みなさん、こんにちは
フミです。
今回は築5年以内でも外壁が汚れることをお伝えしたいと思います。
紹介するのは塗り壁とサイディングの外壁、それもなんと5年以内に建った家です。
最近の家ならそんなに汚れないのではと考えがちですが・・・塗り壁の種類やサイディングの施工不良?などでしっかりと汚れます。
外壁にはどんな種類があるの?
外壁には多くの種類がありそれぞれにメリットデメリットなどがあります。
一番多く使われているのは窯業系サイディングです。
その他にも金属系サイディング、モルタル、タイル、ALC、焼スギなどの木製サイディング、漆喰や土壁などがあります。
現在は窯業系サイディングが約7割、モルタルと金属サイディングまで含めるこの3種類だけで9割ほどシェアを占めるそうです。
築5年以内でも窯業系サイディングやモルタル(塗り壁)が汚れることもあります。
実際に汚れている外壁見てみる
まずは実際に写真を見てもらいます
窯業系サイディング
ちょっとこの写真ではわかりにくいかもしれませんが右側の家の窯業系サイディングが若干緑っぽくなっています。(窓の数や大きさなどを見てもらうとわかると思いますが北面です)
この家は私も見学会に参加しているので築5年建っていないまだまだ新しいといっても過言ではないお宅です。
北側が畑?休耕地?で湿度が高いせいか通気層がちゃんと取れていないのか気密が取れていないのか間取り上の問題なのかわかりませんがすでに苔が生えているのです。
左側の家に苔が生えてないことを考えると通気層がちゃんととれていないか気密がしっかりと取れていないのか間取り上の問題が考えられます。
築5年以内の窯業系サイディングでこの苔のような汚れが発生してしまうような建築会社は選んではいけません。
細かいところまできちんとした仕事ができない可能性が大です。
モルタル(塗り壁)
この写真も築5年以内のモルタル(塗り壁)の北側の写真です。下地の面材の境界がわかるような汚れ方もしてますね・・・
この家は北側以外にも黒い汚れがついていました。
軒がほとんどないことで雨が直接当たることや屋根の上の汚れが雨によって外壁に運ばれること、さらに排気ガスなどで汚れていることが考えられます。
モルタル(塗り壁)で白っぽい色を選ぶ場合は、基本的には外壁の汚れは目立つことは理解して採用するべきです。
特に近くに工業地帯や幹線道路などがある場合は、かなり悲惨な状況になりますので注意してください。
モルタル(塗り壁)の種類などで汚れの付き方もかなり違いますし、色によっても汚れの目立ち具合が全然違いますので採用するときはしっかり考えてください。
まとめ
家が新しいからと言って外壁が汚れないなんてことはない。
窯業系サイディングで5年以内に汚れている場合は、その建築会社は選ばないほうが賢明です。
モルタル(塗り壁)などは場所や色や軒のアリやナシで汚れ具合がかなり違います。汚れが気になる人はモルタル(塗り壁)は採用しないほうがいいかもしれません。