みなさん、こんにちは
フミです。
このブログを初めて読む人で
私の事や、私の家について知りたい方はこちら
↓ ↓
今回は築2年弱の我が家と、築30年以上の私の実家の室温の差を測ってみました。
測ろうと思ったきっかけは
くろーばーさんのこの記事や
ヨシローさんのこの記事に
を読んで我が家も測ってみようと思ったからです。(勝手に載せてすいません。)
この測定の中で浴室の温度をはかった理由は
もちろんヒートショックに大きく関係があるからです。
ヒートショックとは?
まずヒートショックの説明からします。
一般で使われている用語としては、ヒートショックとは急激な温度変化により身体が受ける影響のことである。比較的暖かいリビングからまだ冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変するため、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすおそれがある。高血圧や動脈硬化の傾向がある人がその影響を受けやすい傾向があり、なかでも高齢者は注意が必要とされる。
このようなヒートショックの要因となる住環境のリスクは「暖差リスク」とも呼ばれ、特に冬期は住宅内の温度差が大きくなるため、注意が必要である。
日本の入浴中の急死者数は諸外国に比べて高いとされ、その理由は浴室と脱衣室の温度差であると考えられている。日本で年間累計1万人以上がヒートショックが原因で死亡しているといわれ、室内における高齢者の死因の4分の1を占める、ともされている。(参照元:wikipediaより)
ヒートショック対策
高齢者に多いだけで若いからと思って大丈夫だと思うのは大間違いです。
- 冬で寒いからお風呂の温度が42℃以上で入るのはやめましょう。のぼせる可能性が高くなります
- 寒いからと言って長湯も気を付けてください。できれば10分以下でお願いします。
- 脱衣所と浴室は、他の部屋と同じぐらいまで温めてください。
- 湯船から出る時はゆっくりでお願いします。
- 食後やアルコール摂取後はなるべく入らないでください。
- 深夜や早朝はなるべく入浴を避けてください。
- 家族に声をかけて入ってください。
これらの事を、若いころから習慣にすれば年を重ねてから、急に習慣も変えなくていいです。
さらに小さいダメージの積み重ねが、血管などに蓄積されます。
我が家の温度差
前提として、我が家は一階のエアコンを23℃で24時間連続稼働させています。
玄関とつながるドア以外は基本的に開けっ放しです。
測定場所は下の図面の①、②の場所でエアコンの位置と矢印はエアコンの風向を示しています。
LDK(①の場所)の室温は22.5℃
浴室(②の場所)の室温は21.7℃
温度差は0.8℃でした。ほぼ温度差はないと言っていいのではないでしょうか?
参考:くろーばーさん邸は温度差はなんとなしでした。ヨシローさん邸は温度差は1.9℃らしいです。
室温差が1℃や2℃なら室温差でのヒートショックのリスクはほぼないと考えられます。
実家の温度差
前提として、実家は消費税が3%になる前年に建てていたはずなので築30年ぐらいです。
なので断熱性能は・・・かなり悪いと思われます。
断熱性が悪いので局所暖房です。
そして私の実家の間取りではリビングが無い?わからないので普通の居室(浴室から一番近い)の室温と浴室の温度差を測ってみました。
お風呂に関しては昨年リフォームしたので、我が家のお風呂と性能差はほぼないと思われます。
普通の居室(浴室から一番近い)の室温は19.1℃
浴室内の室温は11.9℃
温度差は7.2℃でした。かなり寒かったです。
服を着ていてもかなり寒く感じたのですから裸になるのですからもっと寒く感じるのではないかと思います。
一応リフォームした時に脱衣所に暖房と、浴室暖房は採用されています。
今回はそれらの機器を使用せずに室温を測定しました。
それらの機器を適切に運用すれば、室温差はほぼなくなるもしくは、居室より室温が高くなりそうなのでヒートショックのリスクはかなり下がるのではないかと思います。
そして東京ガスの調査ではなんと浴室に暖房設備がある家は、約27%だそうです。
・・・それではヒートショックはおきますよね。
築2年弱VS築30年の結果
もちろんですが築2年弱の我が家の方が圧倒的に室温の差が少なく、ヒートショックのリスクは少ないことがわかりました。
築30年の実家はリフォーム前はこれよりさらに室温差が激しかったことを考えると非常に危険な中両親は暮らしていたんだという事を実感しました。
まとめ
ある程度性能の高い家ならばエアコン一台でも部屋によっての温度差をかなり小さくできるのでヒートショックのリスクはかなり少なくなる。
古い家は全館暖房風にはなかなかできず、局所暖房になり室温差が大きくなります。
そこで、脱衣所や浴室だけでもリフォームし、脱衣所には暖房器具、浴室には浴室暖房を設置し、適切に運用すれば室温差が少なくなり、ヒートショックのリスクはかなり軽減される。
築2年と築30年の家では、性能が違うのは当たり前ですが、運用方法を間違えなければヒートショックに対するリスクはかなり下がる。