2019年の注文住宅建築費用の平均は2902万円

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みなさん、こんにちは

フミです。

リクルート住まいカンパニーの「2019年注文住宅動向・トレンド調査」の結果によると、全国の注文住宅の建築費用は平均2902万円で前年に比べ約95万円増加したそうです。

そこで、この結果をもとにいろいろ考察してみます

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2019年の注文住宅のトレンドは?

注文住宅にももちろんトレンドがあります。

誰もが知りたい注文住宅の建築費用の平均

もうすでに書いているのですが、全国の注文住宅の建築費用は平均2902万円で前年に比べ約95万円増加したそうです。

首都圏だけに限ると建築費用はなんと3000万円をこえて平均3034万円にもなるそうです。

首都圏が高い理由としては狭小地などが多く、3階建てになることが多く建築費用もあがっていることが考えられます。

全国的にはどの価格帯の建築費用が多いかといいますと2000万円~3500万円の間で全体の約6割の人が家を建てています。

(参照元:「2019年注文住宅動向・トレンド調査」より)

坪単価だといくら

坪単価もかなりあてにならない指標ですが、一応計算してみます。

住宅金融支援機構の調査によると注文住宅の平均の延べ床面積は126.8㎡(約38坪)、土地付き注文住宅の平均の延べ床面積は112.2㎡(約34坪)です。

それをもとに計算してみると

注文住宅の坪単価は

2902万円÷約38坪=約76万

土地付き注文住宅の坪単価は

2902万円÷約34坪=約85万

となります。

ちなみに我が家の延べ床面積に対する家本体だけなら坪単価は約75.5万円、合計の費用なら約79.6万円ほどかかっていたようです。

我が家が最終的にどれぐらいお金がかかったかを詳しく書いた記事はこちら

今回は、私の家創りでかかったお金をまとめています。最終的に3000万近くかかりました。坪単価としては一番高く計算すると約80万円もかかっています。家創りで一番大切なことは資金計画なので、最後の最後にお金の事を書いています。みなさん無理のない資金計画で楽しい家創りをしてください。

新規建築?それとも建て替え?

新築を建てる場合、新規に建てる場合と、建て替えの場合があります。その割合を見てみましょう

(参照元:「2019年注文住宅動向・トレンド調査」より)

全国では新規建築の割合が87.1%で建て替えの割合が12.2%。新規建築の割合が前年より微増しています。

首都圏では新規建築の割合が79.8%で建て替えの割合が19.4%。建て替えの割合が全国に比べて高く、地価が高いことが原因と考えられる。

土地の持っているか、持っていないか

新規に家を建てる場合、土地がないと家が建ちません。そこで土地を持っているか、持ってないかをみてみます。

(参照元:「2019年注文住宅動向・トレンド調査」より)

注文住宅建築時に土地を持っていない人は70%以上の人が持っておらず土地探しから始めているようです。

土地を取得するときの相談先

(参照元:「2019年注文住宅動向・トレンド調査」より)

土地を取得するときの相談先では、建築会社に相談する人が最も多く57.8%の人がそうしているようです。

次に多いのは不動産会社に相談したり、ポータルサイトなどを見ている人が多いようです。

私のおすすめは建築会社が決まっているのなら建築会社に相談するのが一番いいと思います。

なぜかと言いますと、素人には良い土地に見えても、家を建てるにはあまり向いてない土地や、家を建てるにはかなりお金がかかる土地もあります。

しっかりした建築会社さんなら、土地の良し悪しを見極め、適切なアドバイスを行ってくれることでしょう

注文住宅建築の検討を始める時に困ったこと・気になったことは

施主が検討の開始時に困ったことは、「最初に何から始めたらよいかわからない」「建築費用の目安がわからない」「自分たちに合った会社をどう探せばよいかわからない」といった項目が上位に並んでいます。

(参照元:「2019年注文住宅動向・トレンド調査」より)

私も家創りを始める時にこの3つはかなり困りました。

まず最初にすることは、自分がどんな家に住みたいかを考えることです。デザイン優先なのか性能優先なのかコスト優先なのか。

何を優先するかで選ぶ建築会社も、建築費用の目安もかなり変わってきます。

性能優先ならば、性能についてしっかり学び、しっかりした性能をだせる建築会社を選ぶ必要があります。

性能について手っ取り早く勉強するのにおすすめの本はこの2冊です。

手っ取り早くエコで快適な家にするための方法を勉強できる本

住宅に関するシステムのトレンドは?

LED照明は8割以上、高効率給湯器も6割近く、オール電化も半数以上が導入され、エコの意識が高まっているのかもしれない。

太陽光発電と蓄電池は検討したがやめた人が多いようです。これに関しては、性能を上げたうえでまだお金の余裕があれば採用すればいいものだと思います。

(参照元:「2019年注文住宅動向・トレンド調査」より)

我が家は2017年の2月に完成ですが、LED照明、エコキュート、オール電化、人感センサー、スマートキー、太陽光発電、ZEH、HEMSなどが採用されておりトレンドに乗った家になっております

まとめ

建築費用は昨年に比べ100万円近く上がっている。住宅設備の多機能化による価格上昇や、職人さんが不足していることにより人件費の高騰も考えられる。

多くの人が新たに土地を買い、新規で新築を建てる人が多い。

土地を買って、さらに家を建てようと思うとかなりお金がかかるので、資金計画はしっかりしていないと将来的にかなり厳しい生活が待っている。

建築費高騰により、よりいっそう、将来的なランニングコストなども考えて家創りをする必要性を感じる。

手っ取り早くエコで快適で経済的な家にするための方法を勉強できる本

昨年の「2018年『注文住宅動向・トレンド調査』」を参考にした記事はこちら

今回は「2018年『注文住宅動向・トレンド調査』」を見て我が家は流行に乗り遅れていないか考えてみました。建築価格は平均的な価格でした。取り入れたい間取りはかなり採用されており、実用的な間取りになっていると思います。ほとんどの人は一生に一度の買い物なので、しっかり勉強して、なるべく満足?納得?した家つくりを楽しんでください。
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