【番外編】窓の性能ランキング

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みなさん、こんにちは

フミです。

このブログを初めて読む人で

今日は番外編・・・

窓の話をしたいと思います。

一昔前までは、アルミサッシで単層ガラスがほとんでした。

現在の新築ではそのような家はほとんどない(事を願ってます)。

良心的な建築会社さんなら最低でも半樹脂ペアガラス以上を推奨してることだと

・アルミニウム

熱伝導率 200以上

・塩化ビニル(PVC)

熱伝導率 0.16~0.17

・グラスウール断熱材 10k

熱伝導率 0.050

上記の事からもわかるように、アルミサッシと樹脂サッシでは熱の伝わりやすさが1000倍以上違います。

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1.主な窓メーカーの製品と性能

YKK
種類熱貫流率U値サッシガラスの枚数
APW430Kr0.78樹脂トリプル
APW430Ar0.91樹脂トリプル
APW330真空トリプル0.96樹脂トリプル
APW330Ar樹脂スペーサー1.31樹脂ペア
LIXIL
種類
レガリス(5重ガラス)0.555重
エルスターX Kr0.79樹脂トリプル
エルスターX Ar0.91樹脂トリプル
エルスターS Ar1.3樹脂ペア
サーモスX  Kr1.03ハイブリッドトリプル
三協立山
種類
トリプルスマージュ Kr0.86樹脂トリプル
スマージュ Ar1.4樹脂ペア
アルジオ Kr1.34ハイブリッドトリプル
アルジオ Ar1.92ハイブリッドペア
エクセルシャノン
種類
シャノンウインドUF-H Kr0.73樹脂トリプル
トリプルシャノン kr0.8樹脂トリプル
シャノンウインドUF-H Ar0.91樹脂トリプル
トリプルシャノン Ar0.94樹脂トリプル
シャノンウインドUF-L Ar1.0樹脂トリプル
シャノンウインドUF-H Ar1.19樹脂ペア
シャノンウインドUF-L Ar1.28樹脂ペア
シャノンウインド Ar1.4樹脂ペア
番外編
ユーロサッシ0.78樹脂トリプル

熱貫流率(U値)とは

熱貫流率(U値)とは熱の伝えやすさを表した値。

単位は「 W/㎡・K 」です。

壁や屋根、床などの室内外の空気温度に1度の差があるとき、1時間にに壁1㎡を通過する熱量です。

数値が小さいほど性能が良いことになります。

上の表を見てわかるように

トリプルガラス以上 クリプトンガス封入 樹脂サッシにすれば熱貫流率1以下の値になります。

これ以外にも窓はありますが最低でもこのレベルの窓を使ってほしい窓のみ載せています。

2.世界の窓と日本の窓

ここでU値1を取り上げた理由として

世界の窓の基準値として

(出典:樹脂サッシ工業会より)

日本の基準も書きますね。この基準は最低基準の物を記しています。

熱貫流率等級記号断熱性能
2.33以下★★★★高い
2.33~3.49★★★☆
3.49~4.65★★☆☆
4.65超★☆☆☆低い

1999年に決められた数値が使われています。

20年近くたってますがまったく更新されてないのどうかと思います。

でも気候が違うのでは無いの?と思いますよね。

同緯度で日本とヨーロッパ比べてみます。

確かに違いますね。

緯度の近い国の窓の性能の基準も記載しますね

国名熱還流率
フランス2.1
イタリア2~4.6
スペイン2.1~2.8

今の基準で十分じゃない?と思った方いるかもしれませんが・・・

3.窓は熱の最大の出入り口

細かい前提は抜きにして熱の最大の出入り口は窓で、夏は約6~7割、冬は約4~6割熱が出入りしていると言われています。もちろん家の性能や、形状、国によって変わります。

しかし窓が一番夏は暑い熱を外から室内に取り込み、冬は暖かい熱を寒い外に放出します。

この事より窓の性能をあげることが一番省エネになります。

もちろん窓以外の断熱もおろそかにしてはいけません。

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