50代でアーリーリタイアをするためにはいくら必要なのか?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

みなさんこんにちは

フミです。

今回は50代でアーリーリタイアをするためにいくら必要かを考えてみたいと思います。

みなさんいくらぐらい資産があればアーリーリタイアができると思いますか?

50代と言っても50歳と59歳ではかなり違いますが

50歳でアーリーリタイアをしようと思うと約1億円の資産が必要です。(私の雑な計算では)

なぜアーリーリタイアについて考えてみたかといいますと、友人と一緒に投資の基本的なセミナーを聞き、投資の基本的なことのお勉強でしたが・・・その最後の無理やりとってつけたような売りたい金融商品の説明が入ります。

それも年利8%の計算で・・・今の時代、毎年その年利をたたき出すのは投資のプロでもなかなか難しいのではと考えられる数字です。

そんな商品があれば約9年で資産は2倍、18年で資産が4倍、27年で8倍です。

1000万が8倍になれば8000万なので50代でこれぐらいまで資産があればアーリーリタイアが現実味をおびてきます。

スポンサーリンク

アーリーリタイアに必要なこと

アーリーリタイアをするためには、最低でも3つの条件をクリアしないといけません。

その条件はもちろん簡単なものではありません。ですが個人の才能や努力でクリアする人もいます。

アーリーリタイアの条件を見てみましょう

資産

当たり前ですが生活するにはお金がかかります。

50代といってもまだ死ぬまでに30~40年という長い期間があります。

これは地道に自分で作った資産の方がベターです。

宝くじや遺産などのお金ではいけません。

再就職はかなり厳しい

現状の日本の社会では50代になると、かなり再就職が厳しい事を自覚しておく必要があります。

本当は50代でも再就職できるような世の中になればいいのですがなかなか難しいと思います。

特殊なスキルや資格などを持つ人は再就職とかはできますが、かなり限られた人のみです。

医師や看護師など、需要もあり、供給が足りてない職業の人は50代でも引く手あまたです。

大量の時間を消費できる生きがいや趣味などがあるか

これもかなり大事なことです。

アーリーリタイアをするという事は、自分で使える時間が増えます。

忙しすぎるのも大変ですが、暇すぎるのも考え物です。

退職後に急に老け込んでしまう人もいます。

他には人前で喋ったり、人と接する仕事をしていた人がいきなり、家族以外の人とのかかわりがなくなると、うつ病を発症してしまうこともあります。

しっかりした目標や生きがいや趣味がない人は、他の条件を満たしたとしてもアーリーリタイアをしない方がいいのではないかと思います。

どれぐらいの資産が必要か?

アーリーリタイアにはどれぐらい資産が必要か計算してみます。

最初のほうにも書いていますが約1億円あれば大丈夫ではないかと考えられます。大幅なインフレなどの場合はまた話はかわってきますが・・・

まず、最初に断わっておきますがかなりの概算であることをご容赦ください。

なぜ概算かといいますと一人一人、家族構成だったり、生活にかかるお金だったりはかなり違ってきます。ですので正確な金額は自分に当てはめてみないとわからないからです。

まず50歳でアーリーリタイアをするとします。

そこから年金がもらえる65歳もしくは、今30代の人が年金がもらえるのは70歳からかもしれませんので15年もしくは20年間の無収入の期間があります。

その間の生活は一般的な家庭であれば月に20~30万ぐらいだと考えられます。

楽観的な計算だと 20万×12ヵ月×15年=3600万円ほど必要です。

悲観的な計算だと 30万×12ヵ月×20年=7200万円ほど必要です。

そこから年金を貰い始めると『老後2000万足りない』でも書いたように約2000万ほど必要になってきます。

そうすると楽観的な計算だと5600万、悲観的な計算だと9200万必要となります。

これ以外にも子供の教育費や医療費など予備費を考えると少なくとも1000万は見ておいた方が安心です。

これを足すと悲観的な計算ですと1億200万円までお金が足りないという計算になります。

今回の計算はかなり大雑把ですが、将来何があるかわかりませんので正確な計算をすることは難しいですし、そこまで正確性は必要がありません。

家などを購入し、50代で1億円を貯めるのは普通のサラリーマンにはかなり難しい額です。

これぐらいの額を貯めれる能力がある人ならば、再就職などの心配も必要ないのではないでしょうか?

普通のサラリーマンで1億円を貯めるには、なるべく若いうちから金融リテラシーを磨き、「長期・分散・積立」をする以外に道はないのではないでしょうか?

セミリタイアも考慮して

ここまで仕事を完全に止めリタイア前提の話をしてきましたが、セミリタイアも考えてみます。

セミリタイアになればこの1億という途方もない金額がかなり減らせます。

月に10万ほどで仕事で稼ぎ、投資での配当や利回りで年間60万ぐらい得るようになれば月に15万円ほどの収入になります。

そうすればかなり目標金額は下がりますし、いきなり生きがいややりがいなどもなくなりません。

こちらの考え方の方がかなり現実的ではないでしょうか?

収入の柱を増やそう

最近は、複業を解禁する企業が増えてきています。

勤めている会社だけにしか収入源がないとその会社の業績次第では、収入が下がったり、最悪はリストラまであります。

そこで、他に収入の柱があれば、収入が下がったことを補えるかもしれません。

投資などでもそうですが、一つしか柱がないとそれがなくなってしまった時にかなり悲惨な状況になります。

そんなことにならないように、今から動く必要があるのではないでしょうか?

趣味だけで多くの時間を消費できるのか

50代でアーリーリタイアをするような人は、仕事一筋の人が多いのではないでしょうか?

仕事一筋じゃなくても趣味や生きがいに沢山のお金がかかる人がアーリーリタイアをするのは要注意です。

たまの休みに趣味に没頭するのはいいかもしれませんが、毎日その趣味に没頭して飽きることはありませんが、お金がかなり減りませんか?

そこまで考えてアーリーリタイアをしてください。

将来アーリーリタイアをしたい人は、お金のかからない趣味や、生きがい、趣味も飽きないように多角化の必要があると思います。

まとめ

50代でアーリーリタイアできる人は、かなり努力をした人か才能ある人だけだと思います。

誰でもができるわけではありません。

ですが20代、30代から準備をすることでもしかしたら可能になるかもしれません。

金融リテラシーを磨き、一番大きなハードルである資産の面をクリアすればアーリーリタイアをすることができるかも・・・

スポンサーリンク
おすすめ記事

おすすめ記事


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする