みなさん、こんにちは
フミです。
このブログを初めて読む人で
お盆も過ぎましたがまだまだ暑い日が続いています。
そこで真夏の日中にエアコンをとめると室温はどこまであがるのか実験をしてみました。良い子は真似しないでください。
一昨年は丸一日(約25時間)ほどエアコンを使用しない実験をしています。
さらに超高性能住宅を建てていらっしゃるさぬきペンギンさんの実験の記事はこちら
我が家の性能
断熱性能は HEAT20 G1 UA値0.56
延べ床面積 123.39㎡
24時間換気は澄家
日射遮蔽は1階はできていない
午前9時の日当たりの状況
カーテンは遮熱や遮光などの機能がないカーテン
測定条件
エアコンOFFの時間
8月17日の9時頃から8月17日の19時頃までの約10時間
エアコンOFFまでは2Fのエアコン24時間連続冷房
測定場所
家が建っている場所:愛媛の東の端の方
温度計の設置場所:1Fリビングと2F寝室でどちらも窓から1メートル以上離れている
測定の前に温度湿度計をリセットし、エアコンOFFした間の最高気温と最低気温を記録されるようにする。
その他の条件
窓およびカーテンは締切で人の出入りもなし
実験中の外気温
赤で囲んだ部分がエアコンOFFの時間です。
エアコンOFFの間の
最高気温が36.0℃
最低気温が32.5℃
日照時間を見る限りずっとはれていたようです
室温の変化
9時エアコンOFF開始時
リビング 26.5℃
寝室 25.4℃
24時間換気 27℃
9時ごろに家を出て、19時ごろに仕事から帰ってきました。
なおその間もちろん家には誰もいない状態で実験を行っています
19時エアコンOFF終了時
リビング 29.8℃
寝室 31.1℃
24時間換気 29℃
19時からエアコンの使用を開始しました
20時エアコン稼働1時間後
リビング 27.8℃
寝室 29.8℃
リビングは快適な温度に近づきましたが寝室は寝るにはまだまだ暑い。
22時エアコン稼働3時間後
リビング 26.7℃
寝室 28.1℃
リビングは実験開始前の室温にかなり近づきました。寝室はまだ寝るにはすこし不快な室温です
温度変化のまとめ
エアコンOFFの時の温度変化
リビングは日中10時間エアコンを使用しないと3.3℃上昇
2F の寝室は日中10時間エアコンを使用しないと5.7℃上昇
24時間換気は2℃ほど上昇
温かい空気は上昇するので上に行くにしたがって温度の上昇幅は大きくなった
エアコン稼働してからの温度変化
リビングは比較的早く元の快適な室温に戻った。
寝室はエアコンの影響が受けにくい場所で室温をはかっているためエアコン稼働してから4時間後の23時でも寝るには少し暑い室温までしか下がらなかった
24時間換気の表示温度は23時でも1℃しか下がっておらず変化が少ないことが分かった
もとの室温に戻すための電気代と時間は?
実験後にはもとの室温に戻す必要があります・・・
戻さないと快適に過ごせないので戻すまでの時間の間にいつも実験するんじゃなかったと後悔します
リビング
23時頃(約4時間後)に実験開始前の室温に戻りエアコンを停止しました
消費電力は約1.5kWhで電気代は41円でした
2F寝室
2階寝室の温度はエアコンの動きから考えると午前3時台(約8時間後)にいつもの室温近くに戻ったと考えられる
消費電力は約4kWhで電気代は約80円でした
まとめ
当たり前ですが、人間がいる状況でこんな実験はしてはいけません。
1Fと2Fでは当たり前ですが2Fの方が温度上昇していた。
屋根に断熱材を200ミリぐらい吹き付けていますが300ミリぐらいあってもよかったのかもしれない
日射遮蔽されておらず、ある程度の断熱性能ではこの温度上昇は仕方ない
さぬきペンギンさんの家でも3℃ぐらいは上昇していたので我が家は断熱性能の割には健闘しているのではないとかと思われる
室内で熱中症になる方も多いので、エアコンをしっかり利用し熱中症対策をしっかりとしてください
熱中症になれば一泊二日の入院なら医療費は5~10万ぐらいかかり、外来での治療だけでも5000~10000円ぐらいかかります。
そして最悪の場合命を落としますので・・・
電気代を気にせずエアコンの使用をおすすめします。