みなさん、こんにちは
フミです。
このブログを初めて読む人で
今日は、病院勤務の私が病院での体験をもとに私見を述べていきます。
私見なのでなんの根拠もございませんのでその点は注意してお読みください。
高気密高断熱の家でよく『エアコン一台で一年中快適に過ごせます』のような事を書いたり言ったりする建築会社さんは多いです。
別にエアコン1台だけしか設置しません、と謳っている訳ではありませんので、どうということではありませんが、「エアコン1台でも快適な住宅」ですということを伝えたいんだということは分かります。
私はそこまで高性能な家に住んでないので実際の事はわかりませんが、いくつかの体験をもとに言葉通り受け取ってはいけないと感じました。
その体験を紹介しつつ私見を書いていきます。
1.勤務している病院での体験
まず、前提として昔からある古い病院は断熱や気密の事はあんまりいやほとんどいや全然考えられていないところが多いです。もちろん私が働いている病院もその中の一つです。
体調が悪い人がいるのに、隙間風がひどかったり、窓のそばが暑かったり寒かったりするのは日常茶飯事です。
そこで私が夏に体験した事です。2人部屋(西日が入る)の病室に入りました。私には適温でした。しかし出入り口に近い患者様の一人は暑いから温度下げてくれ、窓際のもう一人は寒いから、エアコン切ってくれと言われました。正直困りました。
とりあえず風向を暑いと言ってる患者様に向けて温度をあげるという対応をしました。この対応が正解わかりません。
このことで、体調や年齢で快適な温度は全然違う。のかなと感じました。
2.新築の家での体験
性能的には高断熱とは言えない家かなUa値0.56ぐらいです。
12月になりエアコンをつけることも多くなった最近のことです。私と妻の二人暮らしですが、私は快適な温度でも妻は寒いとか暑いとかそんな時があります。
このことで、男女でも快適な温度が違う。のかなと感じました。
3.この二つの出来事で
私はエアコン一台で一年中快適に過ごすことはちょっと無理じゃないかなと考えます。
老若男女で代謝が違ったりして、快適な温度が違ったり、体調により快適な温度が違ってきたりします。
各々の健康や快適性を考えると各部屋ごとにエアコンある方が、快適で健康にはいいのではないかと。
4.エアコン一台のメリット、デメリット
現実にエアコン1台だけで冷暖房を行うのは、メリットもあればデメリットもたくさんあると私は思います
メリット
エアコンの購入代金や設置費用が一台分で済む
交換なども一台で済むのでランニングコストが安い。
デメリット
故障したときに、何日もそのままで生活しないといけない。
各個人にとって本当に快適な生活は難しい。
5.まとめ
上記の事より、1台で本当に快適な生活が過ごすのは難しいので、できれば2台設置し2台でより快適な生活を過ごした方がいいのではないかと考えました。
本来ならば、各部屋にエアコンがあり各自が快適な温度で生活する方が快適度はますと思いますが、コストを考えると2台ぐらいがいいのではないかなと・・・
設計段階で、一台の設置場所しか考えてない場合は、見直した方がいいと思います。後から設置することもできますが、電源やスリーブが無いところに設置するのは大変ですし、気密性は下がります。
なので設置するかどうかは後で考えるとしても、必要になりそうな所には設計段階から電源及びスリーブ設置していた方がいいのかなと思います。