理想的な貯蓄と投資の割合は?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

みなさんこんにちは

フミです。

今回は理想的な貯蓄と投資の割合を考えてみます。

積立NISAやiDeCoなどの制度が始まったことにより、政府は貯蓄だけでなく少しでも投資してくださいと言うメッセージを出しています。

一昔前に比べると投資している人の割合も増えたのではないでしょうか?そこでもうすでに投資を始めている人も、これから始めようとする人も貯蓄と投資の割合を悩むことがあると思います。

スポンサーリンク

貯蓄は『守り』、投資は『攻め』

貯蓄と投資の割合を考える前に、それぞれの特徴を見てみましょう

貯蓄はローリスク、ローリターン

みなさんご存知のとおり、現在の普通預金の金利はあってないようなものです。いくら預貯金をしても金利でお金が増えることはほとんどありません。時間外手数料を払うと減ってしまうこともあります。インフレ以外にはリスクもありませんので、預貯金は資産の土台を作り、万が一に備える『守り』の性質があります。

投資はリスクもリターンもある

投資には、投資するものによって変わってきますが預貯金に比べるとリスクもリターンもあります。つまり損をする可能性があります。ですので重要な使い道が決まっているお金やすぐに使うお金まで投資に回すのは避けた方が賢明です。

しかしその分、高いリターンを得られる可能性があります。お金を運用して増やしていく、『攻め』の性質があると言えます。

データで見る投資割合

金融庁が発表しているレポート(平成28事務年度 金融レポート)によると日本は資産の約80%を預金や保険など安全性の高い貯蓄で保有しているようです。

資産のうち投資割合は18.6%です。アメリカの46.2%に比べるとかなり低いことがわかります。

これはお金に関する教育を受けてないことで金融リテラシーが低いことと、日本の株価などが停滞していることで、投資しても儲からないし、リスクが高いのだろうと思われていることが原因だと考えられます。

収入のうちどれぐらい投資に回すか?

投資に対する考え方や、収入、年齢は各々違います。

そこで、自分にとって適正な投資割合を見つけるために気をつけたい3つのポイントを紹介します。

最低3ヶ月できれば6ヶ月の生活費は貯蓄しよう

貯蓄0の状況で投資を始めるのは無謀です。急に職を失うこともあります。条件がありますが遅くても3カ月たてば失業保険が受給できます。いざというときのために最低でも3カ月できれば6ヶ月から1年ぐらいの生活費を貯蓄しておきましょう。

資産を増やす目的を考える

今ならば老後に2000万円不足するので、年金もらえる年齢になるまでに2000万円貯めるには、年利何%ものに、年間何十万円づつ投資すれば達成できると明確な目標決めます。

具体的な目的を設定することで適切な投資割合を知ることができます。

収入や年齢や性格などによって変わる投資割合

リスクに対する許容度は人それぞれです。年収1000万円の人の10万円と年収500万円の人の10万円では少し意味合いが変わってきます。

年齢でもリスクの許容度はかわってきます。一般的には加齢により人の取れるリスクは下がっていきます。

さらに性格によってはリスクの許容度がかなり低い人もいます。そのような人は投資の割合を引き下げるべきです。

自分がどうしたいか、自分にストレスが貯まらないかを優先し投資の計画を考えましょう。

いろいろな投資の方法

投資と言えば「株式投資」をイメージする人も多いかもしれません。しかし、株式投資は投資未経験の人にはおすすめできる投資ではありません。初めて投資する人でも取り組みやすいものをいくつか紹介します。

投資信託

多くの投資商品を一つの商品にしたものです。分散投資効果からリスク低減が期待できます。ネット証券なら100円以上1円刻みで金額の調整が可能です。

また、「iDeCo」や「つみたてNISA」などの優遇制度を利用すると投資効率が高まります

ポイント投資

投資資金をお金ではなくポイントで支払う方法です。楽天のポイントなどが有名です。仮に損をしても減るのはポイントですから、精神的な負担が軽く「投資のお試し」としておすすめです。

まとめ

貯蓄と投資の理想的な割合は、収入や年齢や性格によって変わってきます。投資の目的を明確にし、自分のリスク許容度にあてはめれば自ずと理想的な投資の割合や、投資商品が見えてくると思います。

ライフプランとマネープランをたてることで、自分に合った投資割合が見つかります。

スポンサーリンク
おすすめ記事

おすすめ記事


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする