みなさん、こんにちは
フミです。
今回は超高性能としても名高い一条工務店さんと我が家の2018年一年間の電気代を比べてみます
超高性能住宅の一条工務店さんと超高性能住宅とは言えない拙宅の電気代を比べるという無謀な挑戦です。
一条工務店の家の性能は?
一条工務店さんは超高性能で有名でその断熱性能は(HPによると)
Q値:0.51
UA値:0.25
と超高断熱です。
断熱性能が高い理由としては「外内ダブル断熱工法」+樹脂トリプルガス入りの超高性能窓のおかげです。
拙宅の性能
充填断熱+樹脂ペアガス入りの拙宅の断熱性能は
私が計算しなおしたUA値は0.56ぐらいでした。
一条工務店さんの断熱性能と比べると倍以上断熱性能が悪いことがわかります。
一条工務店さんと電気代を比較してみる
今回は実際に一条工務店さんで暮らしており、ブログで電気代を公表している家と勝手に比較してみたいと思います。
家族の人数や家の広さや家のある場所や電力会社も違いますがある程度参考になるのではないかと思います。
勝手に比べさせていただくので詳細な条件は省きます。
2018年の電気代で、すべての家はオール電化で太陽光発電は余剰買取です。
i-smart① | i-smart② | i-smart③ | 拙宅 | |
---|---|---|---|---|
家族の人数 | 3人 | 3人 | 3人 | 2人 |
家の広さ | 約30坪 | 約31坪 | 約30坪 | 約37坪 |
電力会社 | 不明 | 関西電力 | 東京電力 | 四国電力 |
太陽光 | 9.6kW | 10kW | 8.4kW | 11kW |
電気代 | 104327円 | 103297円 | 114387円 | 89623円 |
家族の人数は我が家だけ少なく、家の広さは我が家だけ広いのですが
電気代は我が家だけ10万円を切っています。
生活の仕方や冷暖房の仕方が違うとは思いますが、拙宅程度の性能でも一条工務店さんと電気代では勝負できるようです。
一条工務店の電気代が思ったより安くない理由
拙宅がかなり安いこともありますが一条工務店さんの電気代は思ったより安くない理由を考えてみたいと思います。
考えられる理由としては
- 床暖房の電気代が高い
- 日射取得や日射遮蔽があまりできていないかも
ことが考えられます。
床暖房の電気代が高いと考えられる理由としては冬場の電気代が拙宅より高かったことです。拙宅はエアコンのみの使用で、一条工務店さんは基本的には床暖房だと思われます。
日射取得や日射遮蔽があまりできてないと考えられる理由としては、i-smartには軒や庇がないイメージがあります。イメージですので最後にかもとつけています。
一条工務店のHPに載せられている冷暖房費と比べてみる
一条工務店のHPに年間の冷暖房費比較が書かれているページがありますので拙宅の冷暖房費と比べてみたいと思います。
一条工務店のHPではQ値:0.51で年間の冷暖房費が3.8万円と試算されています。
諸条件はかなり違いますが拙宅の簡易なQ値:1.9で実際の年間の冷暖房費は約2.9万円でした。
詳しい記事はこちら
Q値だけで言えば4倍近い差がありますが冷暖房費は拙宅の方が少ないようです。
面積を一条工務店の条件に合わせても約3.5万円でおさまります。
試算と実測なので乖離はあって当然だと思いますが、Q値から考えるとかなり健闘しているのではないかと思われます。
まとめ
超高性能と言われている一条工務店さんと電気代を比較してみましたが、性能ではダブルスコアと言ってもいい拙宅ですが、電気代は安くおさまっています。
快適性については一条工務店さんの床暖房は経験したことがないので何とも言えませんが、拙宅の24時間冷暖房で不快に感じることはほぼありません。
もちろん数値も大事ですが数値を追い求めなくても設計などにより電気代はある程度安くおさまります。
拙宅レベルの断熱性能ならば、普通の建築会社でもほとんどコストアップせずにできるのではないかと思います。
少しコストアップするにしても冷暖房費の削減と、快適な温熱環境で暮らせることを考えるとかなりコストパフォーマンスが良い。(ただし日射取得や日射遮蔽を考える必要はある)
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