みなさんこんにちはフミです。
預貯金をしても利子は雀の涙いや…手数料などを考えるとマイナスなこともある昨今、少しでもお金を増やすために投資などを考える人もいるのではないでしょうか?
そこで投資の基本を知りたい人は『投資の大原則』を読んでみることをおすすめします
どんな人に読んでほしいかといいますと
- 投資の基本を知りたい
- 今まで投資で失敗している
- 将来のお金について不安
上記のような事を知りたい人におすすめの本となっています
約200ページの本ですがわかりやすく書かれているので2時間もあれば読むことができます
目次
著者の二人はどんな人
『投資の大原則』はバートン・マルキールとチャールズ・エリスによって書かれています。
バートン・マルキールってどんな人?
プリンストン大学経済学部教授、プルデンシャル・ファイナンシャル、バンガード・グループ等の社外取締役。
プリンストン大学経済学博士。同大学経済学部長、大統領経済諮問委員会委員、アメリカン証券取引所理事長などを歴任したほか、米有力企業の社外重役を務める。
ベストセラー『ウォール街のランダム・ウォーカー』の著者でもある
チャールズ・エリスってどんな人?
ホワイトヘッド財団理事長
資産運用分野における世界的重鎮。エール大学卒業。ハーバード・ビジネススクールで最優秀MBA、ニューヨーク大学でPhD取得。
1972年にグリニッジ・アソシエーツを設立。以後、30年にわたり代表パートナーとして、金融会社、投資銀行などの経営・マーケティング戦略に関する調査、コンサルティングで活躍。2001年6月、代表パートナーを退任。この間、全米公認証券アナリスト協会会長などを歴任。
ベストセラー『敗者のゲーム』の著者でもある
『投資の大原則』ってどんな本
約200ページの本ですが、これまで投資の経験のない人も、経験のある人にとっても必読の本になっています。
中学生や高校生にもぜひ読んでいただきたい。
多くの思い違いを指摘し、無意識に犯す間違った行動を明らかにもしてくれます。
長期的な資産形成を考える人は何年かに一度読み直してもいい本ではないかと思います
『投資の大原則』の要約
『投資の大原則』では第Ⅰ章からⅥ章までの六つの章からなっています
- 第Ⅰ章 まずは貯蓄を始めよう
- 第Ⅱ章 シンプルな投資法
- 第Ⅲ章 一に分散、二に分散、三に分散
- 第Ⅳ章 大きな失敗を避けよう
- 第Ⅴ章 私たちが勧めるKISSポートフォリオ
- 第Ⅵ章 暴落期でもあてはまる大原則
とても簡単に要約すると5つのポイントでまとめられます
なるべく早く貯蓄を始めて、定期的に続ける
確実に資産を増やす方法は、時間はかかるが再投資(複利)を利用することです
複利についてはこちらを読んでください
若いころから貯蓄が苦手で今でも貯蓄がない人もいるとは思いますが、老後を金銭的に安定させるために今すぐ節約を始めてください
会社や国の制度を有効活用する
会社の制度は会社ごとで変わってきます。
国の制度ではNISAやつみたてNISA、iDeCoなどを積極的に利用すれば税制的にかなり優遇されます。
iDeCoについては詳しく知りたい方はこちらを読んでください
つみたてNISAについてはこちら
市場全体に投資できる『インデックスファンド』で分散投資
基本的に市場以上に賢いものはありません。
賢いものがあるかもしれませんが、それがわかるのは20年、30年後です。
つまり投資をするときにはわからないのです。
なので長期的な資産形成には『インデックスファンド』で銘柄の分散と時間の分散を行うことが大事です
投資信託で失敗しない方法こちらを読んでください
年に1回は資産分配を見直す
資産配分を見直すことで、必ずリターンが増えるというわけではありません。
しかし資産配分をリバランスすることで必ずリスクを減らすことができます
投資信託の見直しのポイントはこちら
自分の決めた投資方法を守り、市場の動きを気にせず長期投資を心がける
自分自身を知り、自分の性格とライフステージにあった投資を選ぶことが大切です。
市場の値上がりや値下がりを気にしてはいけません。一喜一憂して売ったり、買ったりすることで経費もかかり、失敗の可能性があがります。
なるべく考えることを減らして長期投資を心がけてください
『投資の大原則』のまとめ
投資などの資産運用を考える際、最も大切なことは貯蓄です。
5%や10%で運用できたとしても元手が少なければ利益は雀の涙ほどです。
日々節約し、貯まったお金を長期運用することが大切。
そしてなるべく早く始めることで複利の力を有効に活用できる。
長期的な資産形成には『インデックスファンド』で銘柄の分散及び時間の分散を行うことが大事
投資についてもっと知りたい方にお勧めの本は