みなさん、こんにちは
フミです。
このブログを初めて読む人で
今回は我が家の本当の性能を計算してみようと思います。
とりあえずこのブログで私の家の性能は
UA値0.56
Q値1.9(簡易式に当てはめただけ)
C値測ってない
との事となっています。
C値に関しては実測なのではからない事にはわかりません。
ですがUA値に関してはBELSの申請の添付資料をもとにある程度、計算することができます。
目次
BELSの申請の添付資料のUA値
・・・BELSの添付の資料ではUA値は0.584という事になっています
しかし添付資料を見てみると窓の数値が若干おかしい
添付の窓の資料を見てみると
部位U値がすべて1.9になっていますね。2.33はAPW330シリーズではない勝手口のドアですのでたぶん間違ってないと思います。
APW330シリーズのUw値が1.9以下で、それぞれの窓のUw値を個々に調べるのがめんどうだったのかしれませんが・・・
Arガス入り樹脂スペーサー仕様のAPW330のUw値は平均すると1.4~1.7ぐらいの間に納まると思います。
すべての窓の納品書があればデータを全部ピックアップして計算すればいいのですが、あいにく納品書はNハウジングさんにしかないですし、この量をピックアップして手計算するのは面倒なので簡易に計算しなおしてみます。
それぞれのUw値で計算してみる
Uw値が1.4の場合
とりあえず全体の面積から勝手口のドアの面積を引きますと
25.76-1.48=24.28
24.28×(1.9-1.4)=12.14
開口部(窓)の熱損失は49.58-12.14=37.44
となり外皮の総熱損失量が211.6-12.14=199.5
これを外皮面積でわると
199.5÷362.19=0.551
Uw値が1.5の場合
Uw値が1.4の時と同様に計算すると
25.76-1.48=24.28
24.28×(1.9-1.5)=9.712
開口部(窓)の熱損失は49.58-9.71=39.868
となり外皮の総熱損失量が211.6-9.7=201.9
これを外皮面積でわると
201.9÷362.19=0.557
Uw値が1.6の場合
Uw値が1.4の時と同様に計算すると
25.76-1.48=24.28
24.28×(1.9-1.6)=7.284
開口部(窓)の熱損失は49.58-7.28=42.3
となり外皮の総熱損失量が211.6-7.3=204.3
これを外皮面積でわると
204.3÷362.19=0.564
Uw値が1.7の場合
Uw値が1.4の時と同様に計算すると
25.76-1.48=24.28
24.28×(1.9-1.7)=4.856
開口部(窓)の熱損失は49.58-4.856=44.72
となり外皮の総熱損失量が211.6-4.9=206.7
これを外皮面積でわると
206.7÷362.19=0.571
この4つをまとめると
Uw値 | UA値 |
---|---|
1.4 | 0.551 |
1.5 | 0.557 |
1.6 | 0.564 |
1.7 | 0.571 |
この4つの真ん中ぐらいだと勝手に決めさせていただきましてUA値0.56ぐらいではないかと・・・
考え方や計算が大幅に間違っている所を見つけたら是非教えてください。
間違い見つけた人は是非↓で教えてください。
壁と天井の断熱材の厚み実際の施工に合わせて計算
壁の断熱材の厚さが95mm、屋根は180mmで計算されているので
壁105mm屋根200mmで計算し、上で計算した窓の性能で計算すると
Uw値 | UA値 |
---|---|
1.4 | 0.524 |
1.5 | 0.530 |
1.6 | 0.537 |
1.7 | 0.544 |
しっかりと計算するとUA値は0.53ぐらいかもしれません
Q値を求めてみよう
この記事のデータをもとにとってもわかりやすいさとるパパさんの住宅論の記事をもとに概算のQ値を求めてみると(さとるパパさん勝手に引用してすいません引用しちゃだめなら遠慮なくお知らせください)
日射取得(ほとんどありませんでしたが)や人間の熱や家電などの発熱を無視して計算してみると・・・Q値は1.78ぐらいでした
これをもとに簡易式でUA値を求めると0.53ぐらいでした
樹脂トリプル(ガス入り)&イノベストD70にすると
計算を簡単にするためにUw値どちらも1で計算すると
外皮の総熱損失量の合計が182.43になりそれを外皮面積でわるとUA値は0.5ぐらいまでにはなります。
これ以上の断熱性能をあげようと思うと、窓を減らす、もしく付加断熱、高性能な断熱材を用いるぐらいですかね。あとは2×6もしくは2×8にするぐらいですかね?
まとめ
我が家の性能は公的にはUA値は0.584で希望的計算でUA値は0.56です。
他にも壁の断熱材の厚さが95mmで計算されているので105mmで計算するともう少し改善します。
数字だけがすべてではないですが、比較しやすいのは数値です。
断熱性能をあげることで建築費用などがあがりますが、長い目で光熱費や医療費まで勘案してトータルのコストを考えるとある程度(HEAT20G1)以上の断熱性能を必要です。
なのでこれから家を建てる人は、建築費用だけを見ずに、光熱費や医療費などもしっかり含めてコストの比較をしましょう。