【絶景】愛媛と高知にまたがる天空の遊び場『四国カルスト』

こんにちはフミです。

愛媛や高知と言えば海に面しているので佐田岬、足摺岬、室戸岬、しまなみ海道などの海の大自然が有名ですが、忘れてはならない山の大自然があります。

それは四国の屋根とも呼ばれ愛媛と高知にまたがる四国カルストです。

あまり聞きなれないかもしれませんが日本三大カルストの一つです。他の二つは山口県にある日本最大のカルスト秋吉台と、福岡県の北東部にあり北九州市内から約40分ほどでたどり着ける平尾台です。

四国カルストとは？

愛媛県と高知県の県境に位置するカルストで、日本三大カルストの一つです。カルスト地形としては日本では最も標高が高く、標高が約1400ｍ付近にあります。

標高が高いことで、澄み渡った空とまじかに見える雲を背景に、牧草地に石灰岩が露出し特徴的な風景が広がっている。

晴れた日には周囲に広がる四国山地の眺望も見ることができる。

尾根沿いにカルスト地形を縦断する道路が整備され、自転車やバイク、あるいは徒歩で移動しながら広々とした風景を楽しむことができる。

愛媛県側にも高知県側にも宿泊施設があり、星空や雲海を楽しむこともできる。

四国カルストへのアクセス

愛媛県と高知県の境にありますので愛媛県側から行くルートと、高知県側から行くルートがあります。

一応私はどちらからも行ったことがあります。

どちらのルートを通るにしても最後の方はかなり蛇行した道が続きますので注意して運転してください。

愛媛県側から四国カルストにアクセスの仕方

松山市内からは約75キロあり、車で約2時間ほどかかります。県道36号線に入ったあたりから地芳峠までの間は結構道が蛇行しており運転に注意が必要です。

高知県側から四国カルストへのアクセスの仕方

高知市内からは約90キロあり、車で約2時間ほどかかります。高知方面からのアクセスでも県道48号線もしくは県道304号線に入ったあたりから蛇行した道になりますので運転に注意が必要です。

四国カルストでの食事は？

四国カルストまで行くのに結構時間がかかりますのでもちろんお腹が減りますので四国カルストで食事ができる場所を紹介します。

姫鶴荘

こちらは愛媛県側にあります。メインは宿泊施設？ですがお昼の時間にはレストランを利用できますが・・・駐車場が狭いので注意してください。

メニューは

そしてお店の前にはフォトスポットとお店の横にソフトクリーム屋さんがあるので混雑することもしばしばあります。

天狗荘

こちらは高知側にありますが半分は愛媛県です。メインは宿泊施設ですがお昼の時間帯は宿泊客以外でもレストランで食事をとることができます。

メニューは高知らしいものも用意されています。他にもいろいろメニューがありました。雉鍋やボタン鍋なんてなかなか食べられないものもあります。

私はなぜか四万十ポークを使っているかつ丼を注文しました。

天狗荘は駐車場の心配はいらないほど広いのでどちらをおすすめするかといわれると天狗荘ですかね。

四国カルストの景色楽しもう

お腹もいっぱいになったので景色を楽しまないといけませんね。

タイミングが良ければ天狗荘から天狗高原周遊のトゥクトゥクが出ていることもあります。

天狗荘の敷地内には県境があります。

天狗荘からは

高知方面の山々が見ることができます。

姫鶴平からは

愛媛方面の山が見え天気がいい時は石鎚山まで見えることもあるそうです。

もちろん山のてっぺんで風が強いので風力発電用の風車もあります

カルストなのでもちろん道じゃない場所には多くの石灰岩と緑の牧草がはえており、そこに沢山の牛が放牧されています。

もちろん山頂の道をドライブするだけでも遮るものがほとんどないのでかなり素晴らしい景色を見ることができます。

牛がかなり道に近づいている時もありますので牛をびっくりさせないようにしてくださいね。

ちょっと日本とは思えない景色が広がり、時間がゆっくり流れているように錯覚してしまいました。

四国カルストのおすすめの時間帯、季節

おすすめの時間帯は

夕日が見える夕方から

天然のプラネタリユムが鑑賞できる夜ですね。

ただしこの時間帯まで滞在すると・・・暗い中蛇行した道を帰らないといけないので宿泊もしくはキャンプをしたいですね。

おすすめの季節は

雲海が見えるかもしれない春と秋と

雪化粧をまとう冬もかなり素晴らしい景色がみられるようです。

・・・夏も標高が高いので涼しいのですが、遮るものがないので日差しはかなり強いです。

四国カルストの注意点

1. 道がかなり蛇行しているので安全運転でお願いします。車酔いをする人は酔い止めを
2. 風が強いときがあり、寒く感じることもあるので防風、防寒具の用意をしましょう。
3. 天候が変化しやすいので気をつけてください。
4. 牛が放牧されていますが驚かさないようにしましょう。
5. 冬場などは雪が積もる場合がありますので気をつけましょう。
6. 自然災害などで道が通行止めになることもありますので、行く前に十分確認してください。

まとめ

四国の屋根とも言われるだけあって周りを眺めても風車以外は見下ろす景色ばかりです。

季節が違ったり、時間帯が違ったり、天気が違うことでかなりいろいろな表情を見ることができる四国カルストは何度も行きたくなる場所です。

四国カルストの情報まとめ