家づくりを始めたら読むべき本 【5選+α】

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みなさんこんにちはフミです。

いい家、快適な家を建てるために一番必要なものはなんだと思いますか?

それは家についての知識です。

ですがその知識を得る方法がわからない人も多いのではないでしょうか?

リクルート住まいカンパニーの「2019年注文住宅動向・トレンド調査」でも

施主が検討の開始時に困ったことは、「最初に何から始めたらよいかわからない」「建築費用の目安がわからない」「自分たちに合った会社をどう探せばよいかわからない」といった項目が上位に並んでいます。

まず最初にするべきことは家についての勉強です。

その勉強の仕方なのですが、ブログを読むのも一つの方法ではありますが良質な本を読むのが一番確実です。

そこで今回は家づくりを始めたら読むべき本を5冊+αを紹介します。

最初に書いておきますが住宅はデザインも意匠性ももちろん大事です。

まずは住宅は安全、安心、健康に関する部分を大事にしていただきたい。

その部分を主眼にした本の紹介を行います。

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家づくりを始めたら読むべき本 | 5選+α

家づくりで一番大切なのは資金計画なので一冊目はお金に関する本を紹介します。

私の個人的な考え方ですが・・・収入が少ないのなら賃貸もやむなしだと思っております。

家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本

本の帯にも書かれていますが「不動産会社や銀行がしられたくないホンネの話」が書かれています。

営業マンの仕掛ける心理戦や退職金での完済するのは老後破産につながりかねないなどの内容が書かれいます。

家を買うための初心者が、百戦錬磨のプロ(不動産会社や大手ハウスメーカーの営業さん)と渡り合うための知識が効率よく学べる本になっています。

この本は家を買うときに損をしないだけでなく、家を買うことの意味を考えらされる本です。

あとがきに書かれていますが

マイホームを手に入れることで本当に欲しいものがなになのか?

それを手に入れるためにはどうすればいいのか?

目に見えるモノより目に見えないことのほうが大事なのです

この言葉にはすごく共感しました。

詳しく紹介した記事はこちら

今回紹介する本は『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』です。このブログで家の事やお金の事やローンの事をいろいろ書いていますが、お金のプロである千日太郎さんが書いた本の方が、わかりやすくまとまっています。

この後の3冊+αは安心、安全、快適、省エネ、健康などに重きを置いた本の紹介になります

ホントは安いエコハウス

本の帯にも『エコをケチると「住宅貧乏」に』書かれているように初期投資(工事費)を削るとランニングコスト(電気代や修繕費)が高くなり、トータルでのコストが高くなることもあります。

さらにプロ(住宅業界に携わる人)でも陥る25の勘違いを、具体的なデータに基づき丁寧に説明されています。

本物のエコハウスは、良い住環境により、健康かつ経済性に優れている家の事かもしれません。

何も知識を持たず家を買うことがどれだけ損をしているかを、わかりやすく説明されています。

これから家を建てる人にこの本を読んでもらい、建築会社の選ぶのに役立ててほしい。

詳しく紹介した記事はこちら

ブログで住宅についていろいろ書いています。しかし、素人の聞きかじりの情報で正しくない事や、根拠なども希薄な情報もかなり書いています。そこで今回紹介する本『ホントは安いエコハウス』(松尾和也著、日経BP社、2017)は根拠をもとに安くエコハウスを建てるためのデータやノウハウなどが詰め込まれた一冊になっています。

エコハウスのウソ

こちらは『ホントは安いエコハウス』より具体的なエビデンスが書かれており、『ホントは安いエコハウス』より少しだけ難しい内容になっています

本の帯にも『その省エネ、実は増エネかも。』と書かれていますが

常識ではエコだと考えられている事でも、最新のデータなどを見てみると間違っていることもあります。

それら40の誤解をエビデンスや最新のデータを用いてわかりやすく説明されています。

データなども誰でも手に入れることができる物が使われているのでより身近に考えることができます。

真のエコハウスは結果的に住む人にとっても良い家になります。住宅に関係ある人すべてに読んでほしい内容です。

ただしこの本は、どのような家にすればいいのかを詳細には書いていません。それは当たり前の事かもしれません。地域によって気候が違いますし、それぞれ生活の仕方は異なります。ですが本当によい家を見分けれる力がつきます。

詳しく紹介した記事はこちら

当サイトでも住宅についていろいろ書いています。しかし、素人の聞きかじりの情報で正しくない事や、根拠なども希薄な情報もかなり書いています。そこで今回紹介する本『エコハウスのウソ』(前真之著、日経BP社、増補改訂版)はしっかりとしたエビデンスと最新のデータにより「常識のウソ」をただす本となっています

最高の断熱・エコハウスをつくる方法 令和の大改訂版

『ホントは安いエコハウス』や『エコハウスのウソ』では満足できず、いい家を建てるためにしっかりと勉強したい人にはおすすめです

施主側がここまでの知識が必要なのかといわれるぐらい(素人目線では)情報量は多いです。

専門的で素人には難しい内容も含まれていますが、長年高気密高断熱の家を建ててきた著者の経験をもとにした意見は重みがあります。

高気密・高断熱な住宅をめざし、仕様や建材に関する具体的な情報を知り、自分の家に役立てたい人に必読の本です。

詳しく紹介した記事はこちら

今回紹介する本『最高の断熱・エコハウスをつくる方法 令和の大改訂版』(西方里見著)は少し難しいなと感じる部分もありますが、この本を理解し、それを活かして家つくりをすれば性能が良く快適な家建てられること間違いありません。

【+αの本】本音のエコハウス

上の3冊でも物足りない人におすすめです。

私は読んでいる途中で諦めました。

一般の施主さんにはおすすめできないので+αの本にさせていただきました。

設計事務所や工務店さんにはぜひ読んでほしい本です。実務的な面でかなり役立つと思います。

新住協やPHJなどに加盟しているような工務店以外の方は是非買って一読してほしいと思います。わけのわからないコンサルお金をだすのならこちらの本のほうが有益で勉強になります。

・・・と途中で諦めた人が言っています

最後の本は性能や安全だけじゃ家づくり楽しくないですよね。ちょっとしたエッセンスでデザインや意匠性がよくなるとともに生活の質があがります。

伊礼智の「小さな家」70のレシピ

この本では、限られた予算の中で、面積を小さくして住まいの質を上げる、という実例を数多く紹介されています。

家を小さくすることで家族を近くに感じることができたり、建築コストが下がったり、省エネになったりと多くのメリットがあります。

詳しく紹介した記事はこちら

今回紹介する本『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』は小さな家でも居心地の良い生活したい人におすすめの本です。「小さな家」では丁寧な設計が必要で、さらに住み手の常識を壊し、住む力、住む工夫が必要不可欠になります。細部に拘ることで、心地よい空間になり、質が高い空間になることが書かれています。

「小さな家」では丁寧な設計が必要で、さらに住み手の常識を壊し、住む力、住む工夫が必要不可欠になります。

いらないものてんこ盛りの住宅よりも、本当に必要なものの質感が高いほうが幸福度の高い住宅なる。

家づくりを始めたら読むべき本のまとめ

家づくりを始めた時、何をすればわからない人はまず資金計画を立てるとともに自分のライフプランを考えてください。

ネットにも見学会にも様々な家づくりの情報があふれています。

そこで知識がないのは本当に危険です。

知識がないまま家を建ててしまうと後悔してしまうかもしれません。

後悔0の家は、まず無理だと思いますが、少しでも知識を持って家づくりを行えば後悔は減ります。

ただし、知識が増えすぎると逆に家を建てられなくなるかもしれませんので・・・

少しでも多くの人が、より安全に、より快適に、より健康に、より経済的に、・・・な家を建てられること願っています。

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