みなさん、こんにちは
フミです。
瀬戸内国際芸術祭2019は11月4日で終了しました
そこで今回は猫が沢山いてかなり急な坂がいっぱいの男木島に行ってきたので瀬戸芸のレビュー?を書いてみます。
男木島は春、夏、秋すべての会期で瀬戸内国際芸術祭2019が開催されています。
目次
瀬戸内の島々を訪れる際の注意点
瀬戸内国際芸術祭もしくは会期中ではない時の瀬戸内の島を訪れる時の注意点をまとめてみました
1.作品が鑑賞できるか公式なホームページなどで確認しよう
2.島の人や、来島者同士挨拶しましょう
お互いの気分を考えてください。
3.ゴミは必ず、持ち帰ろう
島の中で処理できるごみは限られてます。美しい景色を大事にしてね。
4.マナーを守って鑑賞しよう
大声で騒いだり、勝手に民家に侵入したり、撮影禁止のアートの撮影をしたり
もちろん、その島で普通の生活を送っている島民に迷惑をかけるなんてもってのほかです。
5.交通ルールを守ろう
島民の生活道でもあるので、通行の妨げにならないようにね
6.帰りの船の時刻を常に意識しよう。
最終便を逃すと、翌朝まで島からでる交通手段がなくなります。さらに宿泊施設も限りがありますので最悪野宿なんてこともありますので、計画的に行動を
7.天候に合わせて行動しよう。
帽子や折り畳み傘など準備して、天候の急変があっても対応できるようにしましょう。
秋は、夕方になると急激に冷えたり、風が強くなったりするので上着もあった方がいいと思います。
島には、飲食店や自動販売機が限られてますので飲み物は持参し、食事はなるべく予約した方がいいと思います。
8.トイレは見つけたら済ませましょう
島では使用可能なトイレは限られていますので、できればフェリー内や港で済ませましょう。
9.島への自家用車の乗り入れは控えましょう
島民の事を考えてくださいね。普段は静かな島ばかりなので。小豆島はほかの島と違って広いのでOKみたいです。
男木島とは
平地がほとんどないので、戦前は牛を飼うことで牛を出稼ぎに行かせる「借耕牛」で収入得ていました。その頃は西日本で1.2を争うほどいい牛を育てることで有名だったようです。しかし、農機具の発展とともに姿を消していきました。また入り組んだ路地が多いですが、坂を下れば港に出られます。
男木島の場所、アクセス
男木島の場所
男木島へのアクセス
高松駅までそれぞれの方法できてください。
3シーズンパスポートを持っていると高松港近くに無料で車を2回まで停めることができます。
高松駅
↓ 徒歩約10分
高松港
↓ フェリーで40分 大人510円 子供260円
男木港
男木島で瀬戸内国際芸術祭2019を楽しもう
男木島は春、夏、秋、芸術祭が開催されています。
ですが夏はとても暑いことが予想されますので行くのなら、春か秋がおすすめです。
まず高松港からフェリーで約40分ほどで男木島に到着します。私が訪れた順に紹介します。
男木港に到着するとまず
一つ目のアート
男木島の魂
が島を訪れた人を迎えてくれます。この中で船のチケットの購入やパンフレットなども置かれています。
この作品2010年の第一回目の瀬戸内国際芸術祭からあるようです。
次に港のすぐそばにある二つ目のアート
タコツボル
島の伝統であるタコ壺を使ったアートで普通のタコ壺の何十倍?何百倍の大きさのタコ壺があります。
これは今回2019年から新しくできたアートです。
ここから一番遠い歩く方舟まで行く途中に3つ目のアートがあります。
青空を夢見て
学校の体育館の外壁を青い空と白い雲をイメージした作品かもしれません。
学校の体育館の描いているので敷地内には入れません。前回の2016年からありました。
港から一番遠い4つ目のアートは
歩く方舟
ノアの方舟にヒントを得た作品?なんですかね。
海を渡ってどこにいこうとしているのか?
そして男木島の中心部に戻って5つ目のアート
生成するウォールドローイング
かなり古い建物の内壁にアートが描かれていました。
建物が古く階段も急で祖父母の家を思い出しました。さらに古いこともあり若干傾いているような気がしました。
この作品は今回新しい作品のようです。
次は6つ目のアート
うちの海 うちの見
暗い部屋で光と映像によって深海を思わせるような作品でした。
大学の授業での暗室を思い出しました。
こちらの作品も新しい作品のようです。
次は7つ目のアートで
オンバ・ファクトリー
男木島は坂や細い道が多いので車などが入れない道が多くオンバが必須です。
そのオンバにいろいろな装飾やペイントをしアートにしています。
さらにカフェも併設しています。
次に男木島の狭い路地の所々にある8つ目のアート
男木島 路地壁画プロジェクト wallalley
島で集めた廃材や廃船などに風景のシルエットをカラフルに描き、民家の外壁に設置した作品で島のあちこちで見ることができます。
次にかなり坂を上り9つ目のアート
漆の家
地元の漆芸家たちが参加した作品で、家屋を伝統的な漆芸技法でリノベーションした作品です。
漆アレルギーの方は注意が必要です。またカフェも併設されています。
次は10個目のアートです
記憶のボトル
島の人々が記憶をボトルに入れ天井からぶら下げています。
ひとつひとつのボトルのそれぞれの思い出が詰まっているのかもしれません。
次に急な坂を上り11個目のアートです。
自転ー公転
古い家の中で古い日用品をつなぎあわせ、独特なフォルムを作り、それをモーターの力で回転させているようです。
次は急な坂を下り12個目のアートです
SEA VINEー波打ち際にてー
陶器製のつるから陶器製の様々な花がはえている作品でかなり制作が大変そうな作品でした。
瀬戸内の風景をイメージしているようです。
次は13個目のアートです。
アキノリウム
古民家の中で影絵と音楽を楽しむことができます。様々なオブジェが音をたて立体的な音を体感することができます。
次に14個目のアートです。
The Space Flower・Dance・Ring(宇宙華・舞・環)
古民家の床や天井など360°すべてに映像や絵画や鏡などを配置し、異世界に入ったような印象を受ける作品。
最後にちょっと迷って15個目のアート
部屋の中の部屋
部屋の中に90°回転した部屋があります。写真では伝わりにくいので是非自分の目で確かめてほしい作品です。
春会期では見ることができない作品もあるようです。
まとめ
男木島はフェリーで行かないと作品を見ることができませんのでフェリーの時間にはくれぐれも注意してください。
瀬戸芸のパスポートを持っていないと300円払わないといけない作品も多いので注意が必要です。
港に戻りたいときは何も考えず坂をくだれば港方面につきます。
春の会期中でもかなり暑かったので、暑さ対策、紫外線対策は必須です。
費用はどれぐらいかかるか
高松駅までの交通費+高松港から男木島までのフェリー代(510円×2)+鑑賞料300円×9作品もしくは瀬戸内国際芸術祭のパスポート代
どれぐらい時間がかかるか
2~3時間ほどあればすべての作品を見て回ることができます。それに男木島までの往復時間(80分)を+してください。
船酔いは?
片道40分の船旅ですが酔う人は酔うと思いますので、自覚がある人は酔い止めなどを飲みましょう。
食事は?
カフェや民宿や旅館などがありますが、営業しているか確認していきましょう。
ネコは?
いっぱいいます。誘惑され過ぎて船の時間に間に合わないなんてことがないようにしましょう。
さくら耳の猫が多く、しっかり対策されているせいか2016年に比べると猫は少なくっているように感じました。
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