外貨で資産を持つ必要性を考えてみる

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みなさんこんにちは

フミです。

今回は外貨で資産を持つ必要性を考えてみます。

これからは、今までよりさらに国際化、ボーダレス化が進みます。

これまでは国境があり、人や物やお金の移動の制約がかなりありましたが、国家間のルールの変更や、インターネット、交通手段の進化なので国と国の距離がかなり近づいています。

このボーダレス化の中で日本円だけで資産を持つことは危険です。そこで必要になってくるのが外貨で資産を持つことです。

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外貨で資産を持つ意義とは

外貨で資産を持つことでリスクヘッジ

資産を日本円や日本株だけで持っていることは、同じような資産に集中して投資していることになり、特定の状況に対してリスクが高い状態になります。

日本円の価値が暴落すると、保有資産の価値が大きく下がってしまいます。

そこで外貨で資産を持っていると、そのリスクをさげ、資産を守るための方法として大きな意味を持ってきます。

日本円だけで資産を持っているデメリット

日本で暮らしているとあまり実感がないかもしれませんが、日本円の価値は、為替レートによって日々変わっています。

円安の影響で、ガソリン代の値上がりしたり、円高の影響で、輸入品が安く買えたりすることもあります。

日本は食料品やガソリンをはじめとする燃料の多くを輸入に頼っているので、円高、円安の影響を受けやすいのです。

円安になると日本円の価値が下がり、結果として物価が上がり、同じお金で買えるものが少なくなります。

つまり、円安になると日本円でもっている資産の価値がさがります。

外貨で資産を持つにはどうすればいいのか

外貨商品を取り扱う金融機関は、銀行や証券会社や保険会社などがあります。

それぞれの会社で多種多様な商品が販売されていますが、それぞれで代表的な商品を紹介します。

銀行で取り扱う外貨建ての商品・外貨預金

取り扱っている通貨は金融機関によって異なるが、アメリカドルをはじめユーロやポンドといった主要な通貨をはじめ、南アフリカランド、トルコリラなど新興国の高金利通貨を扱う金融機関もあります。

それぞれの通過によって金利はかわりますが、同じ期間の物なら日本円の預金よりも金利が高い。外貨定期預金について最短1ヶ月から様々な期間で預けることができる。

証券会社で取り扱う外貨建ての商品・外貨建て債券

外貨建て債券は外貨で決済する商品と、円で決済する商品があり、外貨で決済する商品については、証券口座に外貨を所有していれば為替手数料がかからない。

日本の債権に比べ金利が高いのが魅力的ですが、為替リスクもあることを理解しておきましょう。

保険会社で取り扱う外貨建ての商品・外貨建て個人年金保険

外貨建ての個人年金保険は日本で販売される円建ての保険より「返礼率」がかなり高い商品です。

また一定期間内に解約をした場合には「解約控除」などが発生し、契約時に支払った金額よりも受け取る額が少なくなってしまう場合もあるので注意。

当然、日本円で受け取る際に為替相場の影響を受けます。

まとめ

外貨建ての資産を持つことは、円で資産を持つことよりも利回りが良いだけでなく、インフレリスクやカントリーリスクに対する分散投資の効果も期待できる。

それ以外にも海外でそのまま活用することもできます。

これから日本は人口減少と同時に、国際競争力の低下が予想されるので外貨建ての資産にも目を向ける必要があります。

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