【第九十八話】家作り物語 給水設備(さや管ヘッダー工法)

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みなさん、こんにちは

フミです。

この物語は、フミの家作りの軌跡を思い出しながら書いていきます。

このブログを初めて読む人で

記憶違いや大げさな表現や乱暴な言葉使いがあるかもしれませんがご容赦ください。

そして方言丸出しかもしれませんが・・・

さらに、そんなもん興味ないわと思われているかたもいるかも

でも書きます。

その当時のプランや間取りがあまり出てこないのは、

引っ越しの際にほとんど捨ててしまったのでご容赦ください。

今日は給(排)水設備について書きます。

最近の新築住宅(長期優良住宅?)ではさや管ヘッダー工法と言う工法が使われています。

もともとはマンションなどで用いられた工法です。ここ10年~15年ぐらいで一般の住宅にも採用され始めたようです。

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1.さや管ヘッダー工法とは?

樹脂製のさや管の中に本来の給水管を通す、二重構造の配管工法のことです。

中の給水管も樹脂製なので錆びることがなく、軟らかくて曲げやすく、継ぎ手がいらないので、水漏れの危険性が少なくなります。また、中の給水管が劣化した場合、抜き出して簡単に交換できるので、壁や天井などを壊す必要がありません。

ヘッダー工法とは、ヘッダーと呼ばれる給水・給湯を一元的に分配するユニットから、各水栓まで供給されることです。ヘッダーから各給水栓まで途中に分岐がないので、複数の水栓を同時に使用した場合でも、水圧の変化が少なく、安定した給水、給湯量が得られます。

さや管ヘッダー工法は、さや管内部の空気層による断熱により、裸配管に比べて結露が起きにくく、給湯配管では保温効果が期待できます。また、内装工事後に内管を通すため、配管への釘打ちなど、他業種とのトラブルも低減できるなどのメリットがあります。

2.メリットは?

上にも書いていますが、水圧の変化が少ない。

中の給水管が劣化した場合、簡単に交換できる。

給水管(下図の白い管)の寿命が30年ほどで

さや管(下図の青とピンクの管)の寿命が60年と言われています

(画像参照元 http://www.mp-infratec.co.jp/products/building_equipment/be003.html)

また『基礎貫通スリーブ』という部材を使用することで、管が2重になっているため、基礎を壊すことなく、配管の交換が可能になります。

3.まとめ

家は建てたら建てっぱなしと言うわけにはいけません。10年後、20年後・・・50年後ぐらいまで先のメンテナンスを考えていろいろな設備を選びましょう。

それぞれメンテナンス性を考えることで、長く快適な生活がおくれ、金銭的な負担もへります。

今日はこのへんで

フミでした。

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