクする節税と補助金

  1. 「住宅ローン控除」は利息を国が肩代わりしてくれるお得な制度
  2. 住宅ローン控除を受けられる間は繰り上げ返済しない
  3. 親からの資金援助を利用して賢く家を買う方法
  4. 「フラット35」の金利引き下げ制度を利用して固定金利を大幅に引き下げる
  5. 知らなければ、申請しなければもらえない「すまい給付金」「自治体の補助金」

第7章 「住宅ローン無料相談ドットコム」に寄せられた相談実例

第7章には実際に「住宅ローン無料相談ドットコム」によせられた5つのケースがのせられており的確なアドバイスをされております

このような構成になっています。

この本は家を買うときに損をしないだけでなく、家を買うことの意味を考えらされる本です。

あとがきに書かれていますが

マイホームを手に入れることで本当に欲しいものがなになのか?

それを手に入れるためにはどうすればいいのか?

目に見えるモノより目に見えないことのほうが大事なのです

この言葉にはすごく共感しました。

まとめ

みなさん家を買うことが目的になっていませんか?

家族がより幸せに、より快適に暮らすために家を買うのです。

より幸せになるという目的の一つの手段として、家を買うという行動があることを忘れてはいけません。

もちろん家を買ってお終いではありません。そこから子育てや老後の生活までお金のかかることは多岐にわたります。

お金があればほとんどの問題は解決できます。

お金の不安のない生活のために、家を買うときは資金計画が一番大事です。

それさえクリアすれば家族との幸せな人生を歩むことができるのではないでしょうか?

そのためになるべく損をしたくない人はこの本を読んでください。

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