幻の戦闘機『紫電改』は愛媛県愛南町にあり

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こんにちはフミです。

今回は愛媛県の愛南町にある紫電改展示館を紹介します。

特に戦闘機とかには興味はなかったのですが、近くを訪れる機会があったことと無料だという事で紫電改展示館に行ってみました。

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紫電改とは

世界で残されている四機の中で、日本で唯一「紫電改展示館」に展示されている本物の戦闘機。残りの三機はアメリカの博物館で公開されています。

紫電改が作られた経緯

日本で戦闘機で一番有名な物は零戦なのですが、戦争が進むにつれて零戦でも太刀打ちできない米英軍の新鋭戦闘機が登場しました。その新鋭戦闘機に対抗するために零戦の次期戦闘機として終戦まじかに開発されました。当時の海軍では最も優れた戦闘機とされていました。

しかし、アメリカの戦闘機と形状がかなり似ていたため味方から誤射されることもあったそうです。

紫電改のデータ

全長9.34m
主翼11.99m
高さ3.4m
重量4.86t
時速620km
エンジン2000馬力

零戦の馬力が約1000馬力らしいので単純に計算すると出力が2倍になってますね。

紫電改がどのようにして発見されたか

紫電改展示館は宇和郡愛南町の馬瀬山頂公園内にある展示館で、入場は無料となっています。

なぜ、紫電改はこの場所に展示されているのでしょうか?

昭和53年11月、愛媛県南宇和郡城辺町久良湾の海底40mに原型のまま沈んでいるのが地元ダイバーによって発見され、翌年7月14日実に34年ぶりに引き揚げられました。

戦時中の昭和20年(1945年)7月24日、米軍約200機を迎撃するため長崎県の大村基地から21機で発進。その後、豊後水道上空で交戦となったのです。その戦闘による未帰還機6機のうちの1機が、海底で発見された紫電改であると思われます。

この引き上げられた紫電改が宇和海展望タワーのある馬瀬山山頂に恒久平和を願うシンボルとして展示されています。

紫電改を望む

階段を登り2階から紫電改を見下ろすことができます。操縦席も見ることもできます。

プロペラが曲がったままなのは保存に関しては、遺族からの要望でなるべく引き上げたままの状態で保存していただきたいとの事だからだそうです。

松山基地のジオラマ

太平洋戦争末期の様子を1/24で再現しているそうです。当時松山基地は、精鋭パイロットだけでも120名、整備兵などを含めると大部隊約3000人の将兵が配属されていたそうです。

紫電改展示館ではおみやげも

紫電改展示館ではお土産なども売られています。海軍カレーや紫電改せんべい、Tシャツなども売られています。

まとめ

紫電改展示館は貴重な資料の数々が無料で展示されています。戦争の悲惨さを感じられる数少ない場所です。

入場は無料なので近くに来た際は是非訪れて何かを感じてください。

紫電改展示館の情報まとめ

住所〒798-4110
愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城689−1 馬瀬山頂公園内
料金無料
アクセス松山駅から約135キロあり、高速を利用すると約140分、利用しないと約180分ほどかかります。
宇和島駅からだと約45キロあり、車で約60分ほどかかります。
営業時間9:00~17:00
休館日は12/29~1/1
電話番号0895723212
オフィシャルサイト愛南町公式HP

近くには愛媛の最南端に位置し、広大な太平洋を望むことができる高茂岬があります。

わざわざ愛媛の端まできているので一緒に見てみてもいいのではないでしょうか

詳しくはこちら

今回は愛媛の最南端に位置し100mを超える断崖が続く『高茂岬』を紹介します。愛媛の岬と言えばほとんどの人は佐田岬の事を思い浮かべると思いますが、『高茂岬』も絶景を堪能できます。おすすめの時間帯は夕日が見える時間帯とノジギクが開花する11月頃です。

また近くには道の駅みしょうMICもあります。

詳しく知りたい方はこちらを読んでください。

黒潮洗う宇和海で獲れる新鮮な海産物や果汁たっぷりの柑橘類等の特産品が人気。近くでは、年中、磯釣り、ウインドサーフィン、スキューバダイビングなどアウトドア中心の気軽なレジャースポットとして人気を集めています。

今日はこのへんでフミでした。

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