みなさんこんにちは
フミです。
最近は共働きの世帯が珍しくない時代に変わってきました。
収入源が2か所あるから生活に余裕ができたり、将来が安心と考えてしまうことも多いのですが・・・
実際には思ったほど貯金できないとか、いつも月末になると生活がギリギリなんて家庭もあるようです。
そこで今回は共働き世帯が陥る可能性がある「落とし穴」と対策について考えてみたいと思います。
目次
共働きなのに貯金が増えない3つの理由
まず共働きなのに貯金がうまくできていない家庭に共通している理由を考えてみましょう
ライフプランや目標の貯金額が決まっていない
将来のライフプランが定まっていなかったり、家族で共有できていないのが貯金の増えない共働き世帯の共通点です。
将来にどれぐらい貯金が必要であるかをわからないままでいると、毎月確保すべき貯蓄分も把握できないままになります。
そうなるとお互いに危機意識を持てない上に共働きだから多少使ってもよゆうがあるだろうという考えに陥ってしまいます。
計画性のない支出が多い
共働きの家庭は、相対的に支出額が高くなる傾向にあります。
例えば、お互いに忙しくて時間が取れない時に、外食をしたり、スーパーの総菜を利用したり、家事代行サービスなどを利用したり、通勤時間を減らすために、駅ちかの家賃の高い物件に住んでいたりします。
共働きを円滑にするために時間をお金で解決することも必要です。
しかし、その頻度や必要性を考えることも大切です。
また共働きだから少しくらいと言い訳をして、ショッピングや旅行など自分へのご褒美としてお金を使いすぎたり、余暇にかける支出に計画性がないケースもあります。
一度生活のレベルをあげてしまうと生活水準が下げにくくなるので気をつけてください。
お互いの収入を把握していない
共働きの家庭には様々なタイプがあります。
家賃やローンなどを夫が払い、食費や雑費などを妻が払うというように負担する支出を項目分けしていたり、給与をもらったら先に○○万円ずつ生活費として出し合うなどいろいろ形があります。
このような場合は、上記以外のお金については、残りを何に使うかはそれぞれ自由でい互いに把握していないケースもよく見られます。
なかには、お互いにそれなりに貯蓄しているだろうと頼りにしてお互いが全然貯金してないケースもあります。生活自体には困らないと思いますがいざという時に十分貯金できてないリスクが高くなります。
貯金のできない共働きにならないための5つの対策
これからちょちきできる体質になるために、どのようにしていけばよいでしょうか5つの対策があります。
ライフプランや目標の貯金額を決める
一番大事なことはライフプランを夫婦で話し合って決めることです。
ライフプラン次第では貯金はあまりしなくていいパターンもありますし、頑張って貯金をしないといけないパターンの家庭もあります。
ライフプランが決まれば目標の貯蓄額なども自ずと決まってきます。ライフプラン通りにならない時もあるので余裕をみて貯蓄していくことが大切です。
支出はできるだけ1つにまとめる
家庭全体での収支を把握するためにも、支出はできるだけ1つにまとめるのがおすすめです。
先ほど書きましたように夫は家賃や住宅ローン、妻は食費や雑費などと支出の項目分けしている場合は、支出用の口座を作ります。
そこにあらかじめ入金した後に、支払っていく方が全体の支出は把握しやすくなります。
また私が実際にやっている方法ですが、あらかじめ生活費の予算を決めておいて封筒にまとめています。
そうすれば、何に使ったわからない支出項目を減らしていけます。
担当した支出について共有する
支出をまとめるのが難しいようであれば、担当している部分をお互いに任せっきりにするのではなく分担した生活費を共有しましょう。
分担制の場合は、住宅費を負担している夫が妻の負担している食費や雑費などを知らないこともあります。
分担した項目について毎月どのぐらい支出したのか報告、共有できれば全体の支出が見えてきます。
そうすればそれぞれの項目におけるだいたいの金額をも見えてきます。
生活費担当と貯蓄担当にわける
貯蓄の金額を増やす方法の近道として生活費は夫の収入でまかない、妻の収入を貯蓄する方法もあります。
このように決めておけば、片方のみの収入で生計をたてることになるため、計画性のない支出を減らせるほか、ちょちくにもしっかりとお金をまわせるようになります。
夫婦で使える家計簿アプリで共有
どのぐらいの支出があるかをお互いに把握するため、夫婦間でお金について話し合える関係性を築くために、夫婦で共有できる家計簿アプリで一緒に管理していくのもおすすめです。
近頃では銀行口座や電子マネー、ポイントカード、クレジットカードなどさまざまな金融サービスと連携できる家計簿アプリもあります。
さらにレシートを撮影するだけで記録できるため、簡単に家計簿を続けられます。
家計についてお互いが意識を高めるためにこのようなアプリを使って見える化してみるのも一つの方法です。
将来を考えて貯蓄をできるようになろう
収入源が一つだけであれば収支も見えやすいものです。
しかし収入が2つあると全体の収支をお互いに把握しずらいのが、共働きで貯蓄できない家庭の大きな問題点です。
また共働きだからといった油断からくる無駄ない支出も危険です。
共ばたらきで今は生活のレベルの高い生活をしているかもしれませんが、貯蓄がないと老後の生活は今より低い生活水準になってしまいます。
そのようなことにならないためにも、ライフプランを夫婦で話し合い、それに向けて夫婦で貯蓄できる生活に改善していくことが大切です。