深夜電力はどんどん値上がりしている

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みなさん

こんにちはフミです。

今回は深夜電力がどんどん値上がりしていることについて書きます。

東日本大震災以降ほとんどの原発が稼働していないためどこの電力会社も深夜電力がかなり値上がりしています。

値上がり前に契約していると基本的な価格は変わらないのであまり実感はわかないと思いますが電力会社のプランを見てみると一目瞭然で深夜の電気代があがっています。

原発ありきで作られた深夜電力が安いプランはどんどん消えています。

そこで今回は四国電力のプランを例にして見てみましょう

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深夜電力が値上がりしている四国電力

深夜電力が安かった理由として原発の出力の調整が難しいことがあげられます。

需要が多くても少なくても一定量の発電を行うため、深夜に需要の少ない時間帯の電気代がかなり安く設定されていました。

そして伊方原発の稼働停止や廃炉を受けて深夜電力の安いプランは無くなりました。

それでは四国電力の電気料金のプランの変遷を見ていきます

2016年3月31日まで契約できたプラン

スマートeプラン[タイプL]

1日を3つの時間帯(夜間・朝夕・昼間)に分けて料金単価を設定したプランです。

昼間時間と比べて、夜間時間と朝夕時間の料金単価がお得です。

(参照元:四国電力HP)

深夜の時間帯の電気料金は11.24円/kWhです

2016年3月31日~2018年9月30日まで契約できたプラン

スマートeプラン[タイプL+]

1日を3つの時間帯(夜間・朝夕・昼間)に分けて料金単価を設定したプランです。

昼間時間と比べて、夜間時間と朝夕時間の料金単価がお得です。

(参照元:四国電力HP)

深夜の時間帯の電気料金は14.49円/kWhです

私はこの期間に家を建てているので電気はこの契約になっています。

2018年10月1日以降に契約できたプラン

でんかeプラン

平日の昼間とそれ以外(夜間・休日)に分けて料金単価を設定したプランです。

平日は昼間に比べて夜間がお得、休日は時間帯に関わらずお得な料金単価となっています。

(参照元:四国電力HP)

深夜の時間帯の電気料金は19.48円/kWhです

電気の深夜料金の変遷

プランの細かな違いはありますが深夜電力の料金はこの数年で1.73倍にもなっています。

…これからも深夜電力は値上がりするのかと言われると四国電力管内はこんなに急激にあがることがないと思われます。

なぜかと言いますと2018年原発が動かない前提のプランになっているためです

四国電力には深夜電力が高いプランしかないのか?

実は深夜電力が安いままのプランがあります。

時間帯別eプラン

電気料金を時間帯ごとに設定したプランです。昼間(7:00~23:00)の電気料金は、若干割高になりますが、 夜間(23:00~翌日7:00)は、お得な料金でお使いいただけます。

電気の使い方を工夫し、割安な夜間のご使用割合を高めていただくほど電気料金がおトクになります。

(参照元:四国電力HP)

深夜の時間帯の電気料金は14.49円/kWhです

スマートeプラン[タイプL+]に近いプランになっています。

実際に我が家の電気使用量でシミュレーションしてみた結果がほとんど差がありませんでした。

このプランなんですが・・・最適料金シミュレーションしても現れません

つまり電力会社にしてみれば旨味の少ないプランで、消費者には得するプランなのかもしれません。

深夜電力のまとめ

原発の稼働停止によりここ5年ぐらいで電気の深夜料金はなんと四国電力では約1.7倍にもなっており、さらに再エネ賦課金などもあるので電気代は右肩上がりです。

もちろんほかの電力会社も同様の傾向がある。

一方で昼間の時間帯の電気料金は太陽光発電の普及などにより下がっている。

トータルでの電気代は上昇しているが電気はプロパンガスの地域ではもちろんのこと、都市ガスの地域でもコスパが高い。

電気代の上昇を気にせずに暮らすためにできるだけ小エネで暮らせる家を建てることをおススメします。

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