みなさん、こんにちは
フミです。
今回は我が家の太陽光発電のうちどれぐらい自家消費されているかを書きます。
自家消費を求めるには
発電量-売電量=自家消費量
で求めることができます。
発電量は売電量の前に我が家の太陽光発電の条件はこのようになっています。
パネル パナソニック製
搭載量 11kw
方角 南南東
屋根の角度 2寸(約11°)
年間予想発電量 11,959kWh
場所 愛媛
売電額 1kWhあたり25.92(24×(1+0.08))円(20年余剰買取)
設置費用 325万円(税込)
太陽光発電の発電量
現在太陽光発電をはじめて2年と4ヶ月ぐらいたっていますので2年分の発電量を見てみます。
一年目の2017/2/16~2018/2/15の発電量は12937kWhです。
二年目の2018/2/16~2019/2/15の発電量は12996kWhです。
詳しくまとめた記事はこちらです。
11kWのパネルで平均約12970kWh発電しているようです。
パネル1kWあたり約1179kWhほど発電しているようです。
一般的にパネル1kWあたり約1200kWhほど発電するらしいので少し成績が悪いようです。
少し前のデータですが都道府県の発電量比較のデータがありましたので自分が住んでいる県はどれぐらい発電しているか知りたい方はこちらを見てください。
このデータの愛媛県と比べてもやはりあまり成績が良くないようです。
理由として考えられるのは真南に向いてない事と屋根の勾配が緩やかな事が考えられます。
太陽光発電の売電量
こちらも発電量をみた期間と同じ期間を見てみます。
一年目の2017/2/16~2018/2/15の売電量は11238kWhです。
二年目の2018/2/16~2019/2/15の売電量は11384kWhです。
詳しくまとめた記事はこちらです。
一年目の売電額は291238円、二年目の売電額は295068円でした。
月の平均ですと約24000円ほど売電できているようです。
設置費用を回収するには約135カ月(11年と3カ月)ほどで回収できるようです。
売電期間が20年ですので残り8年と9カ月は純粋に+が積み上がっていきます。
その額なんと24000×105カ月=252万円という予想が成り立ちます。
太陽光発電の自家消費分は?
こちらも同様の期間で見てみると
一年目の2017/2/16~2018/2/15の自家消費分は12937-11238=1699kWhです。
二年目の2018/2/16~2019/2/15の自家消費分は12996-11384=1612kWhです。
一年目は発電量の13.1%、二年目は12.4%ほど自家消費しているようです。
太陽光発電が今の買取価格が終わる17年後には安くなっていれば蓄電池、安くなっていなければ電気の利用する時間帯をかえて自家消費分を増やしていこうと思います。
一番の候補はエコキュートですね。
現在の我が家が契約している電力プランでは23時から9時まで1kWhあたり『約14円+再エネ賦課金+燃料費調整単価』で電気を買っています。
これは我が家の売電単価(25.92円)より安いため利用しています。
FIT終了後の売電価格が深夜電力より高いことが考えにくいのでお昼にエコキュートを沸かしたり、食洗機を回したり、洗濯機を使用する生活を行うことで自家消費分を増やそうと思います。
自家消費分を含めての太陽光発電システムの回収期間は?
単純に年間発電量に売電単価(25.92円/kWh)をかけると一年目は約335000円、二年目は約337000円です。
ちょっと悲観的な計算で年間約33万円だとすると設置費用が325万円なので9年と10カ月ほどで回収できるようです。
現在の10kW以上の買取価格が『14円+税』でも17年ぐらいで回収できそうです。
私が設置した時に比べて設置費用も安くなっていることを考えると十分設置費用はかいしゅうできますし、災害時の電源確保に万全とはいいませんが少しは役に立ちます。
後付より新築の時に一緒に設置する方が設置費用も抑えられます。
どうしても設置費用を早く回収したいときは太陽光発電の一括見積サイトを利用してみるのも一つの手です。
私が実際に一括見積をして建築会社さんに太陽光発電システムを値引きしてもらった詳しい記事はこちらです。
まとめ
太陽光発電はきちんとシミュレーションすれば設置費用を回収できないなんてことはまずありえません。
さらに一括見積をすれば設置費用の回収も早くなります。
そして災害時には電源の確保に少しは役に立ちます。
もちろん太陽光発電を設置する前に、家の性能をある程度上げておきましょう。そうすることで家で使う電気代が減り、太陽光発電関係なしに経済的な小エネルギーな家になります。