みなさん、こんにちは
フミです。
このブログを初めて読む人で
今回は改めて日射取得が大事だという事を書きます。
ある程度断熱性能の高い家ですと、住宅の内側と外側の熱移動が少ないので、侵入する太陽光が大きな影響を与えます。夏はその日射をどのように遮蔽するか、冬はその日射をとりいれるかが重要で、この事で冷暖房費は少しだけ変わってきますし、快適性もかわってきます。
日射取得で床はどれぐらい暖まるか
今回は我が家の和室の畳の温度を測定してみました。
外の気温が7~8℃
日射取得が始まってまだ30~60分ぐらいしかたってない和室の畳の温度は約32℃まで上昇していました。・・・もとの温度は測っておりません。
ですが24時間エアコンの連続稼働をしているので室温に近かったと勝手に推定すると元の温度は22℃ぐらいだったのではないかと思われます。
約一時間で畳の温度が10℃もあがるんですよ。
くろーばーさん邸は28℃をこえたらしいです。
詳しくはこちら(勝手にリンク貼ってすいません)
くろーばーさん邸の方が温度上昇が低い理由を考えてみるとくろーばーさん邸の方が窓の性能が高いので窓じたいの日射取得率が悪くなって我が家より温度上昇が少ないと考えられます。
日射取得でどれぐらい光熱費削減できるの?
私が計算するとめちゃくちゃになりそうなので
実際に計算しているサイトの紹介です。
プロが書いているのだたぶん間違いないと思われます。
自分で計算したい場合はこちらのさとるパパさんの記事が非常にわかりやすくなっております
ってことで自分では計算しません。
日射取得の本領発揮はいつなのか?
冬至(12月22日ごろ)にしっかり日射取得ができていれば、日射取得はしっかりできていることになります。
ですが12月より1月や2月の方が平均気温が低く、日照時間が長いので日射取得の本領が発揮されます。
我が家の引き渡しの時(2017年2月25日午前10時頃)の日射取得の状況です。
掃き出し窓からかなりの日射が入っていますね。これぐらい日射取得ができるとかなり暖かくなります。
あと南面の窓は日射取得ができるような立地条件なら基本的には日射取得型窓を採用しましょうね。遮熱型をすすめてくるような設計士はなんも考えてない?かしらないかですので・・・
できれば住宅の営業をしている方にも知っててほしいですが・・・
まとめ
断熱や気密ももちろん大事ですが、同様に日射取得や日射遮蔽などの設計によっても電気代や快適性にかなり違いがでてきます。
実際に日射で暖まった床は春の陽気が味わえますのでかなり気持ちがよくお昼寝をしたくなるほどです。そして暖まりすぎで暑くて目が覚めるかも・・・