【第三回】失敗しない建築業者の選び方

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みなさん、こんにちは

フミです。

住宅関連の書籍やインターネットでは、

見積もりを複数取れとか、最低3社から取れとか書いてることがほとんどです。

また、ハウスメーカーや工務店の営業さんも、

他と比較してくださいとか、ぜひうちでも見積もりさせてください

といくつも見積もりを取る前提で話してきます。

建築業者も本もインターネットも同じこと、言ったり書いたりしてるので、

見積もりはたくさんとるもの

と思いますよね。

はい、フミもそう思って5社も話を聞いたり、間取りを考えてもらったり、見積もりを出してもらったりしてもらいました。

でも、実はこれは、半分間違っているんですよね。

見積もりを複数とっても、正しい比較はできません。

残念なことに、見積書を見比べてもわかりません。

なぜかというと、

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1.建築業者によって基準が違う

建築業者によって、工法や、住宅建材のメーカーやグレードが違います。

基準が違うものを比べても意味ないですね。

比較できないと、正しい選択はできませんね。

それに、技術力と見積もりとは関係ありません。

車や家電製品のように、既製品なら相見積も有効です。

注文住宅は、注文っと入っているように世界で一つの物を作るわけです。相見積が有効なわけないですよね。

また、見積もりの金額が適正かプロでもわからない場合もあるそうです。

さらに、使われている材料などが、金額に見合ったものであるかも判断できません。

見積もりを複数とってわかることと言えば、プランとその建築業者のベースとなる坪単価くらいです。

もし、見積もりを取るのであれば、プロに見てもらってください。

2.相見積を有効にする方法

最初に言っておきます。この方法は結構大変です。

大まかな間取りと仕様書を自分で作る事です。

例えばですよ、

長期優良住宅で、

C値が0.5以下でQ値が1.5以下で、

住宅建材はどこのメーカーの何シリーズで、

・・・

といろいろ仕様書を書いていくわけです。

これをもとに、建築会社を回り自分で作った仕様書通りで見積もりしてもらってください。

だいたいの建築業者は、嫌がるとおもいますが。

でも、この方法はプロでも嫌がるってことは、仕様書を作る自分たちもとても大変なんです。

だから、おススメはしません。

まぁ、そこで嫌がるような建築業者は話を聞く価値はありませんがね。

もし、仕様書通り作ったと言われても、自分たちで確認できるかと言われれば、ほぼほぼ無理です。

第3者(建築のプロ)に間に入ってもらえば、確認してもらえますが、その人のコストがのってきます。

自分で仕様書をつくる時間と第3者のコストを勘案すると、割にあいませんよね。

3.フミの苦労話

上にも書いたように、5社も相見積取ったんですよ・・・

まぁ、もちろん仕様書なんて作る行為もせずに、

土地も、一カ所でなく二カ所で・・・今考えるとアホですね。

5社も話聞いてると、一回の打ち合わせに約2時間、週一回各社一回ずつ打ち合わせすると、2×5で10時間潰れます。

休みの日が1日若しくは2日潰れます。本当に時間がもったいないです。

4.まとめ

それだけ時間を使うなら、信頼できる建築業者を早く見つけ、

その建築業者との打ち合わせの時間を確保することで、自分や家族が、より満足でき、より幸せに暮らせる家を作る事につながります。

そして、いろいろな建築業者に相見積を取ることで、少なからず労力(人件費)が上乗せされます。

それは最終的に、自分や他の人が家を建てる時のコストアップにつながります。

こうなると、ダメですね、自分もお金を多く払わないといけない、建築業者もせっかくプラン作ったのに契約してもらえない、ほかの人も家を建てるコストもあがる。

こんな具合になりますので、あまり相見積はおススメできません

今日は、これまでです

フミでした

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