こんにちはフミです。
今回は四国の絶景ポイントの一つに上げられる豊稔池ダムに行ってきました。
ダム好きの間で一度は訪れたい場所と言われているのが、香川県観音寺市にある「豊稔池ダム」らしいです。
私はどちらかというと絶景だという事で行きました。
豊稔池ダムのすごいところを紹介
豊稔池ダムのすごいところ
1.ダムの形式が全国でただ一つの石積みマルチブルアーチダムであること
マルチブルアーチダムは日本には二つしかありません。その上に石積みです。
2.ダム草創期にあった大正15年に着工し、昭和5年に竣工したこと
3.洪水吐をサイフォン形式にするなど随所に斬新な設計を取り入れていること
ダム形式 | マルチブルアーチダム |
---|---|
高さ | 30.4m |
長さ | 145.5m |
貯水量 | 1590000㎥ |
昭和5年竣工なので88年たっても現役なダムです。(老朽化のために昭和63年から外観を損ねないように改修されていて中身はしっかりとしたコンクリートダムになったようです。)
このダムの水は現在も500ヘクタール余りの農地を潤し続けています。大野原は、「らりるれレタス」というブランド名で全国に出荷するほど、国内有数のレタス産地に成長しました。
日本で唯一って事と、歴史的な価値から国の重要文化財に指定されています。
豊稔池ダムへの行きかた
観音寺駅から乗り合いバスが1日2便しかでてませんのでバスで行くのは要注意です。だだし料金はたったの100円です。
おすすめは車とかバイクですね。
場所としては香川の西の端の観音寺にあります。もう少し西に行けば愛媛、南に行けば徳島に行くことができる場所です。
観音寺駅からは約11キロあり車で約25分ほどかかります。
駐車場は2カ所あります。
しっかり水が出ている写真も
このような景色を見られ場所に1カ所と
豊稔池遊水公園の駐車場があります。
豊稔池ダムの一番すごいところ
柵やフェンスなどが無いので、めちゃくちゃ近くまで行けるところです。近くに行く場合はもちろん自己責任ですよ。
こんな写真や
こんな写真を撮れるダムはあまりないんじゃないかなと思われます。
さらに洪水吐からの放水が無いときは、さらに近づき壁と壁との間のアーチの部分まで入り込むこともできます。この写真はちょっと近づきすぎでわかりにくいですね。
こんな時は近づけませんので
豊稔池ダムの見頃
ダムの見頃ってのも変な話ですが・・・
いつの時期でも楽しめるのですが
おすすめはダムのゆる抜きが行われる日です。例年なら7月中旬から8月上旬にあります。下流の井関池の貯水率によっては行われない年もあります。
日程が決まれば下のサイトにupされます。
2019年8月27日 午前10時よりゆる抜きが行わるようです
2018年8月8日 午前9時よりゆる抜きが行われたようです
他は紅葉の季節ですかね近くの法泉寺では11月にもみじ祭りも開催されます。
・・・あとはなかなかお目に書かれませんが雪が降った時ダムの天端に雪が積もり白と黒のとのコントラストが非常にきれいらしいです。
もう一つ20~30年に一度しか見られない光景は
水の放水は基本的には洪水吐からだけなんですがかなり大雨が降ると天端からもダムの水があふれ始めることもあるそうです。なかなかそんな時にダムを見に行くことはないと思いますが
豊稔池ダムの近くには
知る人ぞ知るカフェがあります。多くは語りません。一見さんにはなかなかわかりにくいところですが季節季節で様々な花をみることができます。興味があれば行ってみてもいいかも
まとめ
ダムファンの方にはぜひ訪れてほしいダムです。
子供連れでも親水公園が整備されていますので楽しめます。
ついでに讃岐うどんも楽しんでくださいね。
今日はこのへんでフミでした。